横浜観光で古墳巡り!おすすめ史跡3選と疲れないモデルコース

苔むした石灯籠が並ぶ静かな森の道の写真とともに、「古墳時代の横浜に出会う旅:歴史と自然を感じる静かな時間の旅」と書かれたスライド画像。 時間を感じる場所
横浜で現実逃避作成イメージ

「横浜観光で古墳巡りを楽しみたい」「横浜にも古墳は残っているの?」「なるべく歩かず、歴史を感じられる場所を訪ねたい」

そんな方におすすめなのが、横浜市北部を中心に点在する古墳や横穴墓を巡る、静かな歴史散策です。

横浜といえば、みなとみらいや赤レンガ倉庫、中華街などの港町観光が定番。しかし、開港よりはるか昔、この地域にも古代の人々が暮らし、有力者たちの墓が築かれていました。

横浜観光で古墳巡りをするなら、まずおすすめしたいのは「稲荷前古墳群」と「市ケ尾横穴古墳群」です。

稲荷前古墳群では保存公開されている3基の古墳、市ケ尾横穴古墳群では丘陵の斜面に造られた19基の横穴墓を見ることができます。どちらも横浜市青葉区にあり、東急田園都市線の市が尾駅を起点に計画しやすい史跡です。

さらに、荏子田横穴、弥生時代の集落と墓地を復元した大塚・歳勝土遺跡公園、古代の生活を学べる横浜市歴史博物館などを組み合わせれば、横浜の歴史をより深く楽しめます。

この記事では、実際に保存・公開が確認できる史跡を中心に、見どころ、アクセス、坂道やトイレの注意点、疲れにくいモデルコースを紹介します。

60代以上の方、一人旅や夫婦旅、歴史好きの親子連れにも役立つよう、歩く距離だけでなく、休憩の取り方や移動手段も考えた観光ガイドです。

※史跡の指定状況・施設情報は2026年11月時点で確認できる公式情報をもとにしています。現地の整備状況、立入範囲、バスの運行状況などは訪問前にご確認ください。

横浜の緑に囲まれた静かな歴史散策路を表現したイメージ

横浜で現実逃避作成イメージ。実際の古墳の写真ではありません。

横浜観光で古墳巡り!最初に知っておきたいおすすめスポット

横浜の古墳巡りで大切なのは、見学できる古墳と、古代の生活を学べる遺跡を区別することです。

古墳そのものを見たい方は青葉区、歴史をじっくり学びたい方は都筑区の博物館や遺跡公園を中心にすると、目的に合った観光ができます。

スポット 所在地 見どころ おすすめの方
稲荷前古墳群 青葉区 現存する3基の古墳 本物の墳丘を見たい方
市ケ尾横穴古墳群 青葉区 19基の横穴墓 古代の埋葬文化に興味がある方
荏子田横穴 青葉区 家形の構造を持つ横穴墓 静かな穴場を訪ねたい方
大塚・歳勝土遺跡公園 都筑区 弥生時代の集落と墓地 古代の暮らしも知りたい方
横浜市歴史博物館 都筑区 横浜の先史・古代史の展示 雨の日や歩行負担を抑えたい方
三殿台遺跡・三殿台考古館 磯子区 縄文・弥生・古墳時代の集落跡 古墳時代の生活も学びたい方

この中で古墳時代の墓を現地で見ることを主目的にするなら、上から3カ所が候補になります。

一方、大塚・歳勝土遺跡公園は弥生時代の遺跡、三殿台遺跡は古代の集落跡です。どちらも古墳そのものではありませんが、古墳時代の前後に人々がどのような暮らしを営んでいたのか理解するうえで役立ちます。

横浜にはなぜ古墳がある?港町になる前の歴史を知ろう

横浜の歴史は1859年の開港よりずっと古い

横浜が国際的な港町として発展するきっかけとなったのは、1859年の横浜開港です。

しかし、現在の横浜市域では、それより何千年も前から人々が生活していました。

縄文時代には貝塚を伴う集落が形成され、弥生時代には農耕を営むムラが発展しました。その後、古墳時代になると、地域の有力者やその集団に関わる墓が築かれるようになります。

横浜市北部には、鶴見川とその支流が流れ、周囲に丘陵地が広がっています。

古墳や横穴墓の分布を見ると、こうした川沿いの地域や丘陵地が、古代の人々にとって重要な生活の舞台だったことがうかがえます。

現在は住宅地や道路が整備されていますが、史跡を訪ねると、現代の街並みの中に古代の地形や歴史の痕跡が残っていることに気づきます。

前方後円墳・円墳・方墳とは?

古墳とは、主に古墳時代に築かれた、土を盛り上げるなどして造られた墓です。

形によって、いくつかの種類があります。

種類 形の特徴
前方後円墳 四角形の部分と円形の部分を組み合わせた形
前方後方墳 四角形の部分を前後に組み合わせた形
円墳 上から見ると円形に近い形
方墳 上から見ると四角形に近い形

全国的には大阪府の大仙陵古墳などがよく知られていますが、横浜にもさまざまな形の古墳が築かれていました。

例えば、稲荷前古墳群では発掘調査によって前方後円墳、前方後方墳、円墳、方墳などが確認されています。

古墳の形だけでなく、副葬品や築造時期を調べることで、地域の社会や人々のつながりを考える手がかりになります。

横穴墓は古墳と同じなの?

