横浜・八景島シーパラダイスや海の公園、三井アウトレットパーク横浜ベイサイド、南部市場方面へ出かけるときに気になるのが、「シーサイドライン一日乗車券は本当にお得なのか?」ということではないでしょうか。
シーサイドラインには、全線を自由に乗り降りできる通常の「1日乗車券」があります。一方、京急線を利用して八景島シーパラダイスへ行く人向けには、京急線往復、水族館、シーサイドライン1日乗車券などがセットになった「横浜・八景島シーパラきっぷ」も販売されています。
名前だけを見ると似ていますが、この2つは目的がまったく違います。
先に結論
- シーサイドラインを2回乗るだけなら、通常運賃のほうが安い
- 3回以上乗り降りするなら、1日乗車券がお得になりやすい
- JR新杉田駅から八景島を単純往復するだけなら、Suica・PASMOがお得
- 京急線+八景島シーパラダイスの水族館が目的なら、「横浜・八景島シーパラきっぷ」を最初に比較したい
- 通常の1日乗車券は発売日から6か月以内の1日に利用可能
この記事では、2026年9月に公式情報を確認したうえで、「シーサイドライン一日乗車券ガイド」として料金、買い方、元が取れる回数、子供料金、シーパラきっぷとの違いまでまとめます。
この記事でわかること
- シーサイドライン1日乗車券の現在の料金
- 何回乗れば元が取れるのか
- 事前に買えるのか、有効期限はいつまでか
- 夏休みの子供100円乗車券について
- 「横浜・八景島シーパラきっぷ」との違い
- 八景島へ行く場合にどちらを選べばよいか
- 1日乗車券を活用しやすい沿線周遊コース
- シーサイドライン一日乗車券ガイド|料金・買い方の基本
- シーサイドライン一日乗車券は何回乗れば元が取れる?
- 1日乗車券で巡りやすいシーサイドライン沿線スポット
- シーサイドライン1日乗車券の払い戻し
- 夏休みは小学生100円の1日乗車券が販売されることがある
- シーサイドライン1日乗車券と「シーパラきっぷ」の違い
- シーパラきっぷは水族館4施設が対象
- シーパラきっぷは購入当日のみ有効
- シーパラきっぷを買えない駅に注意
- 500円クーポンは島内の指定店舗で利用
- シーサイドライン1日乗車券とシーパラきっぷを比較
- 目的別|結局どのチケットを買えばいい?
- 冬にシーパラへ行くなら水族館中心でも楽しみやすい
- シーサイドライン一日乗車券ガイドまとめ
- 関連記事
シーサイドライン一日乗車券ガイド|料金・買い方の基本
まず確認しておきたいのが、シーサイドライン単体で販売されている「1日乗車券」です。
シーサイドラインは、JR根岸線と接続する新杉田駅から、京急線と接続する金沢八景駅までを結ぶ新交通システムです。
途中には南部市場、鳥浜、八景島、海の公園、野島公園などがあり、横浜中心部とは少し違った海沿いの横浜を楽しめます。
横浜全体の鉄道やバスとの使い分けについては、こちらの記事も参考にしてください。
横浜観光の交通機関ガイド|鉄道・バス・シーサイドラインの使い分け
シーサイドライン1日乗車券の料金は680円

横浜で現実逃避作成イメージ
2026年9月時点で、シーサイドライン1日乗車券の料金は次のとおりです。
- 大人:680円
- 小児:340円
この1枚で、新杉田駅から金沢八景駅までのシーサイドライン全線を、利用する1日に何度でも乗り降りできます。
特に、八景島だけではなく、南部市場や鳥浜、海の公園などにも途中下車したい人に向いている乗車券です。
1日乗車券は全駅の「白色の券売機」で買える
1日乗車券は、シーサイドライン全駅の白色の自動券売機で販売されています。
新杉田駅や金沢八景駅だけでなく、八景島駅や鳥浜駅などからでも購入できます。
購入場所
シーサイドライン全駅の白色の自動券売機
「ネットで事前購入してスマホに表示するタイプ」というより、駅の券売機で購入する乗車券と考えておくとわかりやすいでしょう。
重要!1日乗車券は当日しか買えないわけではない
ここは古い情報や勘違いが生じやすいポイントです。
シーサイドライン公式案内によると、1日乗車券の有効期限は「発売日から6か月の内の1日」となっています。
つまり
「今日買ったら今日しか使えない」という乗車券ではありません。
例えば、事前にシーサイドラインの駅へ行く機会があれば、お出かけ当日より前に購入しておくこともできます。
一方、後ほど紹介する「横浜・八景島シーパラきっぷ」は購入当日のみ有効です。
この2つは有効期間が違うので、混同しないようにしてください。
シーサイドライン一日乗車券は何回乗れば元が取れる?
