【2025最新】海老名ラーメン横丁の閉店情報とおすすめ店ガイド

海老名駅直結のビナウォーク6番館の外観。映画館TOHOシネマズの看板が見え、ペデストリアンデッキで人々が行き交う様子。 横浜ではないのだけれど
横浜で現実逃避作成イメージ

【2025最新】海老名ラーメン横丁の閉店情報とおすすめ店ガイド

海老名駅周辺でおいしいラーメンを食べたいと思って検索していると、海老名ラーメン横丁という言葉に行き着くことがありますね。ビナウォークにあるらしいけれど、具体的にどんなお店が入っているのか、おすすめの店舗やメニューはどうなっているのか気になります。特に2025年は大規模なテナント入れ替えによる閉店情報もあり、ぐり虎や清勝丸といった有名店の動向を含めて最新の状況を把握しておくことが大切です。車で行くなら駐車場料金も安く抑えたいですし、子連れでも入りやすいか心配な方も多いのではないでしょうか。

  • 2025年12月に主要店舗が一斉閉店する最新事情と理由
  • 正式名称であるビナウォークらーめん処の場所とアクセス詳細
  • 駐車場の最大料金を活用して1日遊んでも安く済ませる裏技
  • 家族連れや映画の前後にも使えるおすすめ店舗とメニュー情報

海老名ラーメン横丁の場所や閉店情報を徹底解説

まずは、「海老名ラーメン横丁」と検索したときに感じる「あれ?そんな名前の場所あったっけ?」という疑問や、最近SNSなどで見かける閉店の噂について整理しておきたいなと思います。実際に行ってみて迷わないためにも、場所や現状をしっかり把握しておきましょう。

海老名ラーメン横丁はどこにあるのか

検索するとよく出てくる「海老名ラーメン横丁」ですが、実は地図アプリ(Googleマップなど)でこの名前を検索してもピンポイントで出てこないことがあり、初めて行く方は少し戸惑うかもしれません。なぜなら、これはあくまで通称であり、正式な施設名ではないからです。

実際の場所は、海老名駅(小田急線・相鉄線・JR相模線)に直結している巨大な商業施設「ViNAWALK(ビナウォーク)」の6番館1階に位置しています。海老名駅からペデストリアンデッキを歩いて中央公園を抜け、一番奥にある建物が6番館です。この建物は、上階に「TOHOシネマズ海老名(映画館)」、中層階にゲームセンターが入っている、いわゆるエンターテインメント棟としての役割を担っています。

アクセス時の目印

初めて行く場合は、「映画館のある建物」を目指すと迷わずに辿り着けます。映画を見る前や見た後に、エスカレーターで1階まで降りれば、そこには香ばしいスープの香りが漂うラーメンエリアが広がっています。駅の改札からは徒歩で約3〜5分ほどかかりますが、屋根のある通路が多いので、雨の日でも比較的アクセスしやすいのが特徴です。

海老名中央公園を取り囲むように1番館から6番館まで建物が並んでいますが、ラーメン店が集中しているのは「6番館」のみです。他の館に行ってもラーメン店は点在していませんのでご注意ください。

正式名称はビナウォークらーめん処

ビナウォークらーめん処の外観。

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先ほど触れた通り、現地の看板や公式のフロアマップには「ビナウォークらーめん処」と書かれています。「ラーメン横丁」という呼び方は、いろいろなラーメン屋さんが軒を連ねている雰囲気が昭和の横丁や、札幌のラーメン横丁を彷彿とさせることから、利用者たちの間で自然とそう呼ばれるようになったのかもしれません。

この「らーめん処」というエリアの最大の魅力は、その集積効果にあります。通常のフードコートとは異なり、各店舗が独立した構えを持ちつつも、一つのフロアに密集しているため、歩きながら「今日はこってり豚骨にしようか、それともあっさり塩にしようか」と、その場の気分や匂いで店を選べる楽しさがあります。全国各地のご当地ラーメンや、個性的なお店がギュッと集まっており、まさにラーメンテーマパークのようなワクワク感を感じられる場所です。

また、施設自体がオープンモール形式(屋外の空気が入る構造)になっている部分もあり、路面店のような開放感と、ショッピングモールの利便性を兼ね備えている点も、このエリアが長年愛され続けている理由の一つだと言えるでしょう。

2025年に多くの店舗が閉店する理由

ここが今回一番お伝えしたい、ラーメンファンにとってはちょっと寂しいけれど、非常に重要なニュースです。実は2025年の12月1日に向けて、これまで「らーめん処」の顔として長年営業してきた主要な店舗が、相次いで閉店することになっています。

商業施設における飲食テナントの契約期間は通常数年単位で設定されますが、複数の主要店舗が同日に閉店するという事実は、単なる個別の撤退ではなく、施設側(小田急SCディベロップメントなど)による戦略的なテナントミックスの見直し、あるいはエリア全体の大規模なリニューアル期(フェーズ転換)にあることを強く示唆しています。

