横浜発はとバスツアーは無い?代替日帰り旅と乗場

横浜のバスターミナルに停車する日帰りツアー用の観光バス 歩きたくない
横浜で現実逃避作成イメージ

横浜発はとバスツアーは無い?代替日帰り旅と乗場

「横浜発はとバスツアー」で検索してみたけれど、意外と情報が見つからない…そう感じていませんか?「横浜駅」という便利なターミナル駅から、あの有名な「はとバス」に乗って日帰り旅行に行けたら最高ですよね。東京観光の定番ブランドですから、横浜駅から出発する便利なツアーも当然あるだろう、と思って探すのは自然なことだと思います。

ですが、実際に探してみると東京発のプランばかりが目立って、「横浜発」がなかなか見当たらない、という状況になりがちです。

実のところ、ユーザーが期待する「横浜駅を出発し、日帰りで観光地へ向かうはとバスのツアー」は、定期運行のラインナップとしては現在、存在しないのが現状なんです。

でも、がっかりするのはまだ早いかもしれません。多くの方が「はとバス」というキーワードで探しているのは、「横浜駅という便利な場所から出発できる、信頼できる楽しい日帰りバスツアー」なのではないでしょうか。

この記事では、「横浜発はとバスツアー」の運行実態と、なぜ検索結果に宿泊プランなどが表示されるのかという疑問を徹底的に解消します。その上で、私たちが本当に探している「横浜発」で楽しめる、いちご狩り食べ放題イルミネーションなどの魅力的な日帰りツアーの選択肢を、具体的なプラン例とともにご紹介します。さらに、一人参加雨天催行の疑問、そして最大の難関とも言える複雑な「横浜駅のバスツアー集合場所」へのアクセスも、写真付きで解説するレベルで詳しく解説していきますね。

  • 横浜発のはとバスツアーが無い理由と検索意図の分析
  • 「はとバス」の代わりに横浜発で乗れる主要バスツアー会社とプランの種類
  • 最難関「YCAT」など横浜駅の主要バス乗場へのアクセス方法と注意点
  • 一人参加、雨天催行、キャンセル料など予約前のよくある疑問

横浜発はとバスツアーの運行状況と検索意図

まずは「横浜発はとバスツアー」で探しているのに、なぜかスッキリとした答えが見つからない…その理由と、検索の背景にある本当のニーズについて、一緒に整理してみましょう。この「なぜ?」が分かると、次に何をすべきかがクリアになると思います。

横浜発はとバスツアーの運行状況【結論】

いきなり結論から、もう一度はっきりとお伝えします。

「横浜駅を出発地とする、はとバスの定期観光ツアー」は、現在のところ見つかりません。

私も横浜市民として「あったら便利だな」と思い、はとバスの公式サイトをはじめ、各種旅行代理店のサイトで何度も「出発地:横浜」で検索を試みましたが、これが実情のようです。

はとバスが公式に運行している、浅草や東京タワー、皇居などを巡るような定番の定期観光ツアーは、そのほとんどが「東京駅丸の内南口」や「新宿駅」といった、東京都内を出発地として設定されています。これは、はとバスの主な役割が「東京を訪れた観光客」に「東京の名所」を効率よく案内することにあるため、都心の主要駅が起点となっているんですね。

ですので、「横浜駅の東口や西口に行って、はとバスに乗って日帰り旅行へ」という使い方は、今のところできない、ということになります。

検索意図は横浜発の日帰りツアー

「じゃあ、なぜこんなに検索されているの?」と思いますよね。そのキーワードで検索している私たちがいるわけですから。

これは私の分析ですが、多くの方が「はとバス」という特定のバス会社に絶対乗りたい!というよりは、「高品質で信頼できる日帰りバスツアー」の代名詞として「はとバス」という言葉を使っている可能性が非常に高いかなと思います。

ブランド・プロキシとしての「はとバス」

「宅急便」(ヤマト運輸のサービス名)や「サランラップ」(旭化成の商標)のように、特定の商品名がそのカテゴリ全体を示す一般名詞のように使われることがありますよね。これに近い現象かなと思います。

