横浜マリンタワーに何がある?見どころやグルメ・駐車場を徹底ガイド
横浜のシンボルとして親しまれている横浜マリンタワーですが、いざ遊びに行こうと思うと、具体的に何があるのか気になりますよね。展望台からの夜景が綺麗なのは想像できても、美味しいレストランや話題のイベント、気になる入場料金や駐車場の状況など、事前に知っておきたい情報は意外と多いものです。せっかく足を運ぶなら、失敗したくないですし、最大限に楽しみたいと思うのは当然のことかなと思います。この記事では、リニューアルしてさらに魅力的になったタワーの内部を、私自身の視点で詳しくご紹介します。最後まで読んでいただければ、今の横浜マリンタワーに何があるのかがはっきりと分かり、当日のプランもスムーズに立てられるようになりますよ。
- 展望台だけじゃない!最新のアートや階段イベントの楽しみ方
- デートや記念日に外せない本格レストランとバーの詳細情報
- アクセス前に確認したい入場料金やお得な割引制度の仕組み
- 車で行くなら必須知識!近隣の提携外駐車場の活用ポイント

横浜で現実逃避作成イメージ
横浜マリンタワーには何がある?魅力的な施設を完全網羅
横浜マリンタワーは、単に景色を眺めるだけの場所から、体験型のアートやウェルネスを楽しめる複合施設へと進化しました。まずは、タワーの核となる展望体験と、意外と知られていないアクティビティについて詳しく見ていきましょう。
360度のパノラマ展望台と夜景メディアアート
29階と30階に位置する展望フロアは、横浜マリンタワーを訪れるなら絶対に外せない最大の目玉スポットです。地上約100メートルという高さは、超高層ビルが立ち並ぶみなとみらいエリアと比べると、少し低く感じるかもしれません。でも、実はこの「程よい高さ」こそがマリンタワーの魅力なんです。海が近く、街の鼓動をダイレクトに感じられる距離感は、ここでしか味わえない特等席と言えるでしょう。
昼の景色:横浜の歴史と現在を俯瞰する
晴れた日の日中は、視界が驚くほど開けます。眼下には、歴史ある山下公園の緑が広がり、その先には重要文化財である氷川丸や、豪華客船が寄港する大さん橋、さらに横浜ベイブリッジまでが一望できます。空気が澄んだ冬の午前中などには、遠くにそびえ立つ富士山や房総半島の影まで見えることがあり、写真愛好家の方にとってもシャッターチャンスの宝庫ですね。みなとみらい21地区のスカイラインを横から眺める形になるので、横浜の街がどのように発展してきたのかを地形から理解できるのが面白いかなと思います。

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夜の景色:光とアートが融合する幻想的な夜
そして、夜になると展望台は全く別の顔を見せます。横浜の夜景は日本でもトップクラスの美しさですが、マリンタワーではその夜景を「背景」にした新しい体験ができるんです。30階の展望フロアは夜間、「メディアアートギャラリー」へと変貌します。窓ガラスに映し出される繊細なプロジェクションマッピングやデジタルストーリーテリングが、リアルな夜景と重なり合い、まるで光の海の中を歩いているような没入感を味わえます。
特に注目のコンテンツは、没入型ミュージアムプロジェクトである「The Movium」です。デジタルアートの巨匠たちによる映像作品が、タワーという特殊な空間をキャンバスにして展開されます。かつての「ただ景色を見るだけ」の展望台から、アートに深く入り込む「体験型施設」へと進化した証ですね。また、横浜出身のアーティスト「ゆず」とのコラボレーションイベントが開催されることもあり、楽曲に合わせてタワー全体がライトアップされる様子は、まさに横浜の夜の主役と言っても過言ではありません。デートの締めくくりに、このロマンチックな光の演出に包まれる時間は、最高の思い出になるはずですよ。
- 日没の30分前に入場して、昼から夜へ変わる「マジックアワー」を楽しむのが一番の贅沢です。
- 29階と30階で演出が異なる場合があるため、両方のフロアをゆっくり回ってみてください。
- 窓に映るマッピングを綺麗に撮るには、スマートフォンのレンズをガラスに密着させるのがコツですよ。
階段で昇ろう!富士山も見える絶景体験イベント