.jpg)
横浜で現実逃避作成イメージ
1日乗車券を検討するとき、最も知りたいのは「結局、何回乗れば680円の元が取れるの?」という点でしょう。
現在、公式サイトに掲載されている大人のIC普通運賃は、乗車区間によって234円・265円・295円・316円です。
ここから計算すると、判断はかなり簡単です。
大人は基本的に「3回乗るなら1日乗車券」と覚えてOK
2回乗車では1日乗車券の元は取れない
シーサイドラインの大人IC運賃で最も高い区間でも316円です。
そのため、2回乗車した場合の最大額は、
316円 × 2回 = 632円
となります。
1日乗車券は680円なので、2回しか乗らないのであれば、どの区間を利用しても通常のIC運賃のほうが安くなります。
3回乗車すると1日乗車券がお得になる
一方、最も安いIC運賃は234円です。
3回乗車すると最低でも、
234円 × 3回 = 702円
となります。
つまり、3回それぞれ改札を出入りする利用なら、最も安い区間だけを3回乗ったとしても680円を超えます。
- 1回乗車 → 通常運賃
- 2回乗車 → 通常運賃
- 3回以上乗車 → 1日乗車券がお得
これは「どこまで乗るか」よりも、途中下車する回数で考えるとわかりやすい判断方法です。
新杉田~八景島を往復するだけならSuica・PASMOがお得
八景島シーパラダイスへ行く人が特に注意したいのがこのパターンです。
新杉田駅から八景島駅までの大人IC運賃は316円です。
| 利用方法 | 料金 | どちらがお得? |
|---|---|---|
| 新杉田 → 八景島 → 新杉田 | 316円×2=632円 | IC運賃 |
| シーサイドライン1日乗車券 | 680円 | 48円高い |
したがって、「新杉田から八景島シーパラダイスへ行き、遊んだあと新杉田へ戻るだけ」なら、1日乗車券を買う必要はありません。
SuicaやPASMOなどで普通に乗車したほうが安くなります。
鳥浜や南部市場にも寄るなら1日乗車券が強い
逆に、途中下車を1回加えるだけで状況が変わります。
例えば、こんな使い方です。
- 新杉田駅からスタート
- 鳥浜駅で降りて三井アウトレットパーク横浜ベイサイドへ
- 八景島駅へ移動して八景島やシーパラダイスへ
- 金沢八景駅へ移動して京急線へ乗り換え
この場合の大人IC運賃は、
- 新杉田 → 鳥浜:265円
- 鳥浜 → 八景島:295円
- 八景島 → 金沢八景:265円
合計825円です。
1日乗車券なら680円なので、145円安くなります。
さらに海の公園などでも途中下車すれば、差はもっと大きくなります。
1日乗車券で巡りやすいシーサイドライン沿線スポット
1日乗車券は、単に交通費を節約するためだけのチケットではありません。
「せっかく乗り放題だから、知らない駅でも降りてみよう」という使い方ができるのが最大の魅力です。
| 駅 | 主なスポット | おすすめの使い方 |
|---|---|---|
| 南部市場駅 | BRANCH横浜南部市場 | 食事・買い物 |
| 鳥浜駅 | 三井アウトレットパーク横浜ベイサイド | ショッピング |
| 八景島駅 | 横浜・八景島シーパラダイス | 水族館・散策 |
| 海の公園柴口駅 | 海の公園 | 海辺散策・潮干狩り |
| 海の公園南口駅 | 海の公園 | 砂浜・散歩 |
| 野島公園駅 | 野島公園周辺 | 自然散策 |
| 金沢八景駅 | 京急線乗り換え | 金沢エリア散策 |
南部市場、アウトレット、八景島を1日で組み合わせるだけでも、1日乗車券との相性はかなり良くなります。
おすすめは「新杉田→南部市場→鳥浜→八景島」
買い物と観光を組み合わせるなら、
新杉田 → 南部市場 → 鳥浜 → 八景島
という順番がわかりやすいでしょう。
朝は南部市場周辺で食事や買い物をし、その後アウトレットへ。午後から八景島へ移動するという流れです。
シーサイドラインは全線乗り放題なので、「思ったよりアウトレットを見る時間が長くなった」「海の公園にも寄ってみたい」と予定を変更しやすいのもメリットです。
シーサイドライン1日乗車券の払い戻し
事前に購入したものの、予定が変わって使わなくなった場合もあります。
1日乗車券は、有効開始前、または有効期間内で使用開始前であれば払い戻しが可能です。
払い戻し手数料
1日乗車券1枚につき220円
一度使用を開始したあとに「やっぱり使わない」という理由で払い戻してもらうことは原則できません。
