横浜市で暮らしていると、「これは燃やすごみ?」「プラスチック資源?」「30cmを超えたら粗大ごみ?」と、分別に迷うことがあります。
とくに横浜市では、2025年4月からプラスチック資源の対象が拡大し、さらに2025年12月からモバイルバッテリーなどの小型充電式電池も「電池類」として集積場所で回収されるようになりました。
そこでこの記事では、2026年現在の横浜市ゴミ分別一覧表として、普段よく出すごみから、プラスチック、乾電池、モバイルバッテリー、スプレー缶、傘、布団、粗大ごみまでまとめて解説します。
先に最重要ポイントをまとめると、次の4つを覚えておくと分別しやすくなります。
横浜市のゴミ分別でまず覚えたい4つ
- プラスチックだけでできた50cm未満の製品は、原則「プラスチック資源」
- 金属製品は30cm以上、それ以外は50cm以上が粗大ごみの基本基準
- 燃えないごみ・スプレー缶・電池類は「燃やすごみ」と同じ日ですが、それぞれ分けて出す
- 小さな金属類は「缶・びん・ペットボトル」と同じ週1回の収集日に出す
横浜市ゴミ分別一覧表|まずはこれを確認

横浜で現実逃避作成イメージ
横浜市の家庭ごみは、「燃やすごみ」だけではありません。
日常的に利用する主な分別区分を一覧にすると、次のようになります。
| 分別区分 | 主な品目 | 収集・回収の目安 |
|---|---|---|
| 燃やすごみ | 生ごみ、汚れた紙、金属などを含む複合素材、小型家電など | 週2回 |
| 燃えないごみ | ガラス、陶磁器、蛍光灯、電球など | 燃やすごみと同じ日・週2回 |
| スプレー缶 | ヘアスプレー、殺虫剤、カセットボンベなど | 燃やすごみと同じ日・週2回 |
| 電池類 | 乾電池、ボタン電池、コイン電池、モバイルバッテリーなど | 燃やすごみと同じ日・週2回 |
| プラスチック資源 | 容器包装プラ+50cm未満でプラスチックだけでできた製品 | 週1回 |
| 缶・びん・ペットボトル | 飲料・食品用の缶、びん、ペットボトルなど | 週1回 |
| 小さな金属類 | 30cm未満の金属製品、鍋、フライパン、傘の金属製骨組みなど | 缶・びん・ペットボトルと同じ日・週1回 |
| 古紙・古布 | 新聞、雑誌、段ボール、衣類、タオル、毛布など | 地域の資源集団回収。青いステッカーで確認 |
| 粗大ごみ | 金属製30cm以上、その他50cm以上が基本 | 事前申込み・有料 |
ここで重要なのは、燃えないごみ、スプレー缶、電池類は「燃やすごみと同じ収集日」でも、一緒の袋に入れるわけではないという点です。
また、小さな金属類は燃やすごみの日ではなく、「缶・びん・ペットボトル」と同じ収集日です。
収集曜日は町名や集積場所によって異なります。集積場所に貼られている収集曜日のステッカーを確認してください。
基本的なごみ出し時間は、収集日当日の朝8時までです。
2025年4月からプラスチック分別が大きく変わった

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「横浜市ゴミ分別一覧表」を調べる人にとって、現在もっとも重要なのがプラスチック資源です。
2025年4月から横浜市全18区で、従来の「プラスチック製容器包装」に加えて、プラスチックだけでできた製品も「プラスチック資源」として回収されるようになりました。
以前は「燃やすごみ」だった歯ブラシやバケツなども、条件を満たせば現在はプラスチック資源です。
横浜市によると、プラスチックの焼却によるCO2排出量を減らし、リサイクルを進めることが変更の目的とされています。
プラスチック資源として出せるもの
大きく分けると次の2種類です。
| 種類 | 例 |
|---|---|
| プラスチック製容器包装 | お菓子の袋、卵パック、食品トレイ、チューブ類、ペットボトルのキャップ・ラベルなど |
| プラスチック製品 | 歯ブラシ、バケツ、ちりとり、ラップ、ポリ袋、チャック付き保存袋など |
プラスチック製品の場合、基本条件は「一番長い辺が50cm未満」かつ「プラスチックだけでできている」ことです。
プラスチック資源として出せないもの
「プラスチックに見えるから全部プラ資源」というわけではありません。
プラスチック資源に入れない主なもの
- 金属やゴムなど別素材を含むもの
金属フック付きハンガー、金属バネ付き洗濯ばさみ、ゴム手袋など → 燃やすごみ - 一番長い辺が50cm以上
大きな衣装ケースなど → 粗大ごみ - 広げると50cm以上になるひも・シート類
ビニールひも、レジャーシートなど → 基本的に燃やすごみ。大きさによって粗大ごみになる場合あり - 厚みがあって硬いもの
