箱根はどこの県?住所や天気と観光情報も解説

箱根の山々を背景に地図を広げて現在地や県境を確認する日本人観光客の様子 横浜から行ける現実逃避
横浜で現実逃避作成イメージ

「箱根はどこの県?」と聞かれたら、答えは神奈川県です。正式には神奈川県足柄下郡箱根町(かながわけん あしがらしもぐん はこねまち)に位置します。

ただし、箱根は神奈川県の南西端にあり、静岡県と長く県境を接しています。さらに富士山と一緒に観光パンフレットや旅行サイトで紹介されることが多いため、「箱根って静岡県だっけ?」「山梨県では?」と迷ってしまう人も少なくありません。

最初に結論

  • 箱根は何県? → 神奈川県
  • 正式な自治体名は? → 神奈川県足柄下郡箱根町
  • 何地方? → 関東地方
  • 静岡県と接している? → 接している
  • 山梨県と接している? → 箱根町は接していない
  • 箱根湯本も神奈川県? → 神奈川県箱根町
  • 芦ノ湖も神奈川県? → 観光の中心となる芦ノ湖東岸・箱根町側は神奈川県箱根町

そして旅行で大切なのは、「何県か」だけではありません。箱根湯本と芦ノ湖、大涌谷では標高が大きく違い、同じ箱根町でも天気や体感温度が変わります。

この記事では、箱根の場所と住所、静岡県と間違えやすい理由、郵便番号、車のナンバー、天気と服装、主要観光地の位置関係、東京・名古屋・大阪方面からのアクセスまで、初めて箱根へ行く人にも分かりやすく解説します。

  • 箱根が神奈川県のどこにあるのか
  • 静岡県・山梨県と間違えやすい理由
  • 箱根町と「箱根」という地名の違い
  • 箱根湯本・強羅・仙石原・芦ノ湖の位置関係
  • 標高差による天気・服装の注意点
  • 東京方面と静岡方面からのアクセス方法

箱根はどこの県?答えは神奈川県

箱根は神奈川県です。

もう少し正確に表現すると、箱根町は神奈川県の南西部にあります。箱根町公式サイトによると、東京から約80kmの場所に位置し、町域の大部分を高原や山岳地帯が占めています。

項目 答え
都道府県 神奈川県
自治体 足柄下郡箱根町
地方区分 関東地方
神奈川県内での位置 南西部・県西地域
東側 小田原市
北側 南足柄市
南側 湯河原町
西側 静岡県

横浜や川崎も同じ神奈川県ですが、箱根は県のかなり西側です。そのため「神奈川県=横浜・湘南・海」というイメージだけを持っていると、山に囲まれた箱根が同じ県にあることを意外に感じるかもしれません。

しかし行政区分としては明確で、箱根町役場の住所も〒250-0398 神奈川県足柄下郡箱根町湯本256です。

つまり、宿泊予約やカーナビ、宅配便などで都道府県を選択するときは「静岡県」ではなく「神奈川県」を選べばOKです。

箱根町の正式な住所と読み方

箱根の正式な自治体名は次のとおりです。

神奈川県 足柄下郡 箱根町

読み方:かながわけん あしがらしもぐん はこねまち

ポイントは、箱根が「箱根市」ではなく箱根町であることです。

箱根町は足柄下郡に属します。足柄下郡には現在、箱根町のほかに湯河原町と真鶴町があります。

「箱根」とだけ聞くと一つの観光地のように感じますが、実際の箱根町には箱根湯本、塔之沢、宮ノ下、小涌谷、強羅、仙石原、元箱根など複数の地域があります。

そのため旅行では「箱根に泊まる」という情報だけでは少し不十分です。

たとえば箱根湯本のホテルと芦ノ湖畔のホテルでは、同じ箱根町内でも移動ルートや周辺観光地が大きく異なります。予約時には「箱根町のどの地域なのか」まで確認するのがおすすめです。

「箱根町」と住所の「箱根」は意味が違う

ここは意外と分かりにくいところです。

箱根町は自治体全体の名称ですが、箱根町の中にはさらに「箱根」という住所の地域があります。

つまり、

  • 神奈川県足柄下郡箱根町湯本
  • 神奈川県足柄下郡箱根町強羅
  • 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原
  • 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根
  • 神奈川県足柄下郡箱根町箱根

という住所が存在します。

「箱根町箱根」という表記を見ると少し不思議ですが、前の「箱根町」は自治体名、後ろの「箱根」は町内の地域名です。

この違いを知っておくと、Googleマップやカーナビで「箱根」と検索した際に、思っていた場所と違うところが表示されても慌てずに済みます。

箱根はなぜ静岡県と間違えやすいの?

