横須賀のアメリカ村はどこ?ドブ板通りの観光やグルメを徹底解説
日本にいながら海外旅行気分を味わいたいと思ったことはありませんか。そんなときに検索でよく目にするのが横須賀のアメリカ村というキーワードです。実は横須賀には大阪や沖縄のようなアメリカ村という名前の特定の施設が存在するわけではありません。しかし米軍基地のすぐそばにあるドブ板通り商店街こそがまさにリアルなアメリカの雰囲気を楽しめる場所なのです。今回は初めて行く人でも迷わないための場所や行き方の情報から絶対に外せないランチや駐車場情報まで詳しく紹介します。
- 横須賀のアメリカ村と呼ばれるドブ板通りの楽しみ方
- 本場のネイビーバーガーや海軍カレーの有名店情報
- スカジャンやミリタリーグッズのおすすめショッピング情報
- アクセス方法や失敗しないための駐車場選びのポイント
横須賀のアメリカ村ことドブ板通りの場所や観光グルメ
横須賀といえば海軍の街ですが、その中でも特にアメリカの雰囲気が色濃く残っているのが「ドブ板通り」と呼ばれるエリアです。ここは単なる観光地ではなく、実際に米海軍の関係者が生活の一部として利用している場所だからこそ醸し出せる独特の空気感があります。ここでは、なぜこの場所がアメリカ村のように呼ばれているのか、そして訪れたら絶対に食べておきたい名物グルメや観光スポットについて、私自身の体験を交えて詳しくご紹介しますね。
人気のネイビーバーガーや海軍カレーを楽しむランチ

横浜で現実逃避作成イメージ
横須賀に来たら、まずは腹ごしらえですよね。ここで絶対に外せないのが、「ヨコスカネイビーバーガー」と「よこすか海軍カレー」です。これらは単なるご当地グルメではなく、歴史的な背景を持った本場の味なんです。
本場のサイズに驚く!ヨコスカネイビーバーガー
「ヨコスカネイビーバーガー」は、米海軍横須賀基地から正式にレシピの提供を受けて作られた、正真正銘のアメリカンバーガーです。日本の一般的なハンバーガーとは違い、つなぎを使わない牛肉100%のパティ(赤身肉)を使用するのが鉄則で、その肉肉しさは段違いです。
お店で提供されるときは、基本的に塩コショウのみのシンプルな味付けか、あるいは味付けなしの状態で出されることが多いです。これを卓上のケチャップやマスタードを使って、自分好みの味に豪快にカスタマイズしてかぶりつくのが「ネイビー・スタイル」なんですよ。
おすすめの有名店 ・TSUNAMI(ツナミ):メディアにも頻繁に登場する行列店。「ジョージ・ワシントンバーガー」など、第7艦隊にちなんだ巨大メニューは圧巻です。 ・HONEY BEE(ハニービー):1968年創業の老舗。米兵からも長く愛されており、蜂蜜をたっぷりかけて食べるスタイルが甘じょっぱくてクセになります。
海軍の伝統を受け継ぐ!よこすか海軍カレー
一方、「よこすか海軍カレー」は、明治時代の日本海軍のレシピ(海軍割烹術参考書)を忠実に再現したものです。当時の栄養不足(脚気)を解消するために考案されたメニューで、現代のスパイシーなカレーとは一味違う、小麦粉とバターを使ったまろやかで懐かしい欧風カレーに近い味わいです。
「カレーの街よこすか」として認定されているお店では、栄養バランスを考慮して必ず「サラダ」と「牛乳」をセットにして提供するのがルールになっています。カレーと牛乳の組み合わせ、意外と合うんですよね。
スカジャン発祥の地でミリタリーショップや買い物巡り

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お腹がいっぱいになったら、ドブ板通りならではのショッピングを楽しみましょう。この通りは、あの背中に派手な刺繍が入ったジャケット「スカジャン(横須賀ジャンパー)」の発祥の地としても有名です。
通りを歩いていると、ショーウィンドウに飾られた煌びやかなスカジャンに目を奪われます。「プリンス商会」や「ファースト商会」といった老舗の専門店には、職人技が光る一点物がズラリと並んでいます。決して安い買い物ではありませんが、一生モノのお土産として自分用に購入する方も多いですね。
スカジャンの豆知識 戦後、横須賀に駐留していた米兵たちが、帰国時の記念品(スーベニア)として、自分たちのフライトジャケットやパラシュート生地に日本的な刺繍(鷲、虎、龍など)を入れることを地元の仕立屋に依頼したのが始まりだと言われています。
また、ミリタリーショップも見逃せません。本物の米軍放出品(サープラス)を取り扱うお店「ミリタリーショップFUJI」などでは、迷彩服(BDU)や弾薬箱(アンモボックス)、ガスマスクのバッグなど、普段お目にかかれないレアなアイテムが山積みになっています。店内はまさに宝探しの雰囲気。
ドッグタグ(認識票)をその場で刻印して作ってくれるサービスもあるので、カップルや友達とお揃いで作るのも良い記念になりますよ。
インスタ映えするストリートアートや異国情緒ある風景