まな板など → 燃やすごみ - 小型家電
シェーバー、ゲーム機など → 小型家電回収ボックス、または燃やすごみの日に所定の方法で排出 - ペットボトル本体
缶・びん・ペットボトルへ。キャップとラベルはプラスチック資源
ハンガーは素材によって分別が変わる
迷いやすい代表例がハンガーです。
- すべてプラスチックでできた50cm未満のハンガー → プラスチック資源
- 金属フックなど別素材を含むハンガー → 燃やすごみ
- ワイヤーハンガー → 小さな金属類
「プラスチックの部分が多いからプラ資源」と判断せず、別素材が付いていないかを見るのがポイントです。
プラ容器はピカピカに洗わなくてもよい
食品トレイや容器について、「完全にきれいになるまで洗わないと出せないのでは?」と思う人もいるでしょう。
横浜市では、トレイ・カップ・ボトルなどは、軽くすすぐか、汚れを拭き取るよう案内しています。
チューブ類など洗いにくいものは、中身をできるだけ使い切って出します。
大量の水や洗剤を使って新品のように洗う必要はありません。
プラスチック資源は二重袋にしない
プラスチック資源は、中身が確認できる透明または半透明の袋に入れて出します。
小さな袋に入れたプラスチックを、さらに大きな袋にまとめる「二重袋」は、リサイクル作業の妨げになるため避けます。
古紙・古布の分別|古布は雨の日に出さない

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古紙と古布は、市の通常収集ではなく、自治会・町内会などによる資源集団回収で回収されています。
回収曜日は地域によって異なるため、集積場所に貼られている青いステッカーを確認してください。
古紙
新聞、雑誌・その他の紙、段ボール、紙パックなどが対象です。
新聞、雑誌、段ボール、紙パックは、それぞれ分けてひもでまとめます。
ピザの箱など油や食品で汚れた紙、においの強い紙などは古紙ではなく「燃やすごみ」になる場合があります。
古布
古着、ハンカチ、タオル、毛布、カーテンなどは、洗濯して乾かした状態で透明または半透明の袋に入れます。
古布は雨の日には出せません。
濡れた古布はリユースなどができなくなるため、雨天の場合は次の回収日まで待つか、資源回収ボックスなどを利用します。
また、汚れがひどいもの、破れたものなど、再利用に適さない布類は「燃やすごみ」です。
なお、布団やカーペットは「古布」ではありません。
スプレー缶・乾電池・モバイルバッテリーの捨て方

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2026年現在、火災防止のため特に注意したいのが電池とスプレー缶です。
スプレー缶は燃やすごみとは別袋
ヘアスプレー、殺虫剤、カセットボンベなどは、燃やすごみと同じ週2回の収集日に出します。
ただし、燃やすごみの袋には入れません。
- 火気のない安全な場所で中身を使い切る
- 穴はあけない
- 透明または半透明の袋にスプレー缶だけをまとめる
- プラスチック製キャップは外してプラスチック資源へ
中身をどうしても出し切れない場合は、無理に穴を開けたり分解したりせず、各区の資源循環局事務所へ相談します。
2025年12月からモバイルバッテリーも「電池類」へ
ここは元のルールから大きく変わったポイントです。
横浜市では2025年12月1日から、従来の乾電池に加えて、リチウムイオン電池などの小型充電式電池も「電池類」として集積場所で回収しています。
対象には次のようなものがあります。
- マンガン乾電池
- アルカリ乾電池
- ボタン電池
- コイン電池
- モバイルバッテリー
- ニカド電池
- ニッケル水素電池
- 電動自転車などの取り外せる充電式バッテリー
「電池類」は燃やすごみの日(週2回)に出しますが、燃やすごみには混ぜません。
電池類の正しい出し方
- 可能な限り電池を使い切る
- 端子部分をテープなどで絶縁する
- 電池類だけを透明または半透明の袋にまとめる
- 燃やすごみとは別に出す
モバイルバッテリーなどのリチウムイオン電池を燃やすごみに混ぜると、収集車や処理施設で火災につながる危険があります。
バッテリーを取り外せない小型家電は別袋
手持ち扇風機や携帯ゲーム機など、充電池を取り外せない小型家電についても注意が必要です。
50cm未満であれば燃やすごみの日に出せるものがありますが、ほかの燃やすごみとは別の袋に入れて出します。
対象品目によって扱いが異なるため、迷った場合はMIctionaryで品名を検索するのが確実です。
小さな金属類は缶・びん・ペットボトルと同じ日
「小さな金属類」は、主に金属でできていて、一番長い辺が30cm未満のものが基本です。