「展望台には行きたいけれど、普通の観光じゃ物足りない!」というアクティブ派のあなたに全力でおすすめしたいのが、不定期で開催されている「横浜マリンタワーを階段で昇ろう(Up The Marine Tower)」というイベントです。エレベーターで一気に上がるのも快適ですが、自分の足で一歩ずつ高みを目指す体験は、まさに「現実逃避」から「自己挑戦」へと気分を切り替えてくれます。
全335段の挑戦!ウェルネスとしてのタワー利用
このイベントでは、通常は立ち入ることができない屋外階段が開放されます。段数は全部で335段。数字だけ聞くと「大変そう!」と思うかもしれませんが、大人の足でゆっくり登っても10分から15分ほどで頂上に到達できます。心地よい潮風を感じながら、少しずつ視点が高くなっていく感覚は、閉鎖的なエレベーターでは絶対に味わえません。階段の隙間から見える横浜の景色が徐々に広がっていく様子は、疲れを忘れさせてくれるほど感動的です。
最近の健康志向の高まりを受け、この階段昇りは「ウェルネスツーリズム」の一環としても注目されています。単なる移動手段ではなく、フィットネスとして楽しむ感覚ですね。私自身も、階段を昇りきった後のあの爽快感と、展望台で飲む冷たい飲み物の美味しさは格別だと感じています。

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ブランドコラボとリピーターを飽きさせない仕組み
面白いのが、スイスのスポーツブランド「On(オン)」とのパートナーシップです。なんと、イベント開催時にはOnの最新ランニングシューズを無料でレンタルして試着・試走できることがあるんです。高性能なシューズを履いて階段を駆け上がる(あるいはゆっくり歩く)体験は、製品の「トライアル」としても非常にスマートな仕組みだなと思います。
さらに、無事に昇りきると「階段昇り達成証」とオリジナルステッカーがもらえます。これ、実は集める楽しみがありまして、3枚貯まると「階段昇りマスター」として認定され、館内のデジタルサイネージに名前や写真が掲載されることもあるんです。こうしたゲーミフィケーション要素が、一度きりの観光で終わらせないリピーター獲得の秘訣なのかもしれません。富士山が見えるような快晴の日に、風を切って自分の足で昇る。そんな特別な休日も、横浜らしくて素敵じゃないでしょうか。
天候(強風や雨天)によって中止になる場合があるため、当日の朝に公式サイトのSNSや掲示板を確認することをおすすめします。また、ヒールが高い靴などは安全上NGな場合が多いですが、レンタルシューズを利用すれば安心ですね。動きやすい服装で行くのがベストです。
デートに最適!恋人の聖地とロマンチックな演出

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横浜マリンタワーは、プロポーズにふさわしい場所として「恋人の聖地」に選定されています。その名前の通り、カップルにとってこれほど心強いスポットは他にありません。タワーそのものが持つ歴史的な重みと、リニューアルによる洗練された雰囲気が、二人の時間をより特別なものにしてくれます。
プロムナードから始まるロマンチックなストーリー
タワーを楽しむ時間は、中に入る前から始まっています。山下公園側からタワーに向かって歩く際、美しいバラ園(春と秋が見頃)を抜け、高くそびえ立つマリンタワーを見上げるアプローチは、横浜デートの黄金ルートです。特に夕暮れ時、タワーがゆっくりとライトアップされ始める瞬間は、言葉にしなくても雰囲気が盛り上がります。ライトアップのカラーは、ピンクリボン運動などの啓発活動に合わせて変わったり、特定のイベントに合わせてカラフルに彩られたりするので、その日だけの「色」をバックに記念撮影をするのも良いですね。
特別な日のためのウェディングとプライベート空間
実はマリンタワー、3階に本格的なブライダルサロンがあり、1階と3階、さらには30階の展望フロアを使ったウェディングプランも用意されているんです。ゲストを驚かせるような「地上100メートルの挙式」なんて、一生の思い出になりますよね。観光で訪れる際も、幸せな空気感が建物全体に漂っているような気がして、こちらも温かい気持ちになれるのが不思議です。
夜の展望フロアでは、あえて照明を落として夜景を引き立たせる演出がなされており、二人の世界に没頭できる工夫がされています。まさに「現実から少しだけ離れたい」という恋人たちの願いを叶えてくれる場所です。お互いの距離が自然と近くなる、そんなマジックがこのタワーにはかかっているのかもしれませんね。