古墳巡りを計画する際に知っておきたいのが、横穴墓(よこあなぼ)という埋葬施設です。

横穴墓は、丘陵の斜面に横向きの穴を掘り、内部に遺体を納めた墓です。

地面の上に土を盛り上げる古墳とは外観が大きく異なりますが、古墳時代後期から終末期の埋葬文化を知る重要な遺構です。

横浜市の「市ケ尾横穴古墳群」は、文化財の正式名称にも「古墳群」という表記が使われています。

ただし、実際の遺構は墳丘を持つ墓ではなく、斜面に掘られた横穴墓です。この違いを理解してから見学すると、史跡の面白さがぐっと深まります。

弥生時代の方形周溝墓と古墳はどう違う?

もう一つ、混同しやすいのが方形周溝墓(ほうけいしゅうこうぼ)です。

方形周溝墓は、墓の周囲を四角い溝で囲んだ墓制で、弥生時代の集落遺跡などから発見されています。

大塚・歳勝土遺跡公園で見られるのは、主に弥生時代の方形周溝墓です。

古墳時代の方墳と形が似ている部分はありますが、単純に同じものとして扱うことはできません。

横浜の古墳巡りでは、こうした墓の形や時代の違いにも注目してみてください。

1. 稲荷前古墳群|横浜で本物の古墳を見るなら外せない

横浜観光で古墳巡りをするなら、最初に候補に入れたいのが青葉区大場町にある稲荷前古墳群(いなりまえこふんぐん)です。

横浜市の公式資料によると、1967年と1969年の発掘調査で、合計10基の古墳と3群9基以上の横穴墓が発見されました。

古墳は4世紀後半から7世紀にかけて築かれたと考えられ、現在は15号墳・16号墳・17号墳の3基が保存公開されています。

1970年に神奈川県指定史跡となった、横浜の古墳文化を知るうえで重要な場所です。

さまざまな形の古墳が見つかった貴重な史跡

稲荷前古墳群の特徴は、異なる形の古墳が同じ地域に集中していたことです。

発掘調査では、前方後円墳2基、前方後方墳1基、円墳4基、方墳3基が確認されています。

これほど多様な形の古墳が発見されたことから、稲荷前古墳群は「古墳の博物館」と呼ばれることもあります。

現在、すべての古墳が地表で見られるわけではありませんが、保存された墳丘から当時の墓の規模や地形との関係を考えることができます。

見学するときは、まず案内板に目を通し、古墳の位置と形を確認するのがおすすめです。

ただの草地や小高い丘に見える場所も、築造された時代や埋葬の意味を知ることで、まったく違う風景に感じられるでしょう。

副葬品からわかる古代の人々の暮らし

稲荷前古墳群の発掘調査では、管玉やガラス小玉などの装身具、鉄刀、鉄鏃、耳環などが発見されています。

こうした副葬品は、被葬者の社会的な立場や、当時の人々が持っていた技術、地域間の交流を考えるための重要な資料です。

ただし、出土品の種類だけで被葬者の身分や具体的な人物を断定することはできません。

古墳の規模、築造時期、周辺の遺跡などと合わせて考えることが大切です。

古墳を見ながら「この場所に埋葬されたのは、どのような人だったのだろう」と想像する時間も、歴史散策の醍醐味です。

アクセスは市が尾駅からバス利用がおすすめ

稲荷前古墳群は、東急田園都市線「市が尾駅」から路線バスでアクセスできます。

最寄りのバス停の一つは「水道局青葉事務所前」。停留所からは徒歩数分が目安です。

市が尾駅と水道局青葉事務所前の間には東急バスの市43系統などが運行しています。

徒歩でも訪問できますが、古墳は丘陵地にあるため、歩く距離を減らしたい方はバス利用を基本にするとよいでしょう。

バス停から古墳までの道や史跡周辺には起伏があるため、平坦な観光施設と同じ感覚で計画しないことも重要です。

稲荷前古墳群の基本情報

  • 所在地:横浜市青葉区大場町
  • 文化財:神奈川県指定史跡
  • 保存公開:15号墳・16号墳・17号墳
  • アクセス:東急田園都市線「市が尾駅」から路線バス、「水道局青葉事務所前」下車、徒歩数分
  • 見学時間の目安:20〜40分程度
  • 注意点:丘陵地のため坂道や足元の状態に注意

