横浜発!犬と行くバスツアー比較|おすすめ会社と選び方ガイド

広々としたバスの座席で隣に愛犬を座らせ、笑顔でリラックスしている飼い主(日本人女性)の様子。犬専用バスツアーの快適な経験を伝える。 楽しく過ごす
横浜で現実逃避作成イメージ

横浜発!犬と行くバスツアー比較|おすすめ会社と選び方ガイド

愛犬と一緒にいろんな景色を見に行きたいけれど、車を持っていないしレンタカーの運転も少し不安、そんな風に悩んでいませんか。実は、首都圏の中でも特に「横浜発」の愛犬同伴バスツアーがいま、非常に充実してきているんです。電車ではケージに閉じ込めなければならない愛犬も、バスツアーなら隣の席で一緒に過ごせますし、車酔い対策やトイレ休憩のタイミング、おむつのマナーといった不安要素も、専用ツアーならしっかり配慮されています。一人参加の方や大型犬の飼い主さんでも楽しめる条件が整っているのか、ワクチンの証明はどうすればいいのか、事前に知っておくべきポイントはいくつかあります。私自身も最初は「本当にうちの子がバスに乗れるのかな」と不安でいっぱいでしたが、一度利用してみるとその快適さに驚き、今では愛犬との行動範囲がぐっと広がりました。

  • いぬバスやわんわんトラベルなど主要ツアー会社の特徴と違い
  • 車酔いやトイレ休憩の頻度など乗車前に知っておくべき対策
  • 一人参加や大型犬でも安心して楽しめる座席配置と条件
  • 八ヶ岳や季節の花を巡るおすすめの横浜発ツアー行き先リスト

失敗しない犬との横浜発バスツアーの選び方

初めて愛犬とバスツアーに参加する際、どの会社を選べば快適に過ごせるのか、迷ってしまうことはありませんか。料金だけで選んでしまうと、座席が狭くて愛犬が落ち着かなかったり、休憩が少なくてヒヤヒヤしたりすることになりかねません。ここでは、座席の広さやトイレ休憩の頻度、各社独自のルールなど、予約前に必ずチェックしておきたいポイントを詳しく整理しました。

いぬバスやわんわんトラベルの徹底比較

横浜発のバスツアーを選ぶ際、まず候補に挙がる主要プレイヤーが「いぬバス」と「わんわんトラベル」です。どちらも素晴らしいサービスを提供していますが、そのコンセプトや座席の考え方は大きく異なります。自分の愛犬の性格に合わせて選ぶことが、旅の成功の鍵となります。

隣が気にならない「いぬバス」の2席確約システム

犬専用バスの車内。参加者1名に対し2席が確約され、隣の席で愛犬がキャリーバッグから出てゆったり過ごしている様子。

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まず「いぬバス」の最大の特徴は、参加者1人につき2席が確約されている点です。通常の格安バスツアーでは、知らない人が隣に座ることが一般的ですが、いぬバスでは隣の席は必ず「愛犬専用のスペース」として確保されます。

これの何が良いかというと、例えばキャリーバッグから顔を出しても隣の人に迷惑をかける心配がありませんし、中型犬や大型犬でも足元や座席を使ってゆったりと体を伸ばすことができます。座席には防水シートカバーが標準装備されているので、抜け毛や汚れを気にするストレスが大幅に減るのも、飼い主としては本当に嬉しいポイントですね。

プライベート空間を作る「わんわんトラベル」

座席間にロールスクリーンが設置され、他の犬からの視線が遮断されたプライベート空間で愛犬とくつろぐ様子。

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一方、「わんわんトラベル」はバスのハードウェア改造に力を入れています。最大の特徴は、座席間にロールスクリーンを設置して個室のような空間を作り出していることです。さらに、前後の座席を互い違いに配置することで、通路を通る人や他の犬との接触を最小限に抑えています。

他のワンちゃんを見ると興奮して吠えてしまう子や、逆に怖がりで物陰に隠れたがるような性格の子には、この「視線の遮断」が精神的な安定につながります。「周りが見えなければ大人しい」というタイプの子には、わんわんトラベルの仕様が非常にマッチするでしょう。

主要2社の特徴比較表

項目 いぬバス わんわんトラベル
座席配置 1人2席確約(隣は愛犬) 独立シート・互い違い配置
視線対策 オープン(飼い主が壁になる) ロールスクリーンで遮断
こんな犬向き 飼い主とくっついていたい子 他の犬が苦手・怖がりな子
特徴 横浜・町田発着が豊富 ハード面の改造・清潔感

犬の車酔いが心配な時の対策と予防

バスに乗る前に、愛犬に車酔い対策の薬(酔い止め)を優しく与えている日本人飼い主の手元と犬の顔。

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「うちの子、車に酔いやすいから心配…」という声は本当によく聞きます。せっかくの旅行なのに、愛犬がぐったりしてしまっては楽しめませんよね。犬の車酔いは、平衡感覚の乱れだけでなく、「また気持ち悪くなるかも」という予期不安や興奮といった精神的な要因も大きく関わっていると言われています。