バスツアー業界において、「はとバス」ブランドの信頼度や知名度は、特に首都圏では絶大です。「はとバスなら安心」「はとバスなら楽しいプランがあるはず」というイメージが、私たちの中に強く根付いています。

だからこそ、「横浜駅という便利な場所から出発できる、はとバスのように信頼できる楽しい日帰りツアー」を探している、というのが、このキーワードで検索するユーザーの本当のニーズ(検索意図)だと考えられます。横浜市民や神奈川県民からすれば、わざわざ朝早くに東京駅まで行かずに、横浜から楽に出発したいですからね。

横浜観光と横浜出発の混同に注意

もう一つ、私たちが混同しやすい、検索結果がややこしくなるポイントがあります。

それは、はとバスの公式サイトや楽天トラベル、じゃらんなどの提携サイトで、「東京・横浜観光バスツアー」といったカテゴリや表記が設けられていることです。

これを見ると「お、やっぱり横浜発もあるんだ」と一瞬期待してしまいがちですが、ツアーの詳細をよく見てみると、これは東京駅などを出発して、目的地として横浜(みなとみらい、赤レンガ倉庫、横浜中華街など)を周遊するツアーのことなんです。

あくまで「横浜観光するツアー」(目的地が横浜)であって、「横浜から出発するツアー」(出発地が横浜)ではないんですね。

同じ「横浜」という単語がツアータイトルに入っているので、この違いは検索結果の一覧だけを見ていると、本当に分かりにくいかもしれません。

検索結果に表示される宿泊プランとは

「でも、検索したら横浜発のはとバスツアーがヒットしたよ?」という方もいるかもしれません。

それ、もしかしていくらや広島、岡山、愛媛といった地方発の、2泊3日などの宿泊を伴うパッケージツアーではないでしょうか?

これらは、例えば「愛媛・松山空港から飛行機で羽田へ。2日目にフリータイム、または(オプションで)はとバスの都内観光。3日目に横浜中華街を散策して羽田から帰着」といった、旅行内容の一部に「はとバスのツアー」が組み込まれているか、選択肢として提示されているプランがほとんどです。

これらは日帰りツアーではありません

これらはあくまで地方から横浜や東京へ来る人向けの「パッケージプラン」です。横浜在住の私たちが「日帰り」で利用するものでは全くないため、間違えて予約しないよう十分注意してくださいね。

横浜発ツアーを運行する主要会社

横浜発のツアーを運行する様々なバス会社の観光バスが並ぶ様子

横浜で現実逃避作成イメージ

さて、ここまで「横浜発のはとバスは無い」という話をしてきましたが、がっかりする必要は全くありません。むしろ、ここからが本題です。

私たちが本当に求めている「横浜駅を出発地とする日帰り・宿泊バスツアー」は、はとバス以外の旅行会社によって、実はものすごくたくさん企画・催行されています。

横浜発のツアーに強い主要なブランドやプラットフォームは、例えば以下のようなところがあります。

  • クラブツーリズム
    言わずと知れた大手。テーマ性のある企画(歴史、登山、写真など)から定番の味覚狩りまで、圧倒的なプラン数を誇ります。
  • 平日バスツアーズ (busnavi.tours)
    名前の通り、平日限定のお得なツアーを多く扱っているのが特徴です。
  • VIPライナー (VIP Tabi / 平成エンタープライズ)
    高速バスで有名ですが、「VIP Tabi」ブランドで味覚狩りや絶景スポット巡りなどの日帰りツアーも豊富に催行しています。
  • オリオンバス旅 (Orion Bus Tabi / オリオンツアー)
    こちらも高速バスのイメージが強いですが、季節のイベント(イルミネーションや果物狩り)に合わせた日帰り・宿泊ツアーを多数企画しています。
  • バンビツアー (遠州鉄道)
    静岡を基盤とする会社ですが、横浜発のツアーも設定されています。
  • 楽天トラベル(および提携事業者)
    楽天トラベルのプラットフォーム上で、上記を含む様々な事業者が横浜発のツアーを販売しています。ポイントが貯まる・使えるのが魅力ですね。