横浜市公式|稲荷前古墳群

静かな史跡ですが、周辺は地域住民の生活圏です。大きな声を出さず、私有地や立入禁止区域に入らないようにしましょう。

2. 市ケ尾横穴古墳群|19基の横穴墓が並ぶ歴史公園

横浜市青葉区で、古代の墓の構造を間近に感じられるスポットが市ケ尾横穴古墳群です。

史跡は「市ケ尾遺跡公園」として整備されており、東急田園都市線「市が尾駅」から徒歩約10分でアクセスできます。

稲荷前古墳群と同じ市が尾駅周辺にあるため、2カ所を組み合わせると、横浜の古墳文化を効率よく学べます。

6世紀後半から7世紀後半に築かれた横穴墓

市ケ尾横穴古墳群は、6世紀後半から7世紀後半にかけて造られた横穴墓群です。

横浜市によると、A群12基とB群7基、合計19基の横穴墓が確認されています。

1933年と1956年に発掘調査が行われ、刀や土器などの遺物が発見されました。

特に興味深いのは、横穴墓の入口前に設けられた前庭部から出土品が見つかっていることです。

この場所では、死者をまつる何らかの儀式が行われていた可能性があると考えられています。

古代の墓は、単に亡くなった人を埋葬する場所だっただけではありません。残された人々が死者と向き合い、儀式を行う場所でもあったのかもしれません。

横穴の内部構造を見比べる楽しさ

横穴墓は、丘陵の斜面を掘り込んで造られています。

入口、通路、遺体を納める空間などの構造には違いがあり、市ケ尾横穴古墳群では、その変化を知ることができます。

保存整備されている遺構を観察するときは、入口の形や内部の広さ、岩盤を掘り込んだ様子に注目してみてください。

すべての横穴墓に自由に入れるわけではありません。公開されている範囲や立入方法は、現地の案内に従いましょう。

古代の人々がどのような道具を使い、どれほどの時間をかけて横穴を掘ったのか。そのような疑問を持ちながら見学するだけでも、歴史への興味が深まります。

ベンチとトイレがあるのも魅力

市ケ尾遺跡公園は、古墳巡り初心者にも選びやすい場所です。

横浜市の公園情報では、園内にベンチとトイレが設けられていることが確認できます。

史跡見学では、見どころだけでなく、途中で座れる場所があるかどうかも重要です。

特に60代以上の方や長時間歩くのが苦手な方は、説明板を読みながら少しずつ移動し、疲れを感じる前に休憩すると安心です。

ただし、丘陵の斜面を利用した史跡のため、園内のすべてが平坦というわけではありません。滑りにくい靴を選び、無理に奥まで歩かないようにしましょう。

市ケ尾横穴古墳群の基本情報

  • 所在地:横浜市青葉区市ケ尾町1639-1(市ケ尾遺跡公園)
  • 文化財:神奈川県指定史跡
  • 横穴墓:A群12基・B群7基、合計19基
  • アクセス:東急田園都市線「市が尾駅」から徒歩約10分
  • 設備:ベンチ・トイレ
  • 見学時間の目安:30〜45分程度
  • 注意点:斜面や段差、立入範囲に注意

横浜市公式|市ケ尾横穴古墳群

横浜市公式|市ケ尾遺跡公園

稲荷前古墳群が地表に築かれた古墳の姿を楽しむ場所なら、市ケ尾横穴古墳群は斜面の内部に墓を造った文化を知る場所です。

2つの史跡を同じ日に訪ねることで、古墳時代の埋葬方法の違いを比較できるのが、このエリアの大きな魅力です。

3. 荏子田横穴|住宅地の公園に残る珍しい横穴墓

もう少し静かな場所で横浜の古代史に触れたい方には、青葉区荏子田にある荏子田横穴(えこだおうけつ)がおすすめです。

荏子田横穴は、荏子田朝日公園の中にある横穴墓で、「荏子田かんかん穴」とも呼ばれています。

1993年に横浜市指定史跡となった文化財です。

7世紀前半頃の有力者の墓と考えられている

横浜市の資料によると、荏子田横穴は台地の南側斜面に造られた2基の横穴墓です。

7世紀前半頃、この地域の有力者の墓として造られたと考えられています。

特に注目したいのが、西側にある横穴墓の内部構造です。

入口から奥壁までの全長は約6メートル。遺体を納める玄室には、家の屋根や柱を思わせる構造が表現されています。

壁や天井には、棟木、桁、柱、垂木などの建築部材を模した彫刻が施されており、横浜市域では珍しい形式です。

墓の内部に住居のような形を再現していることは、当時の埋葬に対する考え方を知る重要な手がかりになります。

保存のため内部への立ち入りが制限されている場合があります。見学では外観や案内板を中心に確認し、立入禁止の場所には入らないようにしましょう。

大きな観光施設ではなく地域の公園にある史跡

荏子田横穴がある荏子田朝日公園は、地域の人々に利用されている街区公園です。

横浜市の公園情報では、ベンチ、水飲み、砂場、すべり台、ブランコが設けられています。

大規模な観光施設とは異なり、特別な展示室や売店があるわけではありません。

その分、日常の暮らしのすぐそばに古代の墓が残っていることを感じられる場所です。

公園を利用する子どもたちや地域住民の妨げにならないよう、落ち着いて見学しましょう。

公共交通機関で訪問する場合

荏子田朝日公園へは、たまプラーザ駅やあざみ野駅方面から路線バスを利用する方法があります。

周辺には東急バスの「荏子田一丁目」停留所があり、た63系統などが運行しています。

ただし、運行本数や経由地、停留所から公園までの道順は出発地によって異なります。

現地で長い距離を歩きたくない方は、事前に地図アプリで荏子田朝日公園までの経路を確認し、必要に応じてタクシー利用も検討すると安心です。

荏子田横穴の基本情報

  • 所在地:横浜市青葉区荏子田一丁目7-1(荏子田朝日公園)
  • 文化財:横浜市指定史跡
  • 横穴墓:2基
  • 築造時期:7世紀前半頃と推定
  • アクセス:たまプラーザ駅・あざみ野駅方面からバスなどを利用
  • 設備:ベンチ・水飲み・遊具
  • 見学時間の目安:15〜30分程度
  • 注意点:公園内にトイレは設置されていないため事前に済ませておく