デートで訪れるなら、事前に山下公園の散策ガイドをチェックして、タワーへ向かうまでの流れをイメージしておくと、よりスマートにエスコートできますよ。

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営業時間と入場料金!当日券の買い方や割引情報
さて、実際に遊びに行くとなると気になるのがお財布事情ですよね。横浜マリンタワーの料金体系は、最近のトレンドである「ダイナミックプライシング(変動価格制)」を採用しています。これにより、混雑具合や時期によって賢く選べるようになっているのが特徴です。
基本の料金構造と時間帯による違い
入場料は大きく分けて「デイチケット(10:00〜17:55)」と「ナイトチケット(18:00〜閉館)」に分かれています(※季節によって時間が変動することがあります)。夜間はメディアアートの演出が加わるため、デイタイムより少し高めに設定されています。また、土日祝日は平日よりも100円〜200円ほどプラスになるイメージです。
| カテゴリ | 平日料金(目安) | 土日祝料金(目安) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 大人(高校生以上) | 1,000円 | 1,200円 | 18:00以降は演出ありのため変動あり |
| 小中学生 | 500円 | 600円 | 未就学児はいつでも無料 |
チケット購入の賢い選択
当日券は1階のチケットカウンターで購入可能ですが、私は断然「Web事前予約」をおすすめします。週末や連休などはカウンターに列ができることもありますし、WebであればQRコードをかざすだけでスマートに入場できるからです。また、たまに大手予約サイト等でクーポンが出ていることもあるので、事前に検索してみる価値はありますよ。
教育関係の方への補足として、学校行事での利用時には引率教員の割引制度などもあるようです。また、障がい者手帳をお持ちの方とその介助者1名には半額程度の割引が適用される仕組みもあります。こうした配慮もしっかりなされているあたり、横浜の公共性の高いシンボルとしての誇りを感じますね。正確な最新情報は、必ずお出かけ前に公式サイトを確認するようにしてください。
駐車場とアクセス!元町・中華街駅からの徒歩ルート
横浜のベイエリアを観光する際、一番の悩みどころは「移動手段」ですよね。横浜マリンタワーの最大の強みは、その圧倒的なアクセスの良さにあります。電車でも車でも、それぞれのポイントをしっかり押さえておきましょう。
電車でのアクセス:駅から迷いようがない最短ルート
最も推奨されるアクセス方法は、みなとみらい線を利用することです。「元町・中華街駅」の4番出口(マリンタワー口)から地上に出れば、目の前にタワーがそびえ立っています。距離にして徒歩約1分。重い荷物がある場合や、雨の日でもほとんど濡れずに到着できるのは、他の観光施設にはない大きなアドバンテージです。JR根岸線を利用する場合は「石川町駅」の中華街口から徒歩約15分ほどかかりますが、元町商店街をウィンドウショッピングしながら歩くのも楽しいですよ。

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駐車場事情:専用駐車場がないことへの対策
横浜マリンタワーには、建物専用の駐車場がありません。さらに、館内のショップやレストランを利用しても駐車料金の割引サービス(提携)は行われていないのが現状です。車で来場される方は、以下の近隣パーキングを活用しましょう。
- 山下公園地下駐車場(公営):タワーから徒歩約2〜3分。収容台数が非常に多く、自走式なので初心者でも停めやすいです。ただし、週末の午後は入庫待ちが発生することもあります。
- ワークピア横浜:徒歩約7分。機械式駐車場がメインですが、事前のネット予約に対応している場合があり、確実に停めたい派には向いています。ただし高さ制限(一般的に155cm〜157cm以下)に注意してください。
お車の場合は、駐車料金が1時間あたり600円〜800円程度かかるのがこのエリアの相場です。長時間滞在する場合は、最大料金設定がある駐車場を少し離れた場所(石川町方面など)で探すのも一つの手かなと思います。いずれにせよ、「駐車場割引はない」という前提でプランを立てることが、当日のイライラを防ぐコツです。
