清川村みちのえき完全ガイド!ランチや幻の桃に車中泊情報も
神奈川県唯一の村である清川村。その玄関口にある「清川村みちのえき(道の駅清川)」は、都心から一番近い村の魅力を凝縮したような場所です。ドライブの休憩に立ち寄るだけではもったいない、ここでしか味わえない絶品ランチや、幻と呼ばれる桃などの特産品がたくさんあります。また、車中泊を考えている方にとっては、駐車場の様子やトイレの清潔さ、夜間の雰囲気も気になるところではないでしょうか。宮ヶ瀬ダムへの観光ついでに、ぜひ知っておきたい情報をまとめました。
- 名物「恵水ポーク」を使ったランチや幻の桃など、必食グルメがわかる
- 車中泊に重要な駐車場の傾斜やトイレ、24時間使える設備を把握できる
- 宮ヶ瀬ダムや温泉など、道の駅を拠点にした周辺観光プランが立てられる
- EV充電スタンドやJAF割引など、知っておくと便利な利用術がわかる
清川村みちのえきで味わう絶品ランチと特産品
道の駅といえば、やはりその土地ならではの「食」が最大の楽しみですよね。ここ清川村には、村が誇るブランド豚や、知る人ぞ知る幻の果実など、わざわざ食べに行く価値のあるグルメが揃っています。まずは、お腹も心も満たされる食事とショッピング情報からご紹介します。
恵水キッチンで人気ランチの豚丼を堪能

横浜で現実逃避作成イメージ
道の駅の2階に上がると、そこには清川村の「食」を一手に引き受けるメインダイニング「恵水(めぐみ)キッチン」があります。ここは、地産地消をコンセプトにしており、特に清川村が誇るブランド豚「清川恵水ポーク」を使ったメニューが充実しています。
店内は木の温かみを感じる落ち着いた雰囲気で、窓からは清川村ののどかな風景を眺めることができます。ドライブの合間に一息つくには最高のロケーションです。
絶対に外せない看板メニュー「恵水ポーク丼」
ここに来たら迷わず注文してほしいのが、名物の「恵水ポーク丼」です。この豚肉、一度食べるとスーパーのパック肉には戻れないかもしれません。
最大の特徴は、きめ細やかな肉質と、噛むほどに溢れ出す「脂の甘み」です。豚肉特有の臭みは一切なく、特製の甘辛いタレと絡み合って、口の中でとろけるような旨味のハーモニーを奏でます。ご飯の上にはキャベツも敷かれており、シャキシャキとした食感が良いアクセントになって、箸が止まらなくなること間違いなしです。
ランチの予算はだいたい1,000円前後。これだけのクオリティのブランド豚を使用していながら、この価格帯で提供されているのは、道の駅ならではのコストパフォーマンスだと言えるでしょう。
JAF会員なら必ずカードの提示を
もしあなたがJAF(日本自動車連盟)の会員であれば、さらにお得な体験が待っています。
お得なJAF会員優待 お会計の際にJAFの会員証を提示すると、豚丼を注文した方に限り「トッピング1点サービス」の特典が受けられます。温玉をトッピングして、さらに濃厚な味わいにするのが私のイチオシです。
手軽に楽しめる「メグコロ」もおすすめ
「ガッツリ食事まではいらないけれど、小腹が空いたな」という方には、同じく恵水ポークを使用したコロッケ、通称「メグコロ」がおすすめです。
注文してから揚げてくれることも多く、熱々のサクサク状態で提供されます。ジャガイモのホクホク感の中に、しっかりとした豚肉の旨味が感じられ、ソースなしでも十分に美味しい一品です。テイクアウトして、外のベンチで食べるのも気持ちが良いですよ。
幻の桃クリーンピーチは発送不可のレア品

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清川村みちのえきを語る上で、絶対に避けて通れないのが「クリーンピーチ」の存在です。もしあなたが6月末から8月中旬の時期にこのエリアを訪れるなら、この桃に出会える大チャンスです。
なぜ「幻の桃」と呼ばれるのか
クリーンピーチは、「わい化栽培」という特殊な農法で作られています。これは、桃の木を大きくせず、あえて背丈を低く抑えることで、太陽の光を隅々まで浴びさせ、栄養を果実に集中させる技術です。その結果、一般的な桃と比べて圧倒的に糖度が高く、濃厚な甘みを持つ桃が育ちます。