横浜市公式|荏子田横穴

横浜市公式|荏子田朝日公園

荏子田横穴は、広い園内を長時間歩く観光というよりも、小さな史跡をじっくり観察する立ち寄り先に向いています。

市ケ尾横穴古墳群と比較すれば、同じ横穴墓であっても規模や構造に違いがあることを理解できるでしょう。

4. 大塚・歳勝土遺跡公園|古墳時代より前の横浜を知る

横浜の古代史を幅広く楽しみたい方におすすめなのが、都筑区の大塚・歳勝土遺跡公園(おおつか・さいかちどいせきこうえん)です。

ここは厳密には古墳ではなく、弥生時代のムラと墓地の跡を保存・復元した国指定史跡です。

古墳時代の墓を見学する場所ではありませんが、古墳文化が広まる以前の人々の生活や埋葬方法を知るうえで重要な施設です。

大塚・歳勝土遺跡公園の竪穴住居と方形周溝墓を表現したイメージ

横浜で現実逃避作成イメージ。実際の公園を撮影した写真ではありません。

約2200年前の環濠集落が復元されている

大塚遺跡は、今から約2200年前の弥生時代のムラの跡です。

当時の集落は周囲に濠を巡らせた環濠集落で、敵などの侵入を防ぐための施設が造られていました。

現在の遺跡公園には、竪穴住居7棟のほか、高床式倉庫、木橋などが復元されています。

竪穴住居は、地面を掘り下げて床を造り、柱や屋根を設けた住居です。

現代の住宅とは構造が大きく異なりますが、当時の人々が家族や集団で生活していた様子を想像することができます。

復元住居を見るときは、入口の位置、屋根の大きさ、内部の空間などに注目してみてください。

写真だけではわかりにくい住居の規模を、実際の空間として感じられるのが魅力です。

歳勝土遺跡では弥生時代の墓地を学べる

大塚遺跡の近くにある歳勝土遺跡では、弥生時代の墓地が発見されています。

その中心となるのが、墓の周囲に四角い溝を設けた方形周溝墓です。

古墳時代の古墳とは異なる墓制ですが、人々が死者をどのように葬り、墓地を形成していたのかを考えるうえで重要です。

稲荷前古墳群や市ケ尾横穴古墳群を訪問した後にこの場所を見学すると、弥生時代と古墳時代で墓の形や構造がどのように異なるのか、比較しやすくなります。

歴史が好きな方は、古墳だけに注目するのではなく、その前の時代の暮らしや墓地にも目を向けてみると面白いでしょう。

センター北駅から徒歩約5分でアクセスしやすい

大塚・歳勝土遺跡公園へは、横浜市営地下鉄「センター北駅」から徒歩約5分でアクセスできます。

さらに、隣接する横浜市歴史博物館と組み合わせれば、屋外の遺跡見学と屋内での歴史学習を一度に楽しめます。

横浜市のバリアフリー情報によると、遺跡公園にはスロープが整備され、案内表示の高さにも配慮されています。

ただし、屋外の遺跡は広さがあり、見学する範囲によって歩く距離が変わります。すべてを見ることにこだわらず、体力に合わせて回るとよいでしょう。

大塚・歳勝土遺跡公園の基本情報

  • 所在地:横浜市都筑区大棚西1周辺
  • 文化財:国指定史跡
  • 内容:弥生時代の環濠集落と方形周溝墓群
  • アクセス:横浜市営地下鉄「センター北駅」から徒歩約5分
  • 大塚遺跡の公開時間:9:00〜17:00
  • 大塚遺跡の休園日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始
  • 入園料:無料
  • 注意点:大塚遺跡以外の公園部分は24時間利用可能。公開区域や時間を確認して訪問する