これらのツアーを眺めていると気づくのですが、横浜発のツアーは、神奈川県内(箱根など)へ向かうものは意外と少なく、主に千葉(房総)、山梨(河口湖・勝沼)、静岡(伊豆・御殿場)、群馬・栃木(日光・富岡)など、近県への「体験型レジャー」が主流となっています。これは、私たち利用者の多くが横浜市および神奈川県在住者であり、出発地(日常)から少し離れた「非日常」の体験を求めていることの表れかもしれませんね。

横浜発はとバスツアーの代替案と集合場所

では、具体的にどんなツアーがあるの?という疑問にお答えします。ここからは、「横浜発はとバスツアー」の完璧な代替ソリューションとなる、人気のテーマ別ツアーと、予約した人が一番迷いやすい「集合場所」への行き方を徹底ガイドしますね。

いちご狩りや食べ放題の日帰りプラン

バスツアーの人気プランである「いちご狩り」で、真っ赤に実ったイチゴを収穫する様子

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横浜発のバスツアーで、まず人気が高いのが「味覚狩り」と「食べ放題」のゴールデンコンビです。特に冬から春(1月~5月頃)にかけては「いちご狩り」が大人気。千葉の南房総方面へ向かうツアーが定番中の定番ですね。

【ツアー例】南房総 いちご狩り&海鮮浜焼き食べ放題

横浜発バスツアーの目玉、海鮮浜焼き食べ放題でハマグリやエビが網の上で焼かれている様子

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横浜駅東口を朝8時頃に出発し、東京湾アクアライン(海ほたるで休憩することも)を通って房総半島へ。道中、はちみつ工房などで見学や試食を楽しんだ後、お待ちかねの「いちご狩り(30分食べ放題)」を楽しみます。(章姫、紅ほっぺ、やよい姫など、その日一番おいしい品種のハウスに案内されることが多いです)

そしてお昼は、これでもかというほどの「カニ&海鮮浜焼き食べ放題(60分)」。ズワイガニ、ハマグリ、サザエ、エビ、イカ、マグロなどの新鮮な魚介や肉、野菜などを自分で焼く浜焼きスタイル。さらに、オリジナルの海鮮丼が作れるようにお刺身が用意されていたり、デザートやドリンクバーまで付いていたり…と、合計50種類以上が食べ放題・飲み放題という、まさに夢のようなプランです。

帰りもお土産屋さんに寄ったりして、夕方には横浜に戻ってこられます。個人で車を運転していくと運転手はお酒が飲めませんし、そもそも「いちご狩り」と「浜焼き」を両方予約して時間通りに回るのは結構大変。それを全部バスがお任せで連れて行ってくれるのが、最大のメリットですね。

春以降は、さくらんぼ狩り、夏はメロンや桃、秋はぶどう(シャインマスカット狩り食べ放題など!)や梨、みかん狩りなど、一年中何かしらの味覚狩りツアーが企画されています。山梨方面の「桔梗信玄餅詰め放題」などがセットになったプランも鉄板の人気です。

イルミネーションと季節の絶景ツアー

横浜発のバスツアーで人気の「あしかがフラワーパーク」や「さがみ湖イルミリオン」を思わせる壮大なイルミネーション

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秋から冬(11月~2月頃)にかけては、季節の絶景、特に「イルミネーション」を目的としたツアーが急増します。

有名なのは、「関東三大イルミネーション」(※認定団体により諸説あり)にも数えられる「さがみ湖イルミリオン(神奈川)」、「あしかがフラワーパーク(栃木)」、「東京ドイツ村(千葉)」などですね。

例えば「さがみ湖イルミリオン」のツアーだと、日中は山梨で「桔梗信玄餅詰め放題」を体験し、ハイジの村でご当地グルメ「ほうとう」やスイス料理のランチビュッフェを楽しみ、ワインの試飲をした後、夕方から「さがみ湖イルミリオン」で約600万球の圧巻のイルミネーションを鑑賞する、といった流れです。