しかし、この栽培方法は手間がかかるため、生産量が非常に限られています。さらに、完熟に近い状態で収穫されるため果肉が繊細で、長距離の輸送には向きません。
注意:地方発送はできません あまりの人気と品質保持の難しさから、このクリーンピーチは「配送不可」となっています。つまり、ネット通販やお取り寄せは一切できず、現地に足を運んで手に入れた人だけが味わえる、正真正銘の「幻の果実」なのです。
入手するための攻略法
シーズン中の週末ともなれば、この桃を求めて開店前から行列ができることも珍しくありません。「せっかく行ったのに売り切れだった」という悲劇を避けるためには、午前中の早い時間、できれば開店直後を狙って訪問することを強くおすすめします。
仮に生果が手に入らなかった場合でも、諦めないでください。売店では「ももジュース」や「ももブッセ」、「ももドロップ」といった加工品が販売されています。これらもクリーンピーチの芳醇な香りを活かして作られており、お土産として非常に人気があります。
お土産に最適なお饅頭と香るきな粉
道の駅の物販コーナーを歩いていると、派手さはないものの、妙に存在感を放っている商品たちに出会います。その代表格が、地元のお母さんたちが作る「お饅頭」と「きな粉」です。
あなたはどっち派? 清川饅頭の食べ比べ
実はここのお饅頭売り場には、面白い特徴があります。地元の「中野加工所」と「牧口加工所」という、2つの異なる生産者さんのお饅頭が並んで販売されているのです。
どちらも昔ながらの酒まんじゅうスタイルなのですが、皮の厚みやあんこの甘さ、食感にそれぞれ個性があります。「私は皮が厚い中野派」「僕はあんこたっぷりの牧口派」といった具合に、地元の人やリピーターの間でも好みが分かれるそうです。バラ売りもしているので、両方買ってその場で食べ比べてみるのも、旅の面白い思い出になるでしょう。
袋越しでも香る! 驚異のきな粉

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そして、私が個人的に激推ししたいのが「きな粉」です。「たかがきな粉でしょ?」と思ったあなた、その認識はここで覆されることになります。
このきな粉、特筆すべきはその「香り」です。売り場に近づくだけで、大豆の香ばしい匂いが漂ってくるほど。購入して車に乗せると、袋を閉じていても車内がきな粉の香りで満たされるという、嘘のような体験をしました。
この極上のきな粉を使用した「きな粉ティラミス」などのスイーツも展開されており、見かけたら即カゴに入れるべきアイテムです。ヨーグルトにかけたり、お餅につけたりするだけで、いつもの食卓が料亭のデザートのような風味に変わりますよ。
休憩にぴったりなジェラートとスイーツ
ドライブの疲れを癒やすには、やはり甘いものが欠かせません。道の駅清川の1階には、手作りのジェラートショップが入っており、季節ごとのフレーバーを楽しむことができます。
清川の味覚をひんやり楽しむ
定番のミルクやチョコレートも美味しいですが、せっかくなら「清川茶」や地元のフルーツを使った限定フレーバーに挑戦してみてください。甘すぎず、素材の味がしっかりと感じられる大人の味わいです。
特に夏場、近くの宮ヶ瀬湖で遊んだ帰りに立ち寄って食べる冷たいジェラートは、身体の熱をスッと引かせてくれる最高のクールダウンになります。
屋外スペースでのんびりと
1階の建物の前には、ベンチやテーブルが設置された屋外スペースがあります。天気の良い日は、ここで風に当たりながらスイーツタイムを楽しむのがおすすめです。
週末にはキッチンカーが出店していることもあり、焼き鳥やクレープなどの香りが食欲をそそります。ライダーの方々がバイクを眺めながらコーヒーを飲んでいたり、ワンちゃん連れの家族が休憩していたりと、思い思いの時間を過ごせるピースフルな空間が広がっています。
直売所の新鮮野菜は午前中の購入がおすすめ
道の駅といえば、やはり農産物直売所は外せません。清川村の直売所は、「定年は百歳、身土不二(身体と土は切り離せない)」という素敵な合言葉を掲げ、村の元気な高齢者の方々が現役で野菜作りをしています。
