横浜観光 横浜港シンボルタワー 犬連れ

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横浜観光 横浜港シンボルタワー 犬連れ|公共交通で行くペットと楽しむ穴場スポット

犬連れで楽しむ!港町・横浜の隠れた絶景スポットへ

横浜には、山下公園や赤レンガ倉庫など、ペットと一緒に散歩を楽しめるスポットが多く存在します。しかし、そのなかでも地元民にもあまり知られておらず、まさに「穴場」と呼ぶにふさわしいのが、本牧ふ頭に位置する「横浜港シンボルタワー」です。

なぜ穴場なのか? それは、みなとみらい地区のような主要観光地から少し離れた「港湾エリア」にあり、アクセスがやや特殊だからこそ。しかし、その分、観光客の喧騒とは無縁の、広大な芝生と横浜港を一望するパノラマビューを独り占めできる魅力があります。

今回の記事では「横浜観光 横浜港シンボルタワー 犬連れ」をメインキーワードに、車を持っていない方でも愛犬と一緒に楽しめるよう、公共交通機関を賢く活用したアクセス方法と、現地での具体的な楽しみ方を詳細にご紹介します。

横浜観光は駐車場料金や週末の渋滞が悩みの種ですが、市営バスやシーバス(船)を組み合わせれば、移動時間そのものもアトラクションに変わります。ペット同伴OKなポイントや必要なルールをしっかり押さえながら、海風を感じるゆったりとした横浜観光を楽しみましょう。

記事のポイント4つ

この記事では、犬連れで横浜港シンボルタワーを楽しむための核心的な情報を4点に集約しています。

  • 希少な海辺のフリースペース:横浜港シンボルタワーは、犬連れで広大な芝生と海の景色を同時に楽しめる、横浜市内でも希少な公共スペースです。

  • 公共交通でのアクセス性:車がなくても、横浜市営バスやシーバス、タクシーなどを組み合わせることで、犬連れ(ケージ使用)でもスムーズにアクセスが可能です。

  • 愛犬もリラックスできる環境:広大な芝生広場と、360度の眺望が楽しめる展望塔があり、リード着用でワンちゃんも開放的な気分でリラックスできます。

  • 周辺の散策スポット:本牧市民公園など、タワー周辺にもペットフレンドリーな大規模公園が点在しており、一日中楽しむことができます。


横浜観光 横浜港シンボルタワー 犬連れ|アクセスと施設の魅力

シンボルタワーは、単なる展望台ではありません。横浜港に出入りする船舶のための信号所という重要な役割を担いつつ、市民に開放された憩いの場でもあります。犬連れオーナーにとって、どのような魅力があるのかを深掘りします。

開放感あふれる絶景タワーと芝生広場

横浜港シンボルタワーは、国際航路の入口を示す航路標識(灯台)として、1986年(昭和61年)に完成しました。その名の通り、横浜港のシンボルとして親しまれる、美しい白い八角形のタワーです。高さは地上36.5メートルと控えめですが、展望台(展望室)からは、目の前に広がるベイブリッジの壮大な姿、遠くみなとみらい地区のビル群、そしてコンテナ船が行き交う大黒ふ頭など、港町・横浜ならではのダイナミックな景観を一望できます。

この施設の最大の魅力は、タワーの足元に広がる約30,000平方メートルにも及ぶ広大な芝生広場です。傾斜になっているため、レジャーシートを広げれば、海を見下ろす特等席になります。

ドッグラン施設は併設されていませんが、リードを着用していれば、愛犬と芝生の上を自由に歩き回ったり、一緒に寝転んだりして過ごすことが許可されています。これは、横浜中心部の公園ではなかなか得難い開放感です。

また、週末や祝日を中心に、キッチンカーが出店することもあり、芝生の上でランチを楽しむことも可能。タワーの基部には木陰になるエリアも確保されており、日差しが強い夏場でも、愛犬と共に涼しく休憩できる点も嬉しいポイントです。