横浜市歴史博物館公式|大塚・歳勝土遺跡公園

5. 横浜市歴史博物館|雨の日にも楽しめる古代史スポット

古墳や遺跡の背景を詳しく知りたい方には、横浜市歴史博物館がおすすめです。

屋外の史跡を歩くだけではわからない歴史を、展示資料や解説を通して学ぶことができます。

特に古墳時代の社会や人々の暮らしに興味がある方は、関連する常設展示を見学してから古墳を訪ねると、現地での理解が深まりやすくなります。

横浜の歴史を先史時代から学べる

横浜市歴史博物館では、先史時代から現代に至る横浜の歴史を幅広く紹介しています。

常設展示では、時代ごとの生活や社会の変化を、考古資料や模型などを通して学ぶことができます。

古墳巡りと関係が深いのは、弥生時代から古墳時代にかけての展示です。

古代の人々がどのような道具を使い、どのように社会を形成していたのかを知ることで、史跡に残された墓や集落をより具体的にイメージできます。

展示替えや企画展によって紹介される資料が異なる場合があります。特定の出土品を目的に訪問する場合は、事前に博物館へ確認すると確実です。

雨の日や暑い日は博物館中心にする

古墳巡りは屋外の散策が中心になるため、天候に左右されやすい観光です。

雨が降ると斜面や土の道が滑りやすくなり、真夏は熱中症にも注意する必要があります。

そのような日は、無理に古墳を巡らず、横浜市歴史博物館を中心に観光する方法もあります。

館内にはエレベーターやスロープ、多機能トイレなどが整備されており、車いすやシルバーカーの貸出サービスも案内されています。

屋外での長時間歩行が負担になる方にとっても、候補にしやすい施設です。

入館料とシニア向けの割引

2026年11月時点で、公式サイトに掲載されている常設展示の観覧料は以下のとおりです。

区分 常設展示観覧料
一般 400円
高校生・大学生 200円
小学生・中学生 100円
横浜市内在住65歳以上 100円

横浜市内在住65歳以上の方は、対象となることを証明できる「濱ともカード」などを提示することで、減免料金が適用されます。

また、対象となる障害者手帳をお持ちの方と介護者については、公式サイトで無料の取扱いが案内されています。

特別展・企画展は別料金となる場合があります。詳しい条件は公式サイトをご確認ください。

横浜市歴史博物館の基本情報

  • 所在地:横浜市都筑区中川中央1-18-1
  • アクセス:横浜市営地下鉄「センター北駅」から徒歩約5分
  • 開館時間:9:00〜17:00(券売16:30まで)
  • 休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始
  • 常設展示観覧料:一般400円
  • 駐車場:19台、30分100円
  • 設備:スロープ・エレベーターなど

横浜市歴史博物館公式|開館時間・料金

6. 三殿台遺跡|古墳時代の人々の生活にも触れる

古墳そのものに加えて、古墳時代の人々がどこで暮らしていたのか知りたい方には、磯子区岡村にある三殿台遺跡(さんとのだいいせき)もおすすめです。

ここは古墳ではなく、縄文時代・弥生時代・古墳時代にわたる集落の跡です。

国指定史跡として保存され、三殿台考古館とともに公開されています。

約270軒の竪穴住居跡が発見された遺跡

三殿台遺跡では、1961年に大規模な発掘調査が行われました。

調査には研究者や学生、市民など延べ約5000人が参加し、縄文時代から古墳時代にわたる約270軒の竪穴住居跡が発見されました。

そのうち弥生時代の住居跡は170軒近くに及びます。

こうした多数の住居跡は、地域で人々がどのように集落を形成してきたのかを考えるための貴重な資料となっています。

古墳は死者を葬る場所ですが、集落遺跡は人々が暮らしていた場所です。

両方を知ることで、古墳時代の社会を墓と生活の両面から理解できます。

見学時は高台までの移動に注意

三殿台遺跡は、標高約55メートルの丘の上に位置しています。

そのため、古代の人々が暮らした台地の地形を感じられる一方、アクセスする際には坂道などに注意が必要です。

公式案内では、横浜市営バス219系統の「三殿台入口」停留所から徒歩約5分とされています。

史跡を見学する時間だけでなく、バス停から施設までの移動も含めて予定を立てると安心です。

三殿台考古館の基本情報

  • 所在地:横浜市磯子区岡村4丁目11-22
  • 文化財:国指定史跡
  • 見どころ:縄文・弥生・古墳時代の住居跡
  • アクセス:市営バス219系統「三殿台入口」下車、徒歩約5分
  • 開館時間:9:00〜17:00
  • 休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
  • 注意点:高台にあるため、坂道や足元に注意

三殿台考古館公式|遺跡紹介

横浜の古墳巡りは何時間必要?疲れないモデルコース3選

横浜の古墳巡りでは、すべての史跡を1日で回ろうとしないことが大切です。

古墳は市内各所に分かれており、特に青葉区の史跡は丘陵地や住宅地に点在しています。

地図上の距離が近くても、坂道やバスの待ち時間によって負担が大きくなることがあります。

おすすめは、古墳を中心に巡る青葉区コース、歩行負担を抑えやすい都筑区コース、古代の集落まで学ぶ歴史探訪コースの3つです。

モデルコースA|市が尾駅発・古墳を楽しむ半日コース

本物の古墳と横穴墓を同じ日に見たい方には、市が尾駅を起点にする半日コースがおすすめです。

午前中に市ケ尾横穴古墳群を見学し、昼食を挟んで稲荷前古墳群へ向かう流れなら、無理に急がず楽しめます。

時間 予定 ポイント
10:00 市が尾駅集合 出発前にトイレを済ませる
10:15〜11:00 市ケ尾横穴古墳群 19基の横穴墓を見学
11:00〜11:30 市が尾駅方面へ戻る 途中で無理せず休憩
11:30〜12:30 駅周辺で昼食 座って十分に休む
12:30〜13:15 バス移動・稲荷前古墳群へ 待ち時間を含め余裕を持つ
13:15〜14:00 稲荷前古墳群を見学 保存公開された墳丘を観察
14:00〜15:00 バスで駅方面へ戻る 早めに帰路へ