スーパーとは違う「味の濃さ」
ここで並ぶ野菜たちは、朝採れの新鮮なものばかり。形が少し不揃いなものもありますが、それが逆に自然のまま育った証拠でもあります。実際に買って食べてみると、野菜本来の味が非常に濃く、シンプルな調理法でもご馳走になることに驚かされます。
特に、旬の時期に出るトマトやキュウリ、ナスなどの夏野菜や、秋のサツマイモなどは絶品です。都内のスーパーでは見かけないような珍しい山菜や、地元ならではの保存食に出会えるのも楽しみの一つです。
キャンパー・BBQユーザーへの提案 清川村周辺には多くのキャンプ場があります。自宅から食材をすべて買っていくのではなく、あえて「野菜は現地調達」にしてみてはいかがでしょうか。 道の駅で買ったばかりの新鮮な野菜を、その日のうちにBBQで焼いて食べる。これぞまさに贅沢なアウトドア体験です。冷蔵庫代わりとして道の駅を活用するのも、賢いキャンパーのテクニックですよ。
ただし、人気の野菜は午前中に売り切れてしまうことも多いので、野菜の購入をメインに考えている方は、できるだけ早い時間の到着を目指しましょう。
清川村みちのえきの駐車場や車中泊事情

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ここからは、ドライバーやライダー、そして近年ブームとなっている車中泊ユーザーにとって、最も気になる「インフラ設備」について徹底的に解説していきます。公式サイトだけでは分からない、実際の使い勝手や現地のリアルな情報をお届けします。
駐車場は平坦でバイクも安心して利用可能
山間部にある道の駅でよくある悩みが、「駐車場が斜めになっていて停めにくい」「寝るときに頭に血が上る」といった傾斜の問題です。しかし、道の駅清川の駐車場に関しては、その心配は無用です。
車中泊に最適な「平坦性」
ここの駐車場は、全体的に非常にフラット(平坦)に整備されています。これは車中泊をする上で、安眠できるかどうかの決定的な要因になります。車を水平に保てるため、シェードを貼って横になれば、家のベッドと変わらない感覚で休むことができるでしょう。
ライダーにも優しい設計
この「平坦である」というメリットは、大型バイクに乗るライダーにとっても重要です。傾斜地での取り回しや駐車は立ちゴケのリスクがありますが、ここなら安心してスタンドを立てられます。収容台数は全体で約76台と、巨大な道の駅ではありませんが、平日や夜間であれば比較的ゆとりを持って駐車可能です。
ただし、週末の昼間はランチ客や観光客で混雑することもあるので、大きなキャンピングカーなどで訪れる際は、混雑のピークタイムを少しずらすなどの工夫があるとスムーズかもしれません。
車中泊に重要なトイレとゴミ箱の清潔さ
「道の駅での車中泊、トイレが汚かったらどうしよう…」という不安は、誰もが抱くものです。しかし、道の駅清川はその点でも高得点を叩き出しています。
ウォシュレット完備の安心トイレ

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24時間利用可能なトイレは、しっかりと清掃が行き届いており、現代人には必須の設備とも言えるウォシュレットが完備されています。照明も明るく、夜間に女性や子供が利用する際でも、怖さを感じにくい雰囲気になっています。
洗面台も綺麗に保たれており、気持ちよく朝の支度をすることができます。清潔なトイレがあるだけで、車中泊の快適度は天と地ほどの差が出ますよね。
ゴミ箱の設置とマナーについて
近年、ゴミの持ち込み問題からゴミ箱を撤去する道の駅が増加傾向にあります。そんな中、道の駅清川にはありがたいことに、可燃物などのゴミ箱が設置されています。
利用者のマナーが試されています このゴミ箱は、あくまで「道の駅で購入した商品のゴミ」や「旅の途中で出た少量のゴミ」を捨てるためのものです。家庭ごみやキャンプで出た大量のゴミを持ち込むことは厳禁です。 これからもこの便利な環境を維持してもらうためにも、私たち利用者が感謝の気持ちを持って、マナーを守って利用しましょう。
24時間利用可能なEV充電スタンド