富士山を正面に望みながら箱根の山岳道路を快適に走行するドライブの様子

横浜で現実逃避作成イメージ

「箱根は神奈川県」と聞いても、「ずっと静岡県だと思っていた」という人は珍しくありません。

これは単なる勘違いではなく、箱根の地理や観光の見せ方に理由があります。

理由1:箱根町は静岡県と直接県境を接している

最大の理由は、箱根町が本当に静岡県と隣り合っていることです。

箱根町公式資料によると、西側では静岡県の3市2町と接しています。

箱根町と接する静岡県の自治体

  • 御殿場市
  • 裾野市
  • 三島市
  • 小山町
  • 函南町

特に仙石原から御殿場方面は近く、箱根湯本へ戻るより御殿場方面へ抜けるルートのほうが便利なケースもあります。

一方、元記事で誤解しやすかったポイントとして、箱根町の南側は静岡県ではなく神奈川県の湯河原町です。静岡県と接しているのは主として西側になります。

理由2:富士山が大きく見える

箱根の芦ノ湖や大涌谷、外輪山周辺では、天候に恵まれると雄大な富士山を望めます。

富士山といえば静岡県・山梨県のイメージが強いため、富士山が目の前に見える箱根も「静岡県や山梨県なのでは?」と感じやすいわけです。

しかし、富士山が見える場所=静岡県や山梨県とは限りません。箱根の主要観光地の多くは神奈川県箱根町内です。

理由3:「富士箱根伊豆」という名称で一緒に紹介される

箱根は富士箱根伊豆国立公園の一部です。

この国立公園は東京都・神奈川県・山梨県・静岡県にまたがる非常に広い国立公園で、環境省は大きく「富士山地域」「箱根地域」「伊豆半島地域」「伊豆諸島地域」に分けています。

名前に「富士」「箱根」「伊豆」が並んでいるため、旅行情報では県境を越えた一つの観光エリアとして扱われることがあります。

その結果、

  • 富士山 → 山梨県・静岡県
  • 伊豆 → 静岡県
  • 箱根 → ???

となり、「箱根も静岡県では?」と混同されやすいのです。

覚え方

「富士箱根伊豆」は観光・自然環境としての広域名称です。
自治体としての箱根町は神奈川県と覚えておけば迷いません。

箱根は山梨県ではない

富士山や富士五湖と一緒に箱根旅行を計画する人も多いため、「箱根は山梨県?」と検索されることもあります。

しかし、箱根町は山梨県ではありません。また、箱根町と山梨県は直接接していません。

富士箱根伊豆国立公園には山梨県側の富士五湖なども含まれるため、観光エリアとして関連が深いだけです。

箱根の郵便番号を見ると場所の違いが分かりやすい

多くの日本人観光客で賑わう箱根湯本駅前の商店街と食べ歩きの活気ある風景

横浜で現実逃避作成イメージ

日本郵便の郵便番号検索を見ると、箱根町内でも地域ごとに異なる郵便番号が設定されています。

地域 郵便番号 主な特徴
湯本 250-0311 箱根湯本駅がある箱根観光の玄関口
塔之澤 250-0315 箱根湯本の奥にある歴史ある温泉地
宮ノ下 250-0404 クラシックホテルなどで知られる温泉地
強羅 250-0408 登山電車・ケーブルカーの乗り継ぎ拠点
仙石原 250-0631 すすき草原や美術館が集まる高原エリア
箱根 250-0521 芦ノ湖南側・箱根関所周辺
元箱根 250-0522 箱根神社や元箱根港がある芦ノ湖東岸