※時刻は旅行計画の一例です。実際のバス時刻や徒歩所要時間を保証するものではありません。

このコースで気をつけたいこと

市ケ尾横穴古墳群は駅から徒歩約10分ですが、往復するとそれなりの距離になります。

さらに稲荷前古墳群では、バス停から史跡までの移動や丘陵地の散策が必要です。

普段あまり歩かない方は、市ケ尾横穴古墳群だけを見学して昼食を楽しむ短縮コースでも十分です。

反対に、古墳を中心に楽しみたい方は稲荷前古墳群を優先し、体力や時間に余裕があれば市ケ尾横穴古墳群を追加する方法もあります。

大切なのは、古墳の数を多く巡ることではなく、一つひとつの史跡を落ち着いて楽しむことです。

モデルコースB|センター北駅発・歩行負担を抑える半日コース

歴史を楽しみたいけれど、坂道や長距離歩行が不安な方には、センター北駅周辺のコースが向いています。

このコースでは古墳そのものではなく、弥生時代の遺跡と博物館を中心に巡ります。

時間 予定 ポイント
10:00 センター北駅到着 駅周辺で準備
10:15〜11:30 横浜市歴史博物館 古代史を屋内で学ぶ
11:30〜12:15 大塚・歳勝土遺跡公園 復元住居と墓地を見る
12:15〜13:15 駅周辺で昼食 ゆっくり休憩
13:15〜14:00 余裕があれば追加見学 体調と天候に合わせる