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環境意識の高まりとともに、電気自動車(EV)でドライブを楽しむ方も増えてきました。清川村は山間部に位置するため、「ここで充電が切れたらどうしよう」という不安があるかもしれませんが、道の駅清川は最新の充電インフラを備えています。
深夜でも安心の24時間稼働
第1駐車場のドラッグストア側(クリエイトS・Dの近く)に、急速充電器が設置されています。特筆すべきは、24時間いつでも利用可能であるという点です。夜間のドライブや、早朝の出発前にも充電できるため、ここを「給電のベースキャンプ」として活用できます。
会員登録不要! クレカで簡単決済
そして、何より素晴らしいのがその決済システムです。多くの充電スタンドが専用の会員カード(e-Mobility Powerカードなど)を必要とする中、ここの充電器は会員登録なしで利用できるシステムを採用しています。
| 項目 | 詳細データ |
|---|---|
| 設置場所 | 第1駐車場(ドラッグストア側エリア) |
| 利用時間 | 24時間・年中無休 |
| 料金体系 | 最初の10分まで180円(以降10分ごとに180円加算) |
| 決済方法 | クレジットカード、PayPay、交通系ICなどのタッチ決済対応 |
このように、クレジットカードのタッチ決済やPayPayが使えるため、普段EVに乗らないレンタカーユーザーや、会員カードを忘れてしまった時でも、ガソリンスタンド感覚で気軽に充電が可能です。10分単位の課金というのも、必要な分だけサクッと充電したい時に無駄がなくて良いですね。
宮ヶ瀬ダムや別所の湯など周辺観光情報
道の駅清川は、単独の目的地として楽しむだけでなく、周辺観光のハブ(拠点)として活用することで、その真価を発揮します。ここを起点にしたおすすめの観光ルートをご紹介します。
宮ヶ瀬ダムへの黄金ルート
道の駅から車で県道を20分ほど走れば、神奈川県の水瓶であり、大迫力の観光スポットでもある「宮ヶ瀬ダム」に到着します。定期的に行われる観光放流を見学したり、広大な「県立あいかわ公園」で子供と遊んだりするには最高のスポットです。
宮ヶ瀬ダム周辺には美味しいグルメスポットも点在しています。ダムカレーや食べ歩きグルメについては、以下の記事で詳しくレポートしていますので、ぜひ合わせてご覧ください。
遊び疲れたら「別所の湯」へ
一日たっぷり遊んで汗をかいたら、道の駅から車でわずか5分(約2.1km)の場所にある村営浴場「別所の湯」へ立ち寄りましょう。ここは丹沢の地下水を利用したお風呂で、露天風呂やサウナも完備されています。
営業時間は夜21時まで(最終受付は20時頃が多いので要確認)。車中泊をする前の入浴スポットとしても非常に便利です。
ここでもJAF割引が活躍 道の駅のランチ同様、別所の湯でもJAF会員証が威力を発揮します。受付で提示すると、大人は100円引き、子供は50円引きになります。 (出典:神奈川県ホームページ『かながわブランド』 ※恵水ポーク等の地域資源に関する参照)
このように、道の駅(食事・買い物)と別所の湯(入浴)をセットで利用することで、JAF会員ならダブルでお得になるというわけです。清川村は、実はJAF会員にとって非常に優しいエリアなんですね。
魅力満載の清川村みちのえきへ行こう
「清川村みちのえき」は、決して派手で巨大なテーマパークのような道の駅ではありません。しかし、そこには「東京から一番近い村」としての誇りと、訪れる人をもてなそうという温かい工夫が随所に詰まっています。
絶品の恵水ポーク丼でお腹を満たし、幻の桃や香りの良いきな粉をお土産に選び、夜は静かで平坦な駐車場で星を見ながら休憩する。そんな贅沢でゆったりとした時間の使い方が、ここなら叶います。
都会の喧騒を忘れ、美味しい空気と食を求めて、今度の休日はぜひ清川村へハンドルを切ってみてください。きっと、あなただけのお気に入りの「現実逃避」スポットになるはずです。
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