これらの大規模イルミネーション会場は、公共交通機関ではアクセスしにくい郊外にあることがほとんど。例えば、あしかがフラワーパークは最寄り駅がありますが、東京ドイツ村は最寄り駅からバスで時間がかかりますし、さがみ湖イルミリオンも最寄りの相模湖駅からバスが必要です。

車で行くにしても、冬の夜道や山道を運転するのは不安ですし、帰りの渋滞も心配です。その点、横浜駅から乗り換えなしで会場の目の前まで連れて行ってもらえるバスツアーは、本当に楽で安心ですね。

ほかにも、春の桜(河津桜やバスの車窓から見る桜並木など)や、秋の紅葉(河口湖もみじ回廊、三島スカイウォークなど)といった、その季節にしか見られない絶景スポットを巡るツアーも非常に人気があります。

神社仏閣巡りや工場見学ツアー

もう少し落ち着いた大人の旅がしたい、という方や、知的好奇心を満たしたい方には、パワースポット巡りや工場見学ツアーも人気です。

パワースポット・神社仏閣巡り

個人で一日で回るのはほぼ不可能な、広範囲に点在する神社仏閣を効率よく巡れるのがバスツアーの強みです。

  • 秩父三社巡り(三峯神社、秩父神社、宝登山神社)
    関東屈指のパワースポットとして有名な三社。特に三峯神社は標高の高い山奥にあるため、バスで連れて行ってもらえると非常に助かります。
  • 東国三社巡り(鹿島神宮、香取神宮、息栖神社)
    関東最古級とも言われる、茨城・千葉にまたがる三社を巡るプラン。北総の小江戸「佐原」の散策がセットになっていることも多いです。
  • 大山めぐり(大山阿夫利神社、大雄山最乗寺など)
    神奈川県内のパワースポットを巡り、大山名物の豆腐御膳を味わうツアーもあります。

工場見学・B級グルメ

テレビの旅番組で見るような、楽しい「社会科見学」のツアーもあります。

  • オギノパンと宮ケ瀬ダム
    B級グルメで金賞を受賞した「あげパン」で有名なオギノパン工場の見学・試食と、宮ケ瀬ダムの観光放流見学、そして名物「宮ケ瀬ダムカレー」の昼食がセットになったツアー。
  • 世界遺産「富岡製糸場」と群馬の大人気工場見学
    世界遺産の富岡製糸場をメインに、CMでおなじみの「めんたいパーク」や「こんにゃくパーク」、そしてラスクで有名な「ガトーフェスタハラダ」の工場などを一日で巡る、お得感満載のツアーです。

こういったテーマ性のあるツアーは、一人で参加される方も多く、自分の興味に合わせて気軽に参加できるのが良いところですね。

集合場所 YCATへのアクセスと注意点

横浜駅のバスツアー集合場所「YCAT(スカイビル2階)」のペデストリアンデッキで、旗を持つ添乗員と集合する日本人観光客

横浜で現実逃避作成イメージ

さて、楽しそうなツアーを見つけて予約した後、横浜市民(あるいは横浜駅に慣れているつもりの人)でも直面するのが「集合場所、どこ!?」問題です。

横浜駅のバスツアー集合場所は、運行会社やツアーによって複数の場所に分散しており、非常に複雑です。特に最大の注意が必要なのが「YCAT(横浜シティ・エア・ターミナル)」です。

警告:YCATは「1階」と「2階」が全く別物です!

私たちが「YCAT」と聞いて真っ先に思い浮かべるのは、スカイビル1階にある「空港リムジンバス(羽田・成田)」や「高速バス」のターミナルだと思います。

しかし、多くの日帰りバスツアー(貸切バス)の集合場所は、そこではありません!