ホテルを予約したら、施設名だけでなく「湯本」「強羅」「仙石原」「元箱根」など住所の地域名を見ておきましょう。

箱根は山道が多いため、地図上の直線距離が近く見えても移動に時間がかかることがあります。

たとえば「箱根湯本の食べ歩きを楽しんでから、仙石原の美術館へ行き、芦ノ湖を見て宿へ」という計画なら、複数の交通機関やバスを利用することになります。

箱根湯本駅周辺を中心に観光する場合は、実在する関連記事「箱根湯本食べ歩きマップ決定版!絶品グルメと失敗しない攻略法」もあわせて確認すると、駅前での過ごし方をイメージしやすくなります。

箱根は何地方?関東地方に含まれる

箱根は神奈川県なので、地方区分では関東地方です。

「関東」と聞くと東京・横浜の市街地をイメージしがちですが、関東地方には丹沢や箱根のような山岳エリアもあります。

箱根町は神奈川県の西端に近く、東京都心からも比較的アクセスしやすい一方、カルデラや外輪山、芦ノ湖、大涌谷など、都市部とはまったく異なる自然環境があります。

行政上は神奈川県・関東地方ですが、旅行者の感覚としては「首都圏から行きやすい本格的な山岳温泉リゾート」と考えると分かりやすいでしょう。

箱根の車は「湘南ナンバー」

もう一つ面白いのが自動車のナンバープレートです。

箱根町は国土交通省の湘南自動車検査登録事務所の管轄区域に含まれるため、箱根町を使用の本拠とする登録自動車は基本的に「湘南」ナンバーです。

軽自動車についても、軽自動車検査協会の神奈川事務所湘南支所の管轄で、箱根町は「湘南」ナンバーの地域に含まれています。

箱根なのに湘南?

「湘南」と聞くと藤沢・茅ヶ崎など海沿いを想像しますが、湘南ナンバーの管轄は小田原市や南足柄市、足柄下郡の箱根町・真鶴町・湯河原町などにも広がっています。

ただし、観光地を走っている車はレンタカーや県外から来た車も非常に多いため、「湘南ナンバーなら必ず箱根の地元車」という意味ではありません。

箱根の天気は神奈川県の予報だけで判断しないほうがいい

標高の高い芦ノ湖畔でコートやマフラーを着用し寒さ対策をして観光を楽しむ日本人カップル

横浜で現実逃避作成イメージ

「箱根は神奈川県だから、横浜と同じ天気・服装で大丈夫」と考えるのはおすすめできません。

箱根旅行では、県名よりも標高が重要です。

箱根町は高低差が大きく、低い場所にある箱根湯本から、標高700mを超える芦ノ湖周辺、さらに標高1,000mを超える大涌谷まで短時間で移動できます。

芦ノ湖は海抜724m・大涌谷は標高1,042m

箱根町観光協会によると、芦ノ湖は海抜724mにあります。また、大涌谷は標高1,042mです。

特に大涌谷については、公式サイトでも「夏でも曇りや雨の日は肌寒い」「長袖や雨具、上に羽織るものを持参する」ことが案内されています。

エリア 特徴 服装で意識したいこと
箱根湯本 箱根の玄関口。町内では比較的標高が低い 出発地と同程度でも、山へ移動するなら羽織物を用意
宮ノ下・強羅 山を登った中腹エリア 春秋は朝夕の冷え込みを考えて重ね着
仙石原 高原エリア 風や朝夕の冷え込みに対応できる服装
芦ノ湖 海抜724m 湖畔は風があると体感温度が下がりやすい
大涌谷 標高1,042m 夏でも羽織物、雨具を用意すると安心

一般的には標高が高くなるほど気温は低くなるため、箱根湯本では暖かくても、大涌谷へ着くと「思ったより寒い」と感じることがあります。

ただし、気温差はその日の天候、風、湿度、季節によって変わります。「東京より必ず○℃低い」と固定して考えるのではなく、旅行当日に箱根各エリアの予報を確認するのが確実です。