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ドブ板通りを歩いていると、あちこちでカメラを構えたくなります。というのも、街全体がフォトジェニックで、どこを切り取っても絵になるんです。
お店のシャッターや壁には、アメコミ風のポップなイラストや、リアルな人物画などのストリートアートが描かれていて、ただ壁の前に立つだけで雑誌の1ページのような写真が撮れます。
また、英語で書かれた看板、錆びついた鉄製の階段、路地裏に無造作に置かれたドラム缶など、意図して作られたテーマパークにはない「リアルな生活感」が、写真に深みを出してくれるんですよね。昼間の明るい時間帯に、お気に入りの壁画を探して散策するだけでも十分に楽しめます。
基地が見えるヴェルニー公園や三笠公園などの観光名所
ドブ板通りから少し足を延ばすと、海沿いの素晴らしい公園があります。JR横須賀駅の目の前にある「ヴェルニー公園」は、フランス式庭園のようなバラが美しい場所ですが、目の前の海には日本の海上自衛隊の護衛艦や、米海軍の潜水艦が停泊しているという、世界でも珍しい横須賀ならではの光景が広がります。
また、ドブ板通りを抜けて10分ほど歩いたところにある「三笠公園」には、日露戦争で活躍した世界三大記念艦の一つである「三笠」が保存されています。東郷平八郎が指揮した歴史的な戦艦の中を見学できるので、歴史好きにはたまりません。
さらに足を延ばすなら「猿島」へ 三笠公園のすぐ隣にある桟橋からは、東京湾唯一の無人島「猿島」へのフェリーが出ています。レンガ造りの要塞跡が残るラピュタのような世界観は必見です。お時間に余裕がある方はぜひ立ち寄ってみてください。
米軍基地開放イベントやフレンドシップデーの楽しみ方
「もっとアメリカを感じたい!」という方にとって最大のチャンスが、年に数回行われる「日米親善ヨコスカフレンドシップデー」などの基地開放イベントです。
この日だけは、普段は厳重な警備で固く閉じられているゲートが一般開放され、私たちも米海軍基地の中に入ることができるんです。一歩足を踏み入れれば、そこは完全にアメリカ。標識も通貨も英語の世界です。
広大な芝生の広場では、顔よりも大きなピザやステーキ、見たことのない色のゲータレードなどが屋台で売られており、ステージでは陽気なライブが行われます。夜には花火が上がることもあり、お祭り騒ぎの一日を楽しめます。
【重要】入場の際の注意点 基地に入るには、国籍を証明できる顔写真付きの身分証明書(パスポート、マイナンバーカード等)の提示が必須です。運転免許証だけでは入場できない場合が多いので、必ず事前に公式サイトで最新の入場要件を確認してください。 (出典:横須賀市観光情報『日米親善ヨコスカフレンドシップデー』)
横須賀のアメリカ村を満喫する夜のバー体験やアクセス

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昼間の観光ももちろん楽しいですが、横須賀のアメリカ村としての真価は夜に発揮されるといっても過言ではありません。ここでは、大人の社交場へと変貌する夜の楽しみ方や、車で行く際に一番気になる現実的なアクセス・駐車場事情について詳しく解説します。
ドル支払いや英語が飛び交う本場アメリカンバーの体験
日が暮れると、ドブ板通りの雰囲気は一変します。ネオンサインが怪しく輝きだし、バーのドアが開け放たれ、店内からはロックやヒップホップなどの洋楽が大音量で流れてきます。そして、任務を終えた米兵たちが繰り出し、街は一気に外国のような雰囲気に包まれます。
多くのバーでは、注文するたびにお金を払う「キャッシュ・オン・デリバリー(Cash on Delivery)」スタイルが採用されています。そして面白いのが、「米ドル(USD)」での支払いが可能な店が多いこと。海外旅行で余った1ドル紙幣をカウンターに置いて瓶ビール(ボトルビール)を頼む、なんて映画のワンシーンのような体験ができるのも横須賀ならではですね。