※博物館と大塚遺跡の公開日・公開時間を確認して計画してください。

60代以上の方におすすめする理由

このコースの魅力は、博物館と遺跡公園が隣接していることです。

別の駅へ移動する必要がなく、屋内と屋外の見学を組み合わせられるため、天候や体調に合わせて内容を調整しやすくなっています。

横浜市歴史博物館にはエレベーターなどがあり、館内の移動に配慮された設備が整っています。

遺跡公園にもスロープがありますが、屋外部分をすべて歩く必要はありません。

暑さや寒さが厳しい日には博物館の見学時間を長めにし、過ごしやすい日は公園での散策を増やすとよいでしょう。

センター北駅周辺には商業施設もあるため、食事や買い物と組み合わせやすい点も魅力です。

モデルコースC|荏子田横穴と周辺の歴史を楽しむコース

有名観光地ではなく、地域の歴史を静かに訪ねたい方には、荏子田横穴を中心にしたコースもおすすめです。

たまプラーザ駅またはあざみ野駅を起点に、路線バスで荏子田朝日公園へ向かいます。

横穴墓の見学は比較的短時間で済むため、駅周辺での食事や休憩と組み合わせる計画が向いています。

ただし、複数の史跡を連続して徒歩で巡ることを前提にはしない方が安心です。

青葉区は起伏のある地域なので、近くに見える場所でも坂を上り下りする場合があります。

古墳や横穴墓の見学を30分程度にとどめ、残りの時間をゆったり過ごすのも、十分に満足できる歴史散策です。

横浜の古墳巡りで疲れないための5つの工夫

1. 目的地を1〜2カ所に絞る

古墳巡りでは、観光スポットの数を増やすほど満足度が高まるとは限りません。

特に横浜北部は坂道や住宅地が多く、見学場所までの移動で体力を使う場合があります。

半日なら1〜2カ所、1日でも休憩を含めて2〜3カ所程度を目安にすると、落ち着いて楽しみやすくなります。

歴史の解説板をゆっくり読み、墳丘の形や周囲の地形を見る時間も確保しましょう。

2. 坂道を避けるため路線バスを活用する

横浜の古墳や横穴墓には、丘陵地に位置するものがあります。

駅から徒歩圏内と紹介されていても、実際には途中に上り坂がある場合があります。

とくに稲荷前古墳群や荏子田横穴へ向かう際は、路線バスの利用を検討すると移動距離を抑えられます。

出発前に確認しておきたいのは、乗車するバス停、降車する停留所、運行本数、帰りの時刻です。

帰りのバスを長時間待つことにならないよう、到着前に復路の時刻も確認しておくと安心です。

3. トイレの場所を事前に確認する

古墳や横穴墓の多くは、大規模な観光施設ではありません。

トイレがある場所もあれば、周辺の駅や商業施設を利用する必要がある場所もあります。

例えば、市ケ尾遺跡公園にはトイレがありますが、荏子田朝日公園にはトイレが設置されていません。

移動前に駅でトイレを済ませ、必要に応じて立ち寄れる施設を確認しておくと安心です。

同行者がいる場合は、それぞれの体調や休憩の希望にも配慮しましょう。

4. 滑りにくい靴を選ぶ

古墳の周囲は、土や草地、階段などがある場所も少なくありません。

舗装されている道であっても、雨上がりには落ち葉や湿った地面で滑りやすくなることがあります。

靴は、履き慣れたスニーカーやウォーキングシューズがおすすめです。

ヒールの高い靴や底が滑りやすい靴は避ける方がよいでしょう。

木々に囲まれた歴史散策路のイメージ。古墳巡りでは歩きやすい靴が重要

横浜で現実逃避作成イメージ。特定の史跡を撮影したものではありません。

5. 雨の日は無理に屋外の史跡へ行かない

雨の日や雨上がりは、土の道や斜面が滑りやすくなります。

足元に不安がある場合は、屋外の古墳巡りを別の日に変更することも大切です。

代わりに横浜市歴史博物館で古代史を学ぶだけでも、充実した時間を過ごせます。

天候によって行き先を変更できるようにしておくことが、疲れにくく安全な観光につながります。

横浜の古墳巡りは無料?必要な費用を確認

横浜の古墳巡りは、高額な観光費用をかけなくても楽しめるのが魅力です。

稲荷前古墳群、市ケ尾遺跡公園、荏子田朝日公園は、公開された史跡や公園部分の見学を中心に楽しめます。

大塚・歳勝土遺跡公園も入園無料です。

一方、横浜市歴史博物館の常設展示を見学する場合は、所定の観覧料が必要になります。

スポット 見学費用の考え方
稲荷前古墳群 公開史跡の屋外見学は無料
市ケ尾横穴古墳群 公園内の公開範囲は無料
荏子田横穴 公園内の公開範囲は無料
大塚・歳勝土遺跡公園 無料
横浜市歴史博物館 常設展示は一般400円

交通費や食事代は別途必要です。費用を抑えたい方は、駅やバス停からアクセスしやすい史跡を選び、同じエリアで予定をまとめるとよいでしょう。

古墳巡りのベストシーズンは春と秋

横浜で古墳巡りを楽しむなら、屋外を歩きやすい春と秋がおすすめです。

ただし、古墳は山林や草地、丘陵地にあることも多く、季節によって足元の状態が変わります。

春|新緑の中で歴史散策

春は気温が穏やかで、古墳周辺を散策するのに向いています。

草木が芽吹く時期は緑が美しく、静かな史跡で自然を感じながら過ごすことができます。

一方で、草の伸び具合によっては墳丘の輪郭が見えにくい場合もあります。

夏|暑さと虫への対策が必要

夏は熱中症への注意が欠かせません。

史跡には日陰が少ない場所や、風が通りにくい場所もあります。

暑い時期は早い時間帯に短時間だけ屋外を見学し、残りは博物館などの屋内施設を利用する計画が安心です。

水分や帽子、虫よけなども用意しておきましょう。

秋|落ち着いて歩きやすい季節

秋は暑さが和らぎ、歴史散策を楽しみやすい季節です。

紅葉や落葉によって、春や夏とは違った風景を感じられます。

ただし、濡れた落ち葉は滑りやすいため、雨の翌日は足元に注意してください。

冬|草が少なく地形を観察しやすい場合も

冬は草木が少なくなることで、古墳の輪郭や周囲の地形が見やすくなる場合があります。

一方で、日没が早く、夕方は暗くなるのも早い季節です。

古墳の見学は明るい時間帯に済ませ、余裕を持って帰るようにしましょう。

子ども連れや60代以上でも楽しめる?

横浜の古墳巡りは、年齢を問わず歴史に興味を持つきっかけになります。

ただし、すべての史跡が歩きやすく整備されているわけではありません。

小学生の歴史学習には市ケ尾遺跡公園

市ケ尾遺跡公園は、横穴墓を保存する歴史公園として整備されており、学校の社会科見学にも利用されています。

実際の史跡を見ることで、教科書の写真だけではわかりにくい横穴墓の大きさや構造を感じられます。

子どもと一緒に訪れる場合は、案内板を読みながら「この穴は何のために造られたのだろう」「どうして斜面に墓を造ったのだろう」と話してみるとよいでしょう。

史跡は文化財として保護されているため、遺構を傷つけたり、石や土を持ち帰ったりしないようにしてください。

未就学児連れなら博物館と遺跡公園の組み合わせも

小さな子どもと一緒に訪問する場合は、長時間の古墳巡りよりも、横浜市歴史博物館と大塚・歳勝土遺跡公園の組み合わせが候補になります。

博物館にはベビーカーの貸出があり、公園も一部バリアフリーに配慮されています。

復元された住居や倉庫を見ながら、昔の家と今の家の違いについて話すだけでも、楽しい学習になります。

60代以上は休憩時間を長めに確保

歴史散策を楽しみたい60代以上の方は、歩行時間を短くするだけでなく、休憩時間を十分に取ることが大切です。

例えば、午前中に史跡を1カ所見学し、昼食後は無理に別の古墳へ移動せず、駅周辺でゆっくり過ごす方法もあります。

座れる場所があるか、トイレが近くにあるか、帰りに坂を上る必要がないかなどを確認すると、観光中の負担を減らしやすくなります。

横浜の古墳巡りで楽しむ静かな散策と歴史学習のメリットをまとめたイメージ

横浜で現実逃避作成イメージ

古墳巡りで気をつけたい見学マナー

古墳や横穴墓は、長い年月を経て守り伝えられてきた貴重な文化財です。

公園として整備されている場所であっても、通常の広場とは異なる配慮が必要になります。

  • 立入禁止区域や保護柵の内側に入らない
  • 墳丘を傷つけたり、土を掘ったりしない
  • 遺物と思われるものを持ち帰らない
  • 地域住民の生活やプライバシーに配慮する
  • 植物を採取したり、史跡内にごみを残したりしない
  • 写真撮影では現地の案内や禁止事項を守る