貸切バスの集合場所は、スカイビル2階の屋外広場「ペデストリアンデッキ」や、そごう側の「鐘の広場付近トンネル」に設定されていることが非常に多いんです。

1階のバスターミナルだと思ってギリギリに行くと、集合場所が全く見当たらずパニックになり、ツアーに乗り遅れる可能性が本当にあります。(私が過去にやりそうになりました)

当日の朝、迷って遅刻しないために、主要な集合場所への行き方をしっかり予習しておきましょう。

YCAT(スカイビル2階)への行き方(貸切バスツアー)

  1. JR横浜駅の「中央通路」から「東口」方面へ向かいます。
  2. エスカレーターを下り、地下街「ポルタ (PORTA)」に入ります。
  3. ポルタ中央のインフォメーションがある通路を直進します。
  4. 突き当りの「そごう横浜店」の広場(赤い絨毯のあたり)に出たら、直進せず右に曲がり、「ヨコハマスカイビル」方面へ進みます。
  5. スカイビル入口の右横(マルイシティ側)にあるエスカレーターを使い、B1階へ上がります。
  6. 道なりに進むと再びエスカレーターがあるので、それで1階へ上がり、さらにその目の前にあるエスカレーターで2階へ上がります。
  7. 2階に上がると、屋外の広場「ペデストリアンデッキ」に到着します。

ツアーの集合場所は、この2階デッキの「スカイビル側(壁際)」や、2階に上がってから左手(そごう側)に進んだ先の「鐘の広場付近トンネル」(新都市ビル側)のどちらかであることが多いです。

どちらにせよ、「貸切バスツアーはスカイビル2階の屋外」と覚えておきましょう。当日は時間に余裕を持って(最低でも出発15分前には到着)、必ず予約したツアー会社の案内地図を再確認してくださいね。これらの場所にはトイレやゴミ箱、喫煙所は設置されていないので、駅の施設で済ませておく必要があります。

以下に、横浜駅の主要なバスツアー集合場所の違いをまとめます。

横浜駅東口の「そごう」と「スカイビル(YCAT)」を繋ぐ、複雑な構造のペデストリアンデッキとエスカレーターの風景

横浜で現実逃避作成イメージ

横浜駅 主要バスツアー集合場所 アクセスガイド
集合場所の呼称(例) 主な運行会社(例) 場所(階数) JR横浜駅からの目印(ルート) 注意点
YCAT(ペデストリアンデッキ) バンビツアー など スカイビル 2階 屋外 東口 → ポルタ → スカイビル方面(右) → エスカレーターで2階へ 1階のバスターミナルではない。屋外広場。トイレ・ゴミ箱なし。
YCAT(鐘の広場付近トンネル) (ツアーによる) スカイビル/そごう 2階 屋外 東口 → ポルタ → スカイビル方面(右) → エスカレーターで2階へ → 左(そごう側) 1階のバスターミナルではない。そごう2階の屋外通路(トンネル内)。トイレ・ゴミ箱なし。
横浜駅東口 駅前広場 オリオンバス旅 など 地上 1階 屋外 東口 → ポルタ → 地上(東口バスターミナル方面)へ出る YCAT(スカイビル)とは異なる。地上1階の広場。詳細はツアーの案内図を確認。
横浜駅東口 原鉄道模型 VIP Tabi スカイビル 2階 東口 → ポルタ → スカイビル方面(右) → エスカレーターで2階へ スカイビル2階の屋内にある「原鉄道模型博物館」の入口付近。YCATデッキと同じ階。
横浜駅東口バスターミナル 西日本JRバス など そごう 1階 屋内 東口 → ポルタ → そごう1階へ そごうビルの1階内部にあるバスターミナル。主に高速バス用だが、一部ツアーが指定する可能性も。

一人参加や雨天催行に関する疑問

バスツアーを予約する前に、皆さんが抱きやすい共通の疑問についても回答しておきますね。

Q. 一人でも参加できる?(おひとり様)

A. はい、多くの日帰りバスツアーで「おひとり様参加」は可能です。
実際にツアーに参加してみると、一人で来ている方も多く見かけます。旅行会社によっては、一人参加者を歓迎する特集ページを組んでいたり、おひとり様参加限定のツアーを企画している場合もあります。

座席について不安に思うかもしれませんが、1名で参加する場合、隣の席の性別は可能な限り同性になるよう配慮されることがほとんどです。「女性安心」マークが付いている便では、女性同士が隣になることが確約されるなど、安心して参加できる工夫がされていますよ。