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初心者や女子でも安心なバーホッピングと治安について
「夜のドブ板通りって、ちょっと怖いかも?」と思う方もいるかもしれませんが、基本的には観光客も多く、女性グループで飲み歩いている姿もよく見かけます。
初めての方におすすめなのが、「バーホッピング(はしご酒)」です。一杯飲んで雰囲気を楽しんだら、長居せずに次のお店へ移動するというスタイルです。お店によって音楽のジャンルや客層が違うので、自分に合うお店を探すのも楽しいですよ。
おすすめの入りやすいバー
初心者の方は、外から店内の様子が見えやすいお店を選ぶと安心です。 ・George’s(ジョージズ):汐入駅から近く、食事メニューも充実しているのでパブ感覚で利用できます。 ・Buffalo(バッファロー):スポーツバーのような雰囲気で、ダーツやビリヤードも楽しめます。
安全に楽しむためのルール ・路地裏の暗い場所にはむやみに立ち入らない ・しつこい客引きにはついていかない ・泥酔しない(これが一番大事!) これらを守れば、日本にいながらにして異国情緒あふれるナイトライフを安全に楽しめます。
車での来訪時に便利な安いコインパーキングと駐車場
車で行く場合に一番気になるのが駐車場ですよね。ドブ板通り周辺は一方通行が多く、土日は非常に混雑します。また、駐車場によって料金が大きく異なるので、滞在時間に応じた使い分けが重要です。
私がリサーチしたおすすめの駐車場情報を以下の表にまとめてみました。あくまで目安ですが、参考にしてみてください。
| 駐車場タイプ | 特徴とおすすめ理由 | 料金目安(土日祝) |
|---|---|---|
| コースカベイサイドストアーズ駐車場 | 大規模で安心。買い物や食事をすれば金額に応じて割引がきくので、長時間滞在におすすめ。 | 平日無料時間あり 買い物割引あり |
| コインパーク横須賀本町2丁目など | ドブ板通りの目の前。立地は最高だが、台数が少なく埋まりやすい。短時間の利用向き。 | 20分200円〜 最大料金設定あり |
| タイムズ横須賀本町第3など | ドブ板から徒歩3〜5分。比較的台数が多く、大型車も停めやすい。 | 20分220円〜 24時間最大 1800円前後 |
| 県立大学駅周辺の駐車場 | 少し歩く(20分程度)が、料金は圧倒的に安い。コスト重視で歩くのが苦にならない方向け。 | 24時間700円前後〜 |
注意 料金は時期や曜日によって頻繁に変動する可能性があります。必ず現地の看板で最新情報を確認してから駐車してください。
京急汐入駅や横須賀中央駅からのアクセスと行き方
電車で行く場合、ドブ板通りの最寄り駅は京浜急行(京急)の「汐入(しおいり)駅」です。駅から改札を出て右手に進み、歩道橋を渡ればすぐにドブ板通りの入り口が見えてきます。徒歩で約5分ほどですね。
また、快特などの特急が停まる「横須賀中央駅」からも徒歩10分程度で着きます。こちらは「さいか屋」などのある繁華街を抜けていくルートになります。JR横須賀線を使う場合は「横須賀駅」で下車し、ヴェルニー公園を海沿いに歩いていくルート(約15分)が景色も良くて散策にぴったりです。
日帰りデートや宿泊で楽しむおすすめのモデルコース
最後に、横須賀のアメリカ村を余すことなく満喫するためのモデルコースをご提案します。
【日帰り満喫コース】 お昼前に到着して「TSUNAMI」でネイビーバーガーランチ → ドブ板通りでスカジャンや雑貨探し&ストリートアート撮影 → ヴェルニー公園で海と艦船を眺めて休憩 → 夕方早めの時間にバーで一杯飲んで帰宅。
【宿泊でディープに楽しむコース】 午後に到着して三笠公園や猿島観光 → ホテルにチェックイン → 夜のドブ板通りで本格的なバーホッピング(ここでドル支払い体験!) → 翌日は「海軍カレー」を食べて、横須賀美術館や観音崎方面へドライブ。
もし宿泊するなら、米軍基地のゲートすぐ近くにある「ホテルニューヨコスカ」などがおすすめです。ロビーや周辺環境を含めて外国人客が多く、ホテル滞在中もアメリカンな雰囲気が継続するので、旅の没入感が高まりますよ。
異国情緒あふれる横須賀のアメリカ村で非日常体験まとめ
横須賀のドブ板通りは、テーマパークとして作られた虚構のアメリカではなく、長年の米軍駐留という歴史と生活感が入り混じったリアルな「アメリカ村」です。
巨大なハンバーガーを頬張り、職人の魂がこもったスカジャンを眺め、夜は英語が飛び交うバーで乾杯する。そんな非日常的な体験が、都心から電車で1時間足らずで叶います。次の週末は、パスポートのいらないアメリカ旅行へ出かけてみてはいかがでしょうか。