古墳は見た目が公園の小さな丘に似ている場合もありますが、大切な文化財です。

案内板や見学路を確認し、次の世代にも良い状態で残せるよう、静かに見学しましょう。

横浜観光で古墳巡りを楽しむ際によくある質問

Q. 横浜市内で本物の古墳を見るならどこがおすすめですか?

横浜市青葉区の稲荷前古墳群がおすすめです。現在は15号墳・16号墳・17号墳の3基が保存公開されており、古墳時代の墳丘を見ることができます。

Q. 横浜で古墳巡りをするなら何時間必要ですか?

1カ所だけなら見学に20〜45分程度、移動と休憩を含めた半日コースなら3〜5時間程度を目安にすると計画しやすくなります。交通機関の待ち時間や見学する範囲によって変わるため、余裕を持って予定を立ててください。

Q. 市が尾駅から歩いて行ける古墳はありますか?

市ケ尾横穴古墳群がある市ケ尾遺跡公園は、東急田園都市線「市が尾駅」から徒歩約10分です。ただし、見学できるのは墳丘を持つ古墳ではなく、丘陵の斜面に造られた横穴墓です。

Q. 稲荷前古墳群に駐車場はありますか?

専用駐車場の利用条件は、今回確認できた公式史跡案内では明確に確認できませんでした。車で訪問する場合は、周辺の一般駐車場や道路状況を事前に確認してください。住宅地の路上駐車は避けましょう。

Q. 大塚・歳勝土遺跡公園は古墳ですか?

いいえ。大塚・歳勝土遺跡は、主に弥生時代の環濠集落と方形周溝墓群の遺跡です。古墳ではありませんが、古墳時代以前の横浜の暮らしや埋葬文化を知るための貴重な国指定史跡です。

Q. 横浜の古墳巡りは無料で楽しめますか?

稲荷前古墳群や市ケ尾遺跡公園など、無料で見学できる公開史跡があります。大塚・歳勝土遺跡公園も無料です。ただし、横浜市歴史博物館の常設展示は有料で、交通費や飲食代も別途必要になります。

Q. 車いすでも古墳巡りはできますか?

史跡によって状況が異なります。古墳や横穴墓は丘陵地や斜面にあることが多く、車いすでの移動が難しい区間も考えられます。

横浜市歴史博物館と大塚・歳勝土遺跡公園は、スロープやエレベーターなどのバリアフリー設備が案内されています。車いす利用の場合は、まずこうした施設を候補にするとよいでしょう。

Q. 雨の日でも古墳巡りはできますか?

屋外史跡は雨によって足元が滑りやすくなるため、無理な見学はおすすめしません。雨の日には横浜市歴史博物館などの屋内施設を利用し、天候の良い日に古墳を見学する方法が安心です。

Q. 子どもの自由研究にも向いていますか?

はい。古墳と横穴墓の違い、弥生時代と古墳時代の墓の違いなどは、自由研究の題材になります。

稲荷前古墳群、市ケ尾横穴古墳群、大塚・歳勝土遺跡公園を比較すると、古代の埋葬文化や生活の移り変わりを考えやすくなります。

Q. 横浜の古墳巡りと一緒に楽しめる歴史観光はありますか?

古墳や弥生遺跡だけでなく、横浜には江戸時代の街道や明治・大正時代の歴史的建造物なども残されています。

別の日に歴史散策を楽しむなら、横浜観光で旧東海道をゆっくり歩くのもおすすめです。

横浜の歴史を古代から近代まで幅広く楽しみたい方は、横浜観光で100年前と変わらない場所を訪ねる記事も参考にしてください。

横浜観光で古墳巡りを楽しもう|静かな歴史散策で新しい発見を

横浜観光で古墳巡りを楽しむなら、まずは稲荷前古墳群と市ケ尾横穴古墳群がおすすめです。

稲荷前古墳群では実際の墳丘、市ケ尾横穴古墳群では古代の人々が斜面に造った横穴墓を見学できます。

荏子田横穴まで足を延ばせば、横浜市内にも珍しい構造の墓が残されていることを知ることができます。

また、大塚・歳勝土遺跡公園や横浜市歴史博物館を組み合わせることで、古墳時代より前の歴史や、当時の暮らしにも理解が広がります。

横浜の古墳巡りで大切なのは、たくさん歩くことではなく、自分のペースで古代の歴史に触れること。

一人でじっくり史跡を観察するのも、夫婦で会話を楽しみながら歩くのも、子どもと一緒に昔の暮らしを考えるのも、それぞれに魅力があります。

観光客で賑わう港町とは違い、住宅地の中や静かな緑地に残る史跡では、普段とは違った時間の流れを感じられるかもしれません。

次の休日は、みなとみらいや中華街から少し視点を変えて、古代の横浜を訪ねてみませんか。

いつもの横浜とは違う、もう一つの歴史の風景が待っています。

横浜の古代史を静かに巡る時間旅行のイメージ

横浜で現実逃避作成イメージ

横浜の古墳・遺跡巡りに役立つ公式情報

※施設の開館日、料金、バスの運行情報、史跡の公開範囲などは変更される場合があります。お出かけ前に最新の公式情報をご確認ください。