箱根では霧にも注意

山の天気は変わりやすく、箱根では霧によって視界が悪くなることもあります。

特に大涌谷は霧に包まれる日が多いと案内されており、晴天の箱根湯本からロープウェイ方面へ向かったら、山の上では景色がほとんど見えないということも考えられます。

富士山を見ることを最大の目的にする場合も、「箱根へ行けば必ず見える」とは考えず、天気予報やライブカメラを確認しておくのがおすすめです。

雨予報の日に箱根へ出かける場合は、「箱根観光を雨でも楽しむ!雨の日のおすすめスポットとモデルコース」も参考になります。

冬に車で行くなら積雪・路面凍結への備えが必要

冬の箱根を車で訪れる場合は特に注意が必要です。

神奈川県では、箱根などの山間部で冬季に積雪や路面凍結が発生すると案内しており、冬用タイヤの装着やタイヤチェーンの携行を呼びかけています。

「神奈川県だから雪は大丈夫」と判断するのは危険です。

冬の箱根を車で走る前に確認

  • 天気予報
  • 道路の積雪・凍結情報
  • 通行止め情報
  • 冬用タイヤの装着
  • タイヤチェーンの準備

特に早朝は路面凍結が起こる可能性があります。雪の日や強い寒波の際は、無理に車で山へ入らず、公共交通機関を含めて移動方法を検討しましょう。

箱根の主要観光スポットはどこにある?