予定が確定していない場合は、有効期間が6か月あることも踏まえて購入を判断するとよいでしょう。
夏休みは小学生100円の1日乗車券が販売されることがある

横浜で現実逃避作成イメージ
子供連れなら、夏休みの期間限定企画もチェックしておきたいところです。
2026年には、小学生を対象に「夏のお出かけ こども1日乗車券」が販売されました。
| 対象 | 小学生 |
|---|---|
| 料金 | 100円 |
| 通常料金 | 340円 |
| 2026年発売期間 | 7月11日~8月19日 |
| 発売場所 | 全駅の自動券売機 |
通常340円のところ100円なので、かなり大きな割引です。
2026年のキャンペーンはすでに終了していますが、過去にも夏休みに同様の企画が実施されています。
翌年も実施されるとは限らないため、夏休みに八景島や海の公園へ行く場合は、シーサイドライン公式サイトの最新情報を確認してください。
シーサイドライン1日乗車券と「シーパラきっぷ」の違い
八景島シーパラダイスへ行く人には、もう一つ重要な選択肢があります。
それが、京急電鉄の「横浜・八景島シーパラきっぷ」です。

横浜で現実逃避作成イメージ
こちらは単なる鉄道の1日乗車券ではなく、交通+水族館+クーポンをまとめたセット券です。
横浜・八景島シーパラきっぷに含まれるもの
- 京急線
発売駅~金沢八景駅の往復乗車券 - シーサイドライン
全線1日乗車券 - 横浜・八景島シーパラダイス
アクアリゾーツパス - 島内対象店舗
500円分クーポン
京急線を利用して八景島の水族館へ行く人にとっては、かなり強力なセット内容です。
現在のシーパラきっぷ料金

横浜で現実逃避作成イメージ
2026年9月確認時点の主要駅からの大人料金は次のとおりです。
| 出発駅 | 大人料金 |
|---|---|
| 品川駅 | 3,950円 |
| 京急川崎駅 | 3,710円 |
| 横浜駅 | 3,580円 |
| 上大岡駅 | 3,530円 |
料金は改定される可能性があるため、利用当日は京急公式サイトや券売機でも確認してください。
横浜発3,580円がどれくらいお得なのか
現在、横浜・八景島シーパラダイスの通常のアクアリゾーツパスは大人・高校生3,500円です。
横浜駅発のシーパラきっぷは3,580円なので、単純に比べると差額はわずか80円です。
ところがシーパラきっぷには、その80円の差額だけで、
- 横浜~金沢八景の京急線往復
- シーサイドライン1日乗り放題
- 500円分の島内クーポン
まで含まれています。
そのため、高校生以上で京急横浜駅から八景島シーパラダイスの水族館へ行くという条件なら、まずシーパラきっぷを比較しておきたいところです。
シーパラきっぷは水族館4施設が対象
シーパラきっぷに含まれているのは「アクアリゾーツパス」です。
次の4つの水族館を利用できます。
- アクアミュージアム
- ドルフィン ファンタジー
- ふれあいラグーン
- うみファーム
注意したいのは、アトラクション乗り放題は含まれていないことです。
シーパラきっぷ=ワンデーパスではありません。
以前はワンデーパスがセットになっていた時期があるため、古い記事を読むと情報が混在している場合があります。
現在は水族館中心のアクアリゾーツパスです。
アトラクションも乗りたい場合はアップグレード可能
「水族館だけではなく、アトラクションも楽しみたい」という場合でも、シーパラきっぷを使えます。
横浜・八景島シーパラダイスのチケット売場で引き換える際、差額を支払ってワンデーパスへグレードアップすることが可能です。
天候を見ながら、
- 雨なので水族館だけにする
- 晴れたのでアトラクションも楽しむ
と現地で判断できるのは便利です。
シーパラダイスは水族館とアトラクションで営業時間も異なります。訪問日が決まったら、こちらの記事も確認しておくと計画を立てやすくなります。
シーパラきっぷは購入当日のみ有効
通常のシーサイドライン1日乗車券との大きな違いが有効期間です。
| チケット | 有効期間 |
|---|---|
| シーサイドライン1日乗車券 | 発売日から6か月以内の1日 |
| 横浜・八景島シーパラきっぷ | 購入当日のみ |
シーパラきっぷを「来週使うから今日買っておこう」という使い方はできません。
利用する日に京急線の券売機で購入しましょう。
シーパラきっぷを買えない駅に注意
横浜・八景島シーパラきっぷは京急線各駅の自動券売機で販売されていますが、一部対象外の駅があります。