お土産とスタンプラリー!1階ロビーの案内所
タワーの1階部分は、地域に開かれた「コミュニティハブ」としての役割を持っています。リニューアルを経て、誰でもふらっと立ち寄れる明るい空間に生まれ変わりました。ここにはインフォメーションカウンターが設置されており、ただの「受付」以上の機能を持っています。
インフォメーションでの体験型コンテンツ
1階に入ってすぐ目につくのが、スタンプラリーの台紙です。横浜マリンタワーは「横浜・みなとみらいスタンプラリー」などの定番コースに含まれていることが多く、お子様連れやスタンプ収集が趣味の方で賑わっています。また、期間限定のイベント(アニメコラボやアーティストキャンペーンなど)が行われる際の拠点もここになります。限定デザインのステッカー配布やスタンプ押印場所として機能しているので、まずはここに立ち寄って最新のイベント情報をチェックするのが鉄則です。
お土産ショップの現状と賢い買い物術
以前は大規模なお土産ショップが併設されていましたが、現在はセレクトされたアイテムが中心となっています。クレイジーケンバンド(CKB)とのコラボグッズなどは、時期やイベントによって取り扱いが変動するため、特定のファンの方は事前に確認が必要です。一方で、マリンタワーオリジナルのキーホルダーやポストカードなど、ここに来た証明となるような記念品はしっかり用意されています。
もし、もっと幅広く「横浜土産」を物色したいのであれば、タワーから徒歩3分の「横浜人形の家」にあるショップや、そのまま歩いてすぐの中華街の売店をハシゴするのがおすすめです。マリンタワー自体は「体験」に重きを置いた施設になり、お土産選びは「街全体で楽しむ」というスタイルにシフトしているのかもしれません。1階にはゆったりとしたベンチや観光パンフレットも充実しているので、次に向かう場所を練るためのベースキャンプとして活用するのも賢い方法ですね。
食事も満喫!横浜マリンタワーに何があるかグルメを分析
横浜マリンタワーの魅力は、何も展望台からの景色だけではありません。むしろ、食通の間では「マリンタワーのレストランやバーを目的に行く」のが通な楽しみ方とされています。観光地の食事と侮るなかれ、そこには一流の味と空間が待っています。

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レストランTHE TERRACEのイタリアンランチ
4階に位置する「THE TERRACE Yokohama Marine Tower(ザ・テラス)」は、横浜の洋食文化のエッセンスを取り入れた、レトロモダンなイタリアンを楽しめる名店です。多くの人が30階の展望台を目指す中で、4階という高さにあるこのレストランは、実は「一番落ち着く景色」を提供してくれる場所でもあります。
公園の緑と海が繋がる「リゾート的」な眺望
THE TERRACEの最大の魅力は、窓一面に広がる山下公園の緑です。展望台からはミニチュアのように見えた木々が、ここでは手を伸ばせば届きそうな距離にあります。春には桜、秋には銀杏並木が彩り、その向こうに青い海と氷川丸が見える。この「緑と青のコントラスト」を座ってゆっくり眺められるのは、タワー内でもここだけです。天井が高く開放的な空間は、まさに都会の喧騒を忘れるための「現実逃避」にぴったりなシチュエーションですね。
贅沢なランチコースで記念日を彩る
お料理は、神奈川県産の新鮮な野菜や地魚をふんだんに使ったイタリアンがベース。おすすめは、前菜からメイン、パスタ、デザートまでを網羅した「スペシャルランチコース」です。価格は4,000円〜5,000円ほど(時期により変動)と少し贅沢な設定ですが、一皿ひとさらの盛り付けが非常に美しく、特別な日のランチに選んで間違いありません。特に、焼き立てのパンや季節感溢れるパスタは、リピーターが多いのも頷けるクオリティです。ランチタイムは自然光が差し込み、ディナータイムはキャンドルの光が揺れる大人な雰囲気に。どちらの時間帯も、大切な人と静かに会話を楽しみたい時に選んでほしい、タワーの宝物のような場所です。
Bar Nobleで楽しむ世界レベルのカクテル