代表例は次のとおりです。
- 鍋
- フライパン
- やかん
- はさみ
- ワイヤーハンガー
- 金属製のボウル
- 傘の金属製骨組み
鍋やフライパンは、取っ手を含めずに30cm未満かどうかを確認します。
収集日は「缶・びん・ペットボトル」と同じ週1回です。
包丁や刃物は紙に包む
包丁、カッター、刃物、針などは、そのまま出すと収集作業中のけがにつながります。
新聞紙や厚紙などで包み、中に何が入っているかわかるよう品名を表示して出しましょう。
粗大ごみは「金属30cm以上・その他50cm以上」

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横浜市の粗大ごみで最も重要なのが、サイズの境界です。
横浜市の粗大ごみ基準
| 材質 | 粗大ごみになる基準 |
|---|---|
| 金属製品 | 一番長い辺が30cm以上 |
| 金属以外 木・プラスチックなど |
一番長い辺が50cm以上 |
ここで注意したいのは、「30cmを超える」「50cmを超える」ではなく、「30cm以上」「50cm以上」ということです。
つまり、ちょうど30cmの金属製品、ちょうど50cmの木製・プラスチック製品も、原則として粗大ごみの基準に入ります。
粗大ごみか迷いやすい品目一覧
| 品目 | 分別の目安 |
|---|---|
| 金属ラック | 30cm以上なら原則粗大ごみ |
| 木製棚 | 50cm以上なら原則粗大ごみ |
| 衣装ケース | 50cm以上なら粗大ごみ。50cm未満で全てプラスチックならプラスチック資源 |
| カーペット | 畳んで50cm以上なら粗大ごみ、50cm未満なら燃やすごみ |
| 布団 | 畳んで50cm以上なら粗大ごみ、50cm未満なら燃やすごみ |
| 傘 | 一般的な粗大ごみサイズ基準だけで判断しない。骨の素材によって分別 |
傘は50cm以上でも必ず粗大ごみではない
横浜市のゴミ分別で、特に間違えやすいのが傘です。
一般的な「金属30cm・その他50cm」という粗大ごみ基準を、そのまま傘に当てはめるのは適切ではありません。
骨が金属製の傘
骨組みと布・ビニール部分を分けます。
- 金属製の骨組み → 長さにかかわらず「小さな金属類」
- 布・ビニール部分 → 燃やすごみ
持ち手は骨組みにつけたまま出すことができます。
骨がプラスチック製の傘
MIctionaryでは、「燃やすごみ」として案内されています。
つまり「長い傘だから粗大ごみ」と単純に判断しないことが大切です。
陶器やガラスは「燃えないごみ」
食器、コップ、植木鉢などの陶磁器・ガラス類は、50cm未満であれば基本的に燃えないごみです。
購入時の箱、新聞紙、厚紙などで破れないように包み、「ガラス」「陶器」など中身の品名を書いて出します。
割れた食器も燃えないごみですが、収集作業員がけがをしないよう、必ず安全に包みましょう。
燃えないごみは、燃やすごみと同じ週2回の収集日です。
分別に迷ったらMIctionaryで品名検索

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「一覧表を見ても自分の品物が載っていない」という場合は、横浜市のごみ分別検索システム「MIctionary(ミクショナリー)」が便利です。
品名を入力すると、「燃やすごみ」「プラスチック資源」「小さな金属類」など、分別方法を確認できます。
MIctionaryとチャットボットは別サービス
MIctionaryは品名から分別方法を検索するシステムです。
一方、会話形式で質問したい場合は、横浜市が提供している「横浜市ごみ分別チャットボット」を利用できます。
以前提供されていた「イーオのごみ分別案内」は2026年3月31日に終了し、現在は新しいチャットボットに切り替わっています。
横浜市ごみ分別アプリはiPhone・Androidに対応
2026年現在の「横浜市ごみ分別アプリ」は、iOS版・Android版があります。
アプリではMIctionaryやごみ分別チャットボットを利用できるほか、収集曜日をカレンダーで確認できます。
古いアプリを使っている場合は、分別方法が正しく表示されない可能性があるため、最新版に更新しておきましょう。
粗大ごみの申込み方法
粗大ごみは、集積場所にそのまま置いても収集されません。
事前申込みと処理手数料の支払いが必要です。
申込み方法は4つ
- インターネット
- チャット
- 横浜市LINE公式アカウント
- 電話
インターネット・チャット・LINEは24時間申し込み可能です。ただし、一部の品目はオンラインで申し込めず、電話での確認が必要になる場合があります。