芦ノ湖の湖上に静かに佇む箱根神社の平和の鳥居と遠景に見える富士山

横浜で現実逃避作成イメージ

箱根は一つの観光地のように紹介されますが、実際には複数の観光エリアに分かれています。

初めて行く人は、まず箱根湯本・宮ノ下/強羅・大涌谷・仙石原・芦ノ湖という位置関係をざっくり理解しておくと、旅程を組みやすくなります。

箱根湯本|電車で箱根へ入る玄関口

箱根湯本は、小田原方面から箱根へ入る代表的な玄関口です。

箱根湯本駅の所在地は神奈川県足柄下郡箱根町湯本。もちろんここも神奈川県です。

駅前には土産店や飲食店が集まり、温泉街らしい雰囲気を楽しめます。箱根の山を周遊せず、箱根湯本周辺だけで食べ歩きや日帰り温泉を楽しむ旅行も可能です。

宮ノ下・強羅|温泉と美術館巡りの拠点

箱根湯本から山側へ進むと、宮ノ下や強羅があります。

宮ノ下は歴史ある温泉地として知られ、強羅は箱根登山電車とケーブルカーを乗り継ぐ際の重要な拠点です。

彫刻の森美術館など、箱根を代表する美術館を組み合わせたい人にも便利なエリアです。

大涌谷|標高1,000mを超える箱根の代表景勝地

大涌谷は、現在も噴気が立ち上る火山地形を間近に見られる箱根の代表的なスポットです。

箱根ロープウェイを利用する周遊ルートに組み込まれることが多く、天候が良ければ富士山を望めることもあります。

一方で、火山性ガスや天候の影響によって利用に制限が生じる場合があります。訪問当日は公式の運行・安全情報を確認してください。

仙石原|すすき草原と美術館の高原エリア

仙石原は箱根町の北西部に位置する高原エリアです。

すすき草原で有名なほか、ポーラ美術館や箱根ガラスの森美術館などが点在しています。

御殿場方面とのアクセスもしやすいため、「箱根+御殿場」を組み合わせた旅行とも相性の良い場所です。

芦ノ湖・元箱根|箱根神社と富士山の景観

芦ノ湖は箱根観光を象徴する場所の一つです。

元箱根には箱根神社があり、湖畔から富士山を望める日もあります。箱根海賊船を利用すれば、桃源台・元箱根港・箱根町港などを船で移動できます。

なお、「芦ノ湖」という名称だけでは自治体の感覚が分かりにくいのですが、箱根観光で訪れる元箱根港や箱根町港周辺は神奈川県足柄下郡箱根町です。

箱根の観光は「一つの町なのに広い」と考えると失敗しにくい

箱根旅行でよくある勘違いが、「箱根町の中だから、どこもすぐ移動できるだろう」というものです。

実際には山岳地帯なので、移動には鉄道・ケーブルカー・ロープウェイ・船・バスなどを組み合わせます。

箱根ナビでは、箱根湯本から強羅→早雲山→大涌谷→桃源台・芦ノ湖へと周遊するルートを「箱根ゴールデンコース」として紹介しています。

箱根観光では移動そのものも楽しみの一つですが、予定を詰め込みすぎると乗り換えばかりになってしまいます。

初めて箱根へ行くなら

  • 箱根湯本+強羅
  • 大涌谷+芦ノ湖
  • 仙石原+美術館

など、エリアをある程度まとめて回ると余裕のある旅行になります。

限られた時間で観光する場合は、「箱根観光モデルコースを半日で満喫!効率よく巡るおすすめルート」もあわせて参考にしてください。

箱根は温泉もエリアによって違う

箱根といえば温泉ですが、箱根全体が一つの同じ温泉というわけではありません。

箱根町観光協会では、現在「箱根十七湯」として17の温泉場を紹介しています。

かつては「箱根七湯」と呼ばれていた湯本・塔之沢・堂ヶ島・宮ノ下・底倉・木賀・芦之湯を中心に、その後新しい温泉場が加わって現在の形になりました。

元記事では「箱根二十湯」としていましたが、箱根町観光協会の現在の公式表記に合わせ、箱根十七湯とするのが適切です。

箱根湯本温泉

箱根湯本は箱根十七湯の中でも歴史の古い温泉地で、箱根観光の玄関口でもあります。

公式情報では、単純温泉、アルカリ性単純温泉、ナトリウム-塩化物泉など複数の泉質が確認されています。

電車で行きやすく、日帰り旅行でも温泉を楽しみやすいのが大きな魅力です。

強羅温泉

強羅温泉も一種類の泉質だけではありません。

造成温泉やボーリングによる温泉があり、宿泊施設によって異なるタイプのお湯を楽しめます。

仙石原温泉

仙石原温泉では、カルシウム-硫酸塩泉や単純硫黄泉などが案内されています。

白濁した温泉を楽しめる宿もあり、「温泉らしい硫黄の雰囲気を味わいたい」という人から選ばれるエリアの一つです。

宿選びでは「箱根温泉」だけで決めない

同じ箱根町でもエリア・施設によって泉質や源泉が異なります。予約時には「どの温泉地なのか」「宿が利用している温泉の泉質は何か」を確認すると、自分に合った宿を選びやすくなります。

箱根へのアクセス|東京からも静岡からも行ける

箱根が静岡県と勘違いされる理由の一つとして、静岡県側からもアクセスできることがあります。

ただし、東京・横浜方面から向かう場合は小田原や箱根湯本を経由するルートが分かりやすいでしょう。

東京・新宿方面から箱根湯本

東京方面から公共交通機関で箱根へ行く定番の一つが小田急ロマンスカーです。

小田急電鉄では、新宿駅と箱根湯本駅を結ぶ直通ロマンスカーを運行しており、列車によっては新宿から箱根湯本まで最速75分で移動できます。

乗り換えを少なくして箱根湯本まで行きたい人には便利な方法です。

東海道新幹線なら小田原駅が便利

東海道新幹線を利用する場合は、小田原駅が神奈川県側の代表的な玄関口です。

小田原駅からは箱根登山電車で箱根湯本方面へ向かえるほか、元箱根港・箱根町港・桃源台方面へ向かうバスもあります。

ただし、すべての新幹線が小田原駅に停車するわけではありません。列車を予約するときは停車駅を確認してください。

名古屋・大阪方面から芦ノ湖なら三島駅も選択肢

関西・名古屋方面から芦ノ湖周辺を目指す場合は、静岡県の三島駅を利用するルートもあります。

箱根町港や元箱根港からは三島駅方面へ向かう東海バスが運行されています。

つまり「箱根へ行くのに静岡県の駅で降りる」というケースが実際にあるため、これも箱根が静岡県だと勘違いされやすい理由の一つです。

宿泊場所が箱根湯本・強羅側なら小田原、芦ノ湖・箱根町側なら三島も比較対象にする、と考えるとルートを選びやすくなります。

箱根を広く周遊するならフリーパスも比較

箱根登山線、箱根登山バス、ケーブルカー、ロープウェイ、箱根海賊船など複数の交通機関を使う旅行では、箱根フリーパスが便利な場合があります。

一方で、箱根湯本周辺だけを観光する場合などは、必ずしもフリーパスが最安になるとは限りません。

利用予定の乗り物を先に決めてから判断したい人は、「箱根フリーパスはお得か?2026年最新料金で損益分岐点を徹底検証」で詳しく比較しています。

箱根はどこの県?よくある質問

最後に、「箱根はどこの県?」と調べている人があわせて疑問に感じやすいポイントをまとめます。

箱根は神奈川県ですか?