お酒を嗜む方にとって、横浜マリンタワーを訪れる最大の理由になり得るのが、1階にひっそりと、しかし確かな存在感を放って佇む「Bar Noble(バー・ノーブル)」です。ここは単なる観光施設の中にある「ついで」のバーではありません。オーナーバーテンダーは世界大会での優勝経験を持ち、横浜のバーカルチャーを牽引する名店中の名店。そんなオーセンティックなバーが、タワーの足元にあるというのは、実はものすごく贅沢なことだなと感じます。店内は重厚感のあるカウンターと落ち着いた照明が印象的で、一歩足を踏み入れるだけで、外の賑やかさが嘘のような静寂と高揚感に包まれます。
シグネチャーカクテル「ロッシーニ」の至福
こちらでまず味わっていただきたいのが、看板メニューでもあるカクテル「ロッシーニ」です。フレッシュな苺を贅沢に使い、シャンパンと合わせたこの一杯は、見た目の美しさはもちろん、口に含んだ瞬間に広がる苺の瑞々しさとシャンパンの繊細な泡が絶妙に調和します。価格は1杯2,400円からと、決して安くはありませんが、その一杯のために費やされた技術と厳選された素材を考えれば、むしろ安く感じてしまうほどの完成度です。季節ごとのフルーツを使ったフローズンカクテルや、希少なヴィンテージスピリッツも揃っており、バー通の方をも唸らせるラインナップとなっています。
観光の締めくくりにふさわしい「ナイトキャップ」の場所
展望台で美しい夜景を堪能した後、そのままエレベーターで1階に降りて、このバーでその日の思い出を振り返る。これこそが、大人の横浜観光の完成形ではないでしょうか。1階という立地のおかげで、街歩きの途中にふらっと立ち寄りやすいのも嬉しいポイントです。ラグジュアリーなホテルバーのような気品がありながら、タワーの入り口にあることでどこか開かれた雰囲気も併せ持っています。横浜の夜を彩る「本物の味」を求めて、ぜひ足を運んでみてください。きっと、あなたの横浜旅行のハイライトになるはずです。
Bar Nobleは非常に人気があるため、特に週末の夜などは混み合うことがあります。確実に入店したい場合は、事前に空き状況を確認するか、早い時間帯を狙うのがおすすめです。また、本格的なバーですので、静かな空間を大切にするマナーを意識すると、より一層素敵な時間を過ごせるかなと思います。
Mizumachi Barのカフェ利用とコラボメニュー
「Bar Nobleは少し敷居が高いかな…」と感じる方や、もっとカジュアルに喉を潤したい方にぴったりなのが、同じく1階に位置する「Mizumachi Bar(水町バー)」です。こちらは、横浜マリンタワーが面する「水町通り」にちなんで名付けられた場所で、開放的なオープンエアの雰囲気を感じながら楽しめる、とても使い勝手の良いカジュアルバーです。お昼時はカフェのような感覚で、夜は気軽に一杯楽しめるスタンドのような感覚で利用できるのが魅力ですね。
ファン必見!期間限定のアーティストコラボレーション
Mizumachi Barが頻繁に注目を集める理由の一つに、充実したコラボレーション企画があります。特に横浜出身のアーティスト「ゆず」とのコラボは有名で、ファンの方々にとっては「聖地」のような場所になっています。イベント期間中には、楽曲をイメージしたオリジナルドリンクやノベルティ付きのメニューが登場し、店内はファン同士の交流の場としても賑わいます。コラボメニューといっても味に妥協はなく、見た目も楽しい工夫が凝らされているので、ファンならずとも注文したくなってしまうはずです。こうした地域密着型のイベントを積極的に取り入れているのが、リニューアル後のマリンタワーらしい柔軟さだなと感じます。
散策途中のリフレッシュポイントとしての活用
山下公園を歩き疲れたときや、中華街での食事の後に少し休憩したいとき、予約なしで気軽に立ち寄れるのがこのバーの強みです。ソフトドリンクからビール、カクテルまで幅広く揃っており、テイクアウトして公園のベンチで楽しむのもアリかなと思います。また、タワー内で行われるスタンプラリーなどのキャンペーンの拠点になることも多く、スタッフさんとの何気ない会話から新しい横浜の情報を得られることも。マリンタワーに何があるか迷ったら、まずはここに座ってパンフレットを眺めながら作戦会議をするのも、賢いタワーの楽しみ方ですよ。
子連れランチや修学旅行の休憩に便利な4階テラス
横浜マリンタワーは、大人のデートスポットというイメージが強いかもしれませんが、実はファミリー層や学生さんといった団体客にとっても非常に優しい設計になっています。特に4階にあるテラスエリアは、小さなお子様連れのパパ・ママにとって、知る人ぞ知る「安心の休憩スポット」なんです。