現在の粗大ごみ受付センター電話番号
粗大ごみ受付センター
一般加入電話など:0570-200-530
携帯電話・IP電話など:045-330-3953
以前の記事などに掲載されている「045-664-2525」は横浜市コールセンターの番号で、現在の粗大ごみ受付センターの電話番号とは異なります。
電子決済も利用できる
インターネット・チャット・LINEから収集を申し込む場合は、電子決済を選択できます。
2026年現在、主に次の方法が利用できます。
- クレジットカード
- PayPay
電子決済を利用した場合は、指定された受付番号と収集日を紙に記載して、粗大ごみに貼り付けます。
なお、電子決済では領収書が発行されません。
領収書が必要な場合は、コンビニや金融機関、郵便局などで粗大ごみ収集シールを購入する方法を利用します。
横浜市では収集できないごみもある
サイズが大きければ何でも粗大ごみになるわけではありません。
次の品目は横浜市の通常収集や粗大ごみでは回収されません。
横浜市が粗大ごみとして収集しない代表例
- エアコン
- テレビ
- 冷蔵庫・冷凍庫
- 洗濯機・衣類乾燥機
- パソコン※一部サイズは小型家電回収対象となる場合あり
- バイク
- 消火器
- タイヤ
- プロパンガスボンベ
- 農薬・薬品
- 耐火金庫
- ピアノ
- 石油類・塗料など
エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機は、家電リサイクル法に基づいて処分します。
「粗大ごみのシールを貼れば持っていってもらえる」と考えないよう注意してください。
横浜市ゴミ分別一覧表|よくある質問
横浜市ではごみは何時までに出しますか?
収集日当日の朝8時までに、指定された集積場所へ出します。
プラスチック製品は全部プラスチック資源ですか?
いいえ。
原則は「50cm未満でプラスチックだけでできているもの」ですが、まな板など厚く硬いもの、広げると50cm以上になるシートやひも、小型家電などは対象外です。
金属は何cmから粗大ごみですか?
一番長い辺が30cm以上の金属製品は、原則として粗大ごみです。
30cmちょうども粗大ごみの基準に含まれます。
木やプラスチックは何cmから粗大ごみですか?
原則として一番長い辺が50cm以上です。
傘は粗大ごみですか?
必ずしも粗大ごみではありません。
金属製の骨組みは、長さにかかわらず「小さな金属類」として出せます。布・ビニール部分は燃やすごみです。
乾電池は小さな金属類ですか?
違います。
現在は「電池類」として、燃やすごみの日に別袋で出します。
モバイルバッテリーはどこに捨てますか?
2025年12月から、横浜市ではモバイルバッテリーなどの小型充電式電池も「電池類」として集積場所で回収しています。
端子をテープなどで絶縁し、電池類だけを透明または半透明の袋に入れて、燃やすごみの日に出します。
スプレー缶は穴を開けますか?
穴を開ける必要はありません。
火気のない安全な場所で中身を使い切り、透明または半透明の別袋に入れて出します。
古布は雨の日でも袋に入れれば出せますか?
出せません。
雨の日は古布を出さず、次回の回収日まで待つか、資源回収ボックスなどを利用します。
横浜市ゴミ分別一覧表まとめ
最後に、2026年現在の横浜市ゴミ分別で特に重要なポイントをまとめます。
- 燃やすごみは週2回
- 燃えないごみ・スプレー缶・電池類も燃やすごみと同じ日。ただし、それぞれ分けて出す
- プラスチック資源は週1回。50cm未満でプラスチックだけの製品も対象
- 小さな金属類は缶・びん・ペットボトルと同じ週1回
- 金属製品は30cm以上で原則粗大ごみ
- 金属以外は50cm以上で原則粗大ごみ
- 金属製の傘の骨は長さにかかわらず小さな金属類
- 古布は雨の日には出さない
- モバイルバッテリーも現在は「電池類」として集積場所で回収
- 迷ったときはMIctionaryで品名検索する
横浜市のゴミ分別は細かく見えるものの、「素材」「大きさ」「電池の有無」の3点を見ると判断しやすくなります。
とくに、「金属30cm以上・その他50cm以上」「プラスチックだけなら50cm未満がプラ資源」「電池は必ず別出し」の3点を覚えておくと、多くの品目に対応できます。
最終確認は横浜市公式情報で
この記事は2026年9月時点で確認できる横浜市の情報をもとに整理しています。
分別ルール、収集方法、粗大ごみの手数料などは変更される可能性があります。特殊な品目や判断に迷う品物については、横浜市公式の「MIctionary」、ごみ分別チャットボット、各区の資源循環局事務所などで最新情報を確認してください。