Q. 雨が降ったらツアーはどうなる?(雨天催行)

A. 基本的に「雨天決行(催行)」です。
バスツアーは、行き先の施設が休業するなどしない限り、雨が降っても催行されるのが基本です。雨具(傘やカッパ)は各自で用意していきましょう。

ただし、台風や豪雪、その他の異常気象により、ツアーの安全な運行が不可能であると催行会社が判断した場合は、ツアーが中止(催行なし)となることがあります。その場合は、前日の夕方~当日朝にかけて、旅行会社から電話やメールで連絡が来ることが一般的です。

Q. ツアーの催行はいつ決まる?

A. 「最少催行人数」に達しないと中止になります。
多くの募集型企画旅行(バスツアー)には、「最少催行人数」(例:25名など)が設定されています。予約がこの人数に達しない場合、残念ながらツアーは中止となります。

ツアーの催行が決定(催行確定)するのは、出発日が間近になってから決まる場合もあります。どうしてもその日に行きたい場合は、予約時に「催行決定」と明記されているコースを選ぶと確実ですね。

予約方法とキャンセル料の規定

最後に、予約と、一番シビアな「お金」に関するお話です。特にキャンセル料は、思わぬトラブルの元になりやすいので、しっかり確認しておきましょう。

予約と支払い

予約は、各社の公式ウェブサイト(PC・スマホ)からのオンライン予約が主流で、簡単です。電話予約も可能なセンターを設けている会社も多いですが、「早割30」(30日前までの予約で割引)や「オンライン予約限定プラン」など、ネット専用のお得な割引が設定されていることも多いため、基本的にはオンラインでの予約がおすすめです。

支払い方法は、クレジットカード決済のほか、ローソン、ファミリーマート、ミニストップなどのコンビニエンスストアでの支払いに対応している場合が多いです。ただし、事業者によってはなぜかセブンイレブンでの支払いに対応していない場合があるなど、細かい違いがあるので予約時に確認が必要です。

キャンセル料(取消料)

ここが一番の注意点です。「日帰りツアーだから直前までキャンセル料はかからないだろう」と思っていると危険です。

キャンセル料は「10日前」から発生する場合も

「日帰りツアーだから前日キャンセルでも大丈夫」ということはありません

旅行会社やツアーの契約条件(旅行業約款)により異なりますが、日帰りツアーの場合でも、旅行開始日の前日から起算してさかのぼって…

  • 「10日前~8日前」に旅行代金の20%
  • 「7日前~2日前」に 〃 30%
  • 「前日」に 〃 40%
  • 「当日(出発前)」に 〃 50%
  • 「旅行開始後または無連絡不参加」に 〃 100%

…といった規定が設けられていることが一般的です。

クラブツーリズムのように、旅行代金の総額によってキャンセル料の規定が細かく分かれている場合もあります。

急な体調不良や仕事で「10日前」を過ぎてから行けなくなった場合でも、規定のキャンセル料がかかってしまいます。これは旅行会社との契約ですので、仕方のないことです。必ず予約するツアーの「旅行条件書(キャンセルポリシー)」に、予約確定前に目を通しておきましょう。

横浜発はとバスツアーの最適な探し方

ここまで、横浜発のバスツアーについて、その実態から具体的なプラン、そして注意点まで詳しく見てきました。

結論として、「横浜発はとバスツアー」というドンピシャのものは現在ありませんが、横浜駅からは「はとバス」以外の会社が催行する、魅力的な日帰りバスツアーが多数出発している、ということがお分かりいただけたかなと思います。

私たちが探すべき最適な方法は、

「はとバス」というキーワードに固執せず、「クラブツーリズム」や「オリオンバス旅」「VIP Tabi」といったバスツアー専門の予約サイトで、出発地を「横浜発」に設定し、「いちご狩り」「食べ放題」「イルミネーション」といった自分の行きたい目的地やテーマで絞り込むこと

これに尽きると思います。

「早割」や「特定日割引」、「3名以上で割引」など、お得なキャンペーンが設定されていることも多いので、ぜひチェックしてみてください。

当日は、最大の難関である「集合場所」(特にYCATの1階と2階の違い!)だけはしっかり事前に確認して、横浜駅からの手軽で楽しいバスツアーを満喫してくださいね。

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