横浜港シンボルタワー 利用時の注意点

  • 犬の同伴ルール: 芝生広場はリード着用必須。タワー(展望室)建物内へのペットの立ち入りはできません。
  • 営業時間: 9:30~16:30(時期により変動あり)。休館日(月曜など)もあるため、訪問前に公式サイトでの確認を推奨します。
  • ドッグラン: 専門のドッグラン施設はありません。ノーリードでの利用は厳禁です。
  • 公式サイト: 横浜港シンボルタワー 公式サイト

ペット連れ歓迎の周辺環境

シンボルタワーが位置する本牧ふ頭エリアは、横浜港の物流を支える重要拠点であると同時に、緑豊かな公園群が整備されているエリアでもあります。

タワーのすぐ近くには「本牧ふ頭中央公園」、少し足を延ばせばSL(蒸気機関車)が静態保存されている「本牧市民公園」や、広大な池が特徴の「三溪園(さんけいえん)」(※三溪園はペット同伴不可)などが点在しています。特に本牧市民公園は、シンボルタワーと合わせて訪れたいスポット。広大な敷地内には遊歩道が整備されており、犬連れでゆっくりと季節の移ろいを感じながら散策するのに最適です。

シンボルタワー施設内には自動販売機や簡易トイレ(管理棟内)が設置されていますが、売店などはありません。しかし、本牧エリアまで戻れば、ペット入店可(テラス席のみ)のカフェやレストランもいくつか見つけることができます。散策を楽しんだ後の休憩場所としてリサーチしておくと良いでしょう。

ただし、最も重要なのはマナーです。愛犬の排泄物処理用の袋や、水分補給のための水は必ず持参し、他の利用者に配慮しながら快適なひとときを過ごしましょう。

横浜駅から公共交通でのアクセス

「犬連れでバスや船に乗れるの?」と不安に思うかもしれませんが、横浜市は公共交通機関でのペット同伴ルールが比較的明確に定められています。ここでは、横浜駅を起点とした主要なアクセスルートをご紹介します。

【重要】公共交通機関 犬(ペット)同伴ルール

横浜市内の主要交通機関では、犬を乗せる場合、以下の共通ルールが定められています。これは愛犬の安全と他の乗客への配慮のために必須です。

交通機関 同伴ルール(概要) 料金
横浜市営バス (市営地下鉄) ・全身が完全に収まるケージ(キャリーバッグ等)に入れること。 ・ケージのサイズ制限あり(目安:縦・横・高さの合計が120cm程度)。 ・顔や体の一部が出ないようにすること。 無料 (手回り品扱い)
横浜シーバス (ポートサービス) ・小型犬(または猫)で、ケージ(キャリーバッグ)に入れた場合のみ乗船可能。 ・混雑時や運航状況により乗船を断られる場合あり。 無料 (手回り品扱い)

※最新の規約や詳細は、必ず各交通機関の公式サイトでご確認ください。(参考:横浜市交通局(市営バス) 手回品 / ポートサービス(シーバス)

上記のルールを踏まえた上で、具体的なアクセスルートを見ていきましょう。

  1. 【推奨】横浜駅東口から市営バス26系統に乗車

    • 横浜駅東口バスターミナル(そごう1F)の4番乗り場から、「海づり桟橋」または「横浜港シンボルタワー」行きのバスに乗車します。
    • 所要時間は約30~40分。「横浜港シンボルタワー」バス停で下車すれば、タワーは目の前です。
    • 注意点: 愛犬は必ずケージに入れ、足元や膝の上で安定させてください。ラッシュ時は避け、空いている時間帯を選ぶのが賢明です。
    • (参考:横浜市営バス 路線案内
  2. 市営地下鉄ブルーライン「関内駅」または「桜木町駅」経由

    • 地下鉄で「関内駅」または「桜木町駅」まで移動し、そこから市営バス(26系統など)に乗り換えるルートです。
    • 横浜駅のバス乗り場が混雑している場合や、関内・桜木町周辺も散策したい場合におすすめです。
  3. シーサイドライン利用(八景島方面から)+タクシー

    • 金沢八景や八景島方面からアクセスする場合、シーサイドラインで「新杉田駅」まで移動します。
    • 新杉田駅からはタクシーを利用するのが最も早いです。シンボルタワーまでは約15分、料金は2,000円~2,500円程度が目安です。
    • タクシーも、犬はケージに入れるのがマナーです。
  4. 【観光向け】横浜シーバス + バスorタクシー