はい。箱根は神奈川県です。正式な自治体名は「神奈川県足柄下郡箱根町」です。

箱根は静岡県ではないのですか?

箱根町そのものは神奈川県です。ただし箱根町の西側は静岡県と接しており、御殿場市・裾野市・三島市・小山町・函南町が隣接しています。

箱根は山梨県ですか?

いいえ。箱根町は山梨県ではなく神奈川県です。また、箱根町は山梨県とは直接県境を接していません。

箱根湯本は何県ですか?

神奈川県です。箱根湯本駅の所在地は神奈川県足柄下郡箱根町湯本です。

強羅は何県ですか?

強羅も神奈川県足柄下郡箱根町です。箱根登山電車の終点であり、ケーブルカーへ乗り換える代表的な観光拠点です。

仙石原は何県ですか?

仙石原も神奈川県箱根町です。静岡県御殿場方面に近いため静岡県のイメージを持ちやすいですが、住所は神奈川県です。

大涌谷は何県ですか?

大涌谷の代表的な観光エリアも神奈川県足柄下郡箱根町にあります。標高は約1,042mです。

芦ノ湖は何県ですか?

箱根観光で利用する元箱根港・箱根町港など芦ノ湖東岸・南岸の主要観光エリアは神奈川県箱根町です。芦ノ湖は静岡県との県境にも近いため、場所を混同しやすいポイントです。

箱根は関東ですか?

はい。神奈川県にあるため、箱根は関東地方に含まれます。

箱根の車は何ナンバーですか?

箱根町は湘南自動車検査登録事務所の管轄なので、箱根町を使用の本拠とする自動車は基本的に湘南ナンバーです。

箱根旅行では神奈川県の天気を見れば十分ですか?

県全体の予報だけでなく、箱根の目的地周辺の天気も確認するのがおすすめです。箱根湯本から芦ノ湖、大涌谷へ向かうと標高が大きく上がるため、気温・風・霧などの状況が異なることがあります。

まとめ|箱根は神奈川県。静岡県との県境に近い関東の温泉地

「箱根はどこの県?」という疑問への答えは、神奈川県です。

この記事のまとめ

  • 箱根の正式な自治体名は神奈川県足柄下郡箱根町
  • 箱根は関東地方に含まれる
  • 箱根町の西側は静岡県の3市2町と接している
  • 箱根町は山梨県とは接していない
  • 富士箱根伊豆国立公園が複数県にまたがるため県名を混同しやすい
  • 箱根湯本・強羅・仙石原・大涌谷・元箱根はいずれも神奈川県箱根町
  • 芦ノ湖は海抜724m、大涌谷は標高1,042mで、箱根湯本とは気候が異なりやすい
  • 冬の車移動では積雪・路面凍結への備えが必要
  • 東京方面は小田原・箱根湯本、静岡方面からは三島経由というアクセス方法もある

箱根を静岡県だと思ってしまうのは、決して不思議ではありません。静岡県と直接接しているうえ、富士山が見え、「富士箱根伊豆」という広い観光エリアでも一緒に紹介されるからです。

ただ、住所を書くときや宿泊施設を検索するときは「神奈川県」で覚えておけば大丈夫です。

そして実際に旅行を計画するときは、県名よりも「箱根町のどのエリアへ行くか」を意識することが重要です。

箱根湯本で温泉街と食べ歩きを楽しむのか、強羅で美術館を巡るのか、大涌谷から芦ノ湖を周遊するのか、仙石原で高原の自然を楽しむのか。目的地を絞るだけでも、移動時間や服装、必要な交通手段が見えてきます。

「箱根=神奈川県」と覚えたうえで、山岳リゾートならではの高低差や県境に近い地理を理解しておくと、箱根旅行をよりスムーズに楽しめるでしょう。

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