実は、大型バスは乗用車よりも視点が高く、エアサスペンションがついているため、物理的な揺れや振動は乗用車より少ないことが多いのです。実際、自家用車では酔うけれどバスなら大丈夫だった、という声も意外と多く聞かれます。

それでも心配な場合は、獣医師に相談して犬用の酔い止め薬(セレニアやカーロップなど)を処方してもらうのが最も確実です。市販のサプリメントよりも即効性と効果が高いので、お守り代わりに持っておくだけでも飼い主さんの心の余裕が変わります。

当日の過ごし方のコツ 朝ごはんは出発の2〜3時間前には済ませ、胃の中を空っぽに近い状態にしておきましょう。また、バスの中では飼い主さんがリラックスして過ごすことが大切です。飼い主の「酔わないかな?」という緊張はリードを通じて愛犬に伝わってしまうので、「大丈夫だよ」と優しく声をかけながら、ゆったり構えていてくださいね。

トイレ休憩の頻度とおむつ事情

サービスエリア(SA)の緑地でリードを付け、マナーパンツ(おむつ)を着用して休憩中の犬。トイレマナーの重要性を表現。

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長時間の移動で最も気になるのがトイレの問題ではないでしょうか。基本的に、どの犬専用バスツアー会社も「1時間半〜2時間に1回」のペースでSA(サービスエリア)などでの休憩を設定しています。これは人間のトイレ休憩よりも高頻度で、ワンちゃんが外の空気を吸ってリフレッシュし、排泄する時間を確保するためです。

そして、車内でのマナーとして欠かせないのが「マナーパンツ(おむつ)」の着用です。これについては、「うちはトイレトレーニング完璧だから大丈夫」と思っている方でも、必ず着用する必要があります。

なぜマナーパンツが必須なのか? 環境が変わると、緊張や興奮から普段しないような場所で粗相をしてしまうことがあります。また、マーキングの習性がある子もいます。マナーパンツは、粗相を防ぐだけでなく、「周囲へのエチケット」として、参加者全員が気持ちよく過ごすための防波堤となります。

普段おむつを履き慣れていない子は、旅行の数週間前から家でマナーパンツを履いておやつをあげるなど、「パンツ=いいことがある」と関連付ける練習をしておくと良いでしょう。当日は、休憩のたびにSAのドッグランや緑地でしっかり排泄を促してあげれば、移動中はぐっすり眠ってくれることが多いですよ。

一人参加でも安心な座席の広さ

最近は「ソロ活」として、愛犬と二人きり(一人と一匹)で参加される方も非常に増えています。友人と予定を合わせる必要がなく、愛犬のペースだけで動けるのは気楽で楽しいものです。ここで重要になるのが、やはり座席の配置です。

先ほど紹介した「いぬバス」のような「1人2席確約」のプランは、一人参加の方にこそおすすめしたいシステムです。隣に知らない人が座ることがないため、気疲れしませんし、自分の荷物と犬のバギーやキャリーバッグを置くスペースも十分に確保できます。

また、一人参加で一番困るのが、飼い主自身のトイレ休憩です。「自分がトイレに行く間、バスに犬を残して大丈夫?」「誰かに預けないといけない?」と不安になりますよね。多くのツアーでは、添乗員さんやスタッフがバスの入り口付近で待機しており、ワンちゃんを一時的に見ていてくれるサポート体制があります。申し込み時に「一人参加ですが、休憩時のサポートはありますか?」と一言確認しておくと、より安心できるはずです。

大型犬の参加条件と持ち物リスト

大型犬がバスの広い座席スペースに落ち着いて座り、飼い主がスタッフに狂犬病予防やワクチンの接種証明書を提示している様子。

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ゴールデンレトリバーやラブラドールなどの大型犬と暮らす飼い主さんにとって、公共交通機関での移動はハードルが高いものです。しかし、バスツアーなら参加できる可能性があります。ただし、参加条件は会社によって大きく異なるため注意が必要です。

  • いぬバスの場合:比較的寛容で、座席(2席分)の範囲内で制御できれば、大型犬も参加OKな場合が多いです。床にステイさせたり、座席に専用シートを敷いて座らせたりできます。
  • 一般的なツアーの場合:「抱っこできるサイズまで(約10kg以下)」や「中型犬まで(ケージに入るサイズ)」と制限されていることがあります。

必ず公式サイトで「許容体重」や「犬種制限」を確認しましょう。また、すべてのツアーにおいて、「狂犬病予防注射」と「混合ワクチン(5種以上など)」の接種証明書(1年以内のもの)の提示が必須です。

これは、多くの犬が集まる環境での感染症予防と、法律上の義務を遵守しているかを確認するためです。(出典:厚生労働省『狂犬病について』

これだけは忘れずに!基本の持ち物リスト

ジャンル アイテム名 備考
必須 リード(伸縮しないタイプ) SAなど人混みでの事故防止のため短めに
マナーパンツ・マナーベルト 予備も含めて多めに持参
書類 ワクチン接種証明書 原本またはスマホの写真でも可の場合あり
狂犬病予防注射済票 首輪に装着しておくのがベスト
便利 カフェマット 座席や立ち寄り先のカフェで必須
ウェットティッシュ 足拭きやお尻拭きに