    • 横浜駅東口(ベイクォーター)からシーバスに乗船し、「山下公園」で下船します。
    • 海からの景色を楽しみながら移動できる、観光に最適なルートです。(ケージ必須)
    • 山下公園からは、市営バス26系統(山下公園入口バス停)を利用するか、タクシーでシンボルタワーへ向かいます(タクシーで約10分)。

横浜観光 横浜港シンボルタワー 犬連れ|おすすめモデルコース

公共交通機関を利用して、シンボルタワーと周辺を満喫する1日モデルコースをご提案します。愛犬の体力や天候に合わせて調整してください。

【1Dayモデルコース】海風と緑を満喫する本牧リラックス旅

午前10:00:横浜駅東口 出発 横浜駅東口(ベイクォーター)からシーバスに乗船。約15分の快適なクルージングで、海からみなとみらいの景色を楽しみます。(愛犬はケージで待機)

午前10:30:山下公園 到着&散策 山下公園に到着。氷川丸やマリンタワーを背景に、まずは公園内を軽くお散歩。芝生エリアで愛犬を少しリフレッシュさせましょう。

午前11:30:バスで本牧ふ頭へ移動 山下公園入口バス停から市営バス26系統に乗車し、「横浜港シンボルタワー」へ向かいます(約15分)。

昼12:00:シンボルタワーでランチ&お散歩 タワーに到着。広大な芝生広場にレジャーシートを広げ、持参したお弁当や、もしキッチンカーが出ていればそこで購入したグルメでピクニックランチ。食後はリードをつけて、タワー周辺の芝生を愛犬とゆっくり散歩。展望塔(※犬は入れません)からの絶景もぜひ楽しんでください。

午後14:00:本牧市民公園へ移動 バスで数分(または徒歩約20分)移動し、「本牧市民公園」へ。こちらは緑が豊かな公園で、SL広場や池の周りなど、シンボルタワーとは違った雰囲気の散策が楽しめます。

午後15:30:元町・中華街エリアで休憩 バスで元町・中華街エリアへ移動。元町ショッピングストリートは犬連れでの散歩も歓迎されています。ペットOKのカフェ(テラス席)で一休みしたり、中華街でテイクアウトした点心を近くの公園で味わうのもおすすめです。

午後17:00:帰路へ 元町・中華街駅(みなとみらい線)または石川町駅(JR)から帰路につきます。バスで桜木町駅や横浜駅に戻ることも可能です。


横浜観光 横浜港シンボルタワー 犬連れ|記事まとめ

本記事では、公共交通機関を利用して愛犬と「横浜港シンボルタワー」を訪れる方法と、その魅力を解説しました。

  • 貴重な絶景スポット:横浜港シンボルタワーは、犬連れで壮大な海の景色と広大な芝生を楽しめる、横浜市内でも貴重な「穴場」です。

  • 開放的な芝生広場:ドッグランはありませんが、リード着用で愛犬とのんびりピクニックや散歩が楽しめます。

  • 公共交通でアクセスOK:市営バス(26系統)が最も便利。シーバスとバスの組み合わせも観光におすすめです。ケージ(キャリーバッグ)は必須です。

  • 周辺公園も充実:本牧ふ頭中央公園や本牧市民公園など、合わせて訪れたいペットフレンドリーな公園が多数あります。

  • 非日常のロケーション:みなとみらいの喧騒を離れ、自然、眺望、心地よい海風を感じる、癒やしの散策にぴったりのロケーションです。

車がないからと、愛犬とのお出かけを諦めていた方も多いかもしれません。しかし、横浜ではルールとマナーを守れば、多くの交通機関を愛犬と共に利用できます。

次の休日には、お弁当とレジャーシート、そして愛犬用のケージを持って、「横浜港シンボルタワー」という非日常の絶景スポットを訪れてみてはいかがでしょうか?

リードを短めに持ち、排泄物の処理を徹底するなど、マナーをしっかり守りながら。愛犬と共に過ごす、横浜・本牧の特別なひとときを、ぜひ満喫してください。

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