開放感たっぷりのテラスでリラックス
4階のレストラン「THE TERRACE」に隣接する形で広がっているテラススペースは、屋外の心地よい風を感じながら、目の前の山下公園を眺めることができる開放的な場所です。小さなお子様が少しぐずってしまっても、屋外であればそれほど神経質にならずに済みますし、ベビーカーのまま移動しやすい広さも確保されています。横浜の観光地はどこも混雑しがちですが、ここは少し高い位置にあるおかげで、街の喧騒を適度に遮断した「エアポケット」のような静かさがあるのが嬉しいですね。
教育旅行や団体利用への手厚いサポート
また、マリンタワーは修学旅行や遠足といった教育旅行の受け入れを公式に歓迎しています。驚くべきは、事前の相談次第で、学生さんが持参したお弁当を食べるためのスペースを確保してくれる場合があるという点です。観光地のど真ん中で、大人数が座ってお弁当を食べられる場所を確保するのは至難の業。こうした柔軟な対応をしてくれるのは、学校関係者の方にとっても大きな安心材料になるはずです。引率の先生向けの特別料金設定(500円など)があることも、地域学習の拠点としてタワーが大切にされている証拠ですね。
テラスエリアや休憩スペースの利用、お弁当の持ち込み相談などは、時期や予約状況によって変動します。団体での利用を検討されている場合は、必ず事前に公式サイトの問い合わせフォームや電話で確認・予約を行うようにしてください。個人でのランチ利用についても、4階のレストランは週末かなり混み合うため、事前予約がスムーズです。
家族みんなで楽しんだ後は、ワンちゃん連れの方なら、横浜から出発している横浜発の愛犬バスツアーの情報もチェックしておくと、次回の旅行プランがさらに広がりますよ。

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まとめ!横浜マリンタワーに何があるか把握して出かけよう
ここまで詳しくご紹介してきた通り、横浜マリンタワーには何があるのかという問いに対する答えは、単なる「高い場所からの眺望」だけではありませんでした。360度のパノラマを楽しめる展望台は、夜には最先端のデジタルアートと融合し、私たちの想像を超える視覚体験を与えてくれます。また、自分の足で一歩ずつ昇る階段イベントは、日常の運動不足を解消しながら達成感を味わえる、新しい形のウェルネス体験です。食についても、特別な日を彩る高級イタリアンから、世界一の技に触れられるオーセンティックバー、そして気軽に立ち寄れるカジュアルカフェまで、あらゆるニーズに応える充実したラインナップが揃っています。
かつては「横浜の古いシンボル」というイメージもありましたが、現在のマリンタワーは、最新のテクノロジーと、横浜が培ってきた歴史・文化が、絶妙なバランスで共存している場所です。「横浜マリンタワーに何があるか」を事前に把握しておくことで、デートの成功率は格段に上がりますし、ご家族や友人との旅行もより思い出深いものになるでしょう。駐車場が提携されていない点や、料金が日によって変動する点など、いくつか注意すべきポイントはありますが、それらを差し引いても、このタワーで過ごす時間は代えがたい「現実逃避」のひとときを約束してくれます。
ぜひ、この記事を参考に当日のスケジュールを立ててみてください。山下公園の緑を抜け、マリンタワーを見上げ、展望台から横浜の街を愛でる。そんな素敵な一日があなたを待っています。最新のイベントスケジュールについては、季節ごとに細かく更新されているため、お出かけの直前には公式サイトを確認するのも忘れないでくださいね。それでは、あなたの横浜観光が最高の時間になることを、心から願っています!
本記事に掲載している入場料やメニュー価格、営業時間は執筆時点の一般的な目安です。特にライトアップの演出内容やコラボイベントの詳細は時期により大きく異なります。最新の正確な情報は、必ず(出典:横浜マリンタワー公式ウェブサイト)にて最新状況をご確認の上、お出かけください。
もし横浜の海をもっと近くで感じたいなら、タワーのすぐそばから出ている船で行く三浦半島の観光コースも、最高のアクティビティとしておすすめですよ。
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