おすすめの犬と行く横浜発バスツアー人気4選

準備や心構えが整ったら、次は具体的なプラン選びです。横浜発のツアーは、首都高や東名高速へのアクセスが良い利点を活かし、八ヶ岳や伊豆、千葉方面など魅力的なコースがたくさん設定されています。ここでは特におすすめの4つのタイプをご紹介します。

八ヶ岳の自然を満喫する日帰り旅

八ヶ岳や清里のような広大な自然の中で、ロングリードを使って愛犬が楽しそうに走り回っている様子。

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横浜発のバスツアーで不動の人気を誇るのが、山梨県の八ヶ岳・清里エリアへのツアーです。横浜からだと保土ヶ谷バイパスから圏央道・中央道を経由することで、都内の渋滞を避けつつ比較的スムーズにアクセスできます。

何より標高が高くて夏でも涼しいのが最大の魅力。「萌木の村」や「清泉寮」など、犬連れで入れる施設やテラス席のあるレストランが非常に密集しており、まさに「ドッグフレンドリーな聖地」です。広大な牧草地でロングリードを使って走り回ったり、木漏れ日の中を散策したりと、都会のアスファルトでは味わえない自然体験が待っています。「いぬバス」ではこのエリアのツアーが頻繁に組まれているので、初心者の方が最初に選ぶコースとしても最適です。

季節の花を巡るVIPわんツアー

「愛犬とSNS映えする写真を撮りたい!」「季節感のあるお出かけがしたい」という方には、平成エンタープライズが手掛ける「VIPわんツアー」のような、季節のイベントや絶景スポット重視のプランがぴったりです。

例えば、春なら茨城・ひたち海浜公園のネモフィラブルー、あるいは富士本栖湖の芝桜。初夏なら千葉でのメロン狩りなど、「その時期にしか見られない絶景」を効率よく巡れるのがバスツアーの強みです。人気スポットは駐車場に入るだけで1時間待ち…なんてこともザラにありますが、バスツアーなら入り口近くで降ろしてもらえることも多く、運転の疲れもないので、体力を温存しながら撮影や散策に集中できます。

自由行動できるわんわんトラベル

「バスで楽に行きたいけど、現地に着いたら団体行動じゃなくて自由に動きたい」というワガママを叶えてくれるのが、わんわんトラベルなどが実施する「フリープラン」です。

例えば、横浜発で鎌倉や湘南、あるいは横浜市内の観光地を巡るマイクロツーリズム的なプランもあります。バスで目的地まで移動し、現地では数時間の完全自由行動、といったスタイルです。これなら、自分のペースで愛犬と散歩したり、行列のできる話題のカフェに並んだりと、自由度の高い旅が楽しめます。

ちなみに、もし横浜のベイエリア周辺を愛犬と散策するコースを考えているなら、以前私が書いた横浜観光を3時間で満喫 現実逃避ショートトリップの記事も参考になるかもしれません。山下公園周辺の時間の使い方のヒントになれば幸いです。

 宿泊付きのラグジュアリープラン

たまには奮発して、愛犬と極上の休日を過ごしたい。そんな時は、クラブツーリズムなどが企画する「ラグジュアリーバスツアー」をチェックしてみてください。

通常の観光バスよりも座席数が少ない、化粧台付きトイレなどを完備した豪華車両(ロイヤルクルーザーなど)を使用し、宿泊先も「レジーナリゾート」や「カーロ・フォレスタ」といった、犬連れ専用の高級リゾートホテルが設定されています。添乗員さんがしっかりサポートしてくれるので、初めての宿泊旅行でも安心です。価格帯は高めですが、結婚記念日や愛犬の誕生日など、特別な日の思い出作りとして選ばれる方が多いですね。

最高の犬との横浜発バスツアーへ

横浜発の犬バスツアーは、単なる「移動手段」ではありません。それは、愛犬と一緒に「同じ景色を見て、同じ時間を共有する」ための、新しいライフスタイルの提案です。自分で運転しなくて良いので、帰りの渋滞で疲弊することもなく、お酒を飲んだり、遊び疲れて隣で眠る愛犬の頭を撫でたりしながら帰ってこられるのは、バスツアーならではの贅沢な時間です。

「迷惑をかけないかな?」「大丈夫かな?」という不安は、事前のしっかりとした準備と、自分と愛犬の性格に合ったツアー会社選びで必ず解消できます。まずは日帰りの近場から、愛犬との新しい旅のスタイルを始めてみてはいかがでしょうか。きっと、これまで見たことのない愛犬の笑顔に出会えるはずです。

注意 本記事の情報は執筆時点の一般的な内容に基づいています。ツアーの内容や参加条件、料金、犬種制限などは時期やプランによって変更される場合があります。正確な最新情報は必ず各旅行会社の公式サイトをご確認ください。

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