店舗名 ジャンル・特徴 動向・ステータス
麺処 ぐり虎 鶏塩・鶏白湯(ミシュラン掲載系) 2025年12月1日 完全閉店
清勝丸 濃厚煮干しつけ麺・豚骨魚介 2025年12月1日 完全閉店
麺家いろは 富山ブラック(黒醤油) 2025年12月1日 完全閉店
麺屋銀星 海美風 煮干しラーメン 2025年5月ですでに閉店済

特に「清勝丸」や「麺家いろは」といった、海老名で長年愛されてきたお店が一斉になくなってしまうのは衝撃的です。「麺家いろは」の富山ブラックの味や、「清勝丸」の濃厚なつけ麺を食べて育ったという地元の方も多いのではないでしょうか。もしこれらのお店のファンの方がいらっしゃったら、2025年11月中までにお店に行って、最後の一杯を悔いのないように楽しんでおくことを強くおすすめします。閉店間際は混雑が予想されるため、早めの訪問が吉です。

営業時間は店舗により異なるので注意

基本的にはビナウォーク全体の営業時間に準じていますが、ラストオーダーの時間はお店によって微妙に違うことがあるので注意が必要です。だいたいの店舗は11:00〜22:00(ラストオーダーは21:30頃)というパターンが多いですが、スープ切れや麺切れによる早じまいの可能性もゼロではありません。

映画鑑賞後の利用について

特に注意したいのが、上階のTOHOシネマズでレイトショー(夜遅い回)を見た後の利用です。映画が終わって「さあ、ラーメンでも食べて帰ろう」と思って1階に降りたら、すでにラストオーダーが終わっていてシャッターが閉まりかけている…という悲しい経験を私は何度かしています。21時以降の上映回を見る場合は、映画の前に食事を済ませておくのが無難です。

逆に、お昼時は混み合いますが、通し営業(中休みなし)をしているお店がほとんどなので、14時や15時といったランチタイムを逃してしまった中途半端な時間でも、温かいラーメンが食べられるのは本当に助かります。この利便性の高さは、駅直結施設ならではの強みですね。

駐車場を無料でお得に利用する方法

海老名へ車で行く場合、駐車場代は結構気になりますよね。ビナウォークの公式駐車場サービスを利用するのが基本ですが、実は滞在時間や目的によっては、公式サービスを利用するよりも近隣のコインパーキングを利用したほうが圧倒的にお得になる場合があります。ここはお金の節約に直結する重要なポイントです。

まず、ビナウォークの公式ルール(直営駐車場や提携駐車場)では、「1店舗で1,000円以上の利用で1時間無料」というのが基本です。ラーメン1杯食べてサッと帰るだけなら、このサービス利用で十分無料の範囲内に収まります。

長時間滞在なら「タイムズ」の最大料金を活用せよ

しかし、「映画も見て、ラーメンも食べて、そのあとユニクロやロフトで買い物もしたい」というように、滞在時間が3時間、4時間と長くなる場合は注意が必要です。合算サービスにも限界があるため、気づけば駐車料金が追加で発生してしまうことがあります。

そこでおすすめなのが、近隣にある「タイムズビナウォーク第2」などの最大料金設定がある駐車場の活用です。

  • 短時間(食事のみ)の場合: ビナウォーク提携駐車場を利用。1店舗で1,000円以上利用すると1時間無料になります。サッと食べて帰るだけならこれが一番手軽です。
  • 長時間(映画や散策も含む)の場合: 施設に隣接する「タイムズビナウォーク第2」などがおすすめ。ここは24時間の最大料金が600円(※価格は変動する可能性がありますが、周辺相場より格安)に設定されていることが多いです。

1日停めても600円で済むなら、時間を気にせずゆっくり映画の感想を語り合ったり、食後のコーヒーを楽しんだりできますよね。私はいつも、滞在予定時間が2時間を超えそうなら、迷わず最大料金のあるタイムズに入れてしまいます。

(出典:小田急SCディベロップメント『ビナウォーク アクセス・駐車場情報』

海老名ラーメン横丁のおすすめ店舗とメニュー紹介

閉店のニュースもあり、少し寂しい雰囲気をお伝えしてしまいましたが、もちろん元気のいいお店や、新しく注目されているお店も健在です。ここからは、私が個人的に「ここは外せない!」と思うおすすめのお店や、利用シーンに合わせた失敗しないお店の選び方を詳しく紹介していきますね。

ランキング上位のおすすめ人気店

FISHER'MENの人気メニュー、透き通った黄金色のスープが特徴の「鯛塩らーめん」と、〆に最適な「鯛めし」のセット。

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今、海老名ラーメン横丁で特に勢いがあり、新しい風を吹き込んでいるなと感じるのは「FISHER’MEN(フィッシャーメン)」です。ここはちょっと変わっていて、従来