販売していない駅
- 泉岳寺駅
- 羽田空港第1・第2ターミナル駅
- 羽田空港第3ターミナル駅
- 金沢八景駅
特に注意したいのが金沢八景駅です。
「金沢八景まで普通に京急線で行って、そこでシーパラきっぷを買おう」と考えても購入できません。
横浜、上大岡、品川、京急川崎など、対象となる出発駅で乗車前に購入してください。
500円クーポンは島内の指定店舗で利用
シーパラきっぷには、八景島内の指定店舗で使える500円分のクーポンも含まれています。
現在の公式案内では、レストランやショップ、売店など対象店舗が指定されています。
すべての店舗で利用できるわけではないため、利用当日に対象店舗を確認しておくと無駄がありません。
シーサイドライン1日乗車券とシーパラきっぷを比較
ここまでの違いを一覧にすると、選び方がかなりわかりやすくなります。
| 比較 | シーサイドライン1日乗車券 | 横浜・八景島シーパラきっぷ |
|---|---|---|
| 目的 | 沿線周遊 | 八景島シーパラダイス |
| 大人料金 | 680円 | 出発駅により異なる |
| シーサイドライン | 1日乗り放題 | 1日乗り放題 |
| 京急線 | 含まれない | 金沢八景まで往復 |
| 水族館 | 含まれない | アクアリゾーツパス付き |
| アトラクション | 含まれない | 含まれない ※差額でアップグレード可 |
| クーポン | なし | 500円分 |
| 有効期間 | 発売日から6か月以内の1日 | 購入当日のみ |
目的別|結局どのチケットを買えばいい?
新杉田から八景島を往復するだけ
→ Suica・PASMOなど通常運賃
新杉田~八景島は大人IC片道316円、往復632円です。
680円の1日乗車券を買うより通常運賃が安くなります。
新杉田から南部市場・アウトレット・八景島を巡る
→ シーサイドライン1日乗車券
途中下車を含めて3回以上乗車するなら、1日乗車券が有力です。
横浜・品川・川崎などから京急線でシーパラへ行く
→ 横浜・八景島シーパラきっぷ
京急往復、シーサイドライン、水族館、500円クーポンがまとまっています。
京急線を使うがシーパラの水族館には入らない
→ シーパラきっぷを買う必要はありません。
通常運賃とシーサイドライン1日乗車券を組み合わせて比較しましょう。
シーパラの年間パスや別の割引券を持っている
→ 自動的にシーパラきっぷが最安とは限りません。
すでに入館料金が割引される人は、京急運賃+シーサイドライン運賃を個別に計算して比較するのがおすすめです。
冬にシーパラへ行くなら水族館中心でも楽しみやすい
寒い季節は、屋外アトラクションより水族館を中心に楽しみたい人も多いでしょう。
その場合は、アクアリゾーツパスがセットになったシーパラきっぷとの相性が良くなります。
冬の八景島を含め、寒い日に利用しやすい横浜の屋内スポットについてはこちらでも紹介しています。
シーサイドライン一日乗車券ガイドまとめ
最後に、シーサイドライン一日乗車券の選び方をまとめます。
- 通常の1日乗車券は大人680円・小児340円
- 全駅の白色の券売機で購入できる
- 発売日から6か月以内の1日に利用できる
- 大人は基本的に3回以上乗るなら1日乗車券がお得
- 新杉田~八景島の単純往復ならIC運賃のほうが安い
- 南部市場・鳥浜・八景島・海の公園などを巡るなら1日乗車券が便利
- 京急線を利用してシーパラの水族館へ行くなら「横浜・八景島シーパラきっぷ」も必ず比較
- シーパラきっぷには京急往復、シーサイドライン1日券、アクアリゾーツパス、500円クーポンが含まれる
- シーパラきっぷは購入当日のみ有効
シーサイドラインの1日乗車券は、「八景島へ行くための往復券」と考えると必ずしもお得ではありません。
本領を発揮するのは、途中駅で何度も降りながら横浜南部の海沿いを巡る使い方です。
南部市場で食事をして、鳥浜でアウトレットを見て、八景島で海や水族館を楽しみ、最後は金沢八景へ。そんな1日なら680円の乗り放題をしっかり活用できます。
反対に、八景島へ行って帰るだけなら通常運賃、京急線からシーパラの水族館へ向かうならシーパラきっぷ、と目的に合わせて選ぶのがポイントです。
乗車券の料金や企画券の内容は変更されることがあります。お出かけ直前には、横浜シーサイドライン、京急電鉄、横浜・八景島シーパラダイスの公式情報も確認してください。
※料金・販売内容は2026年9月5日時点で公式情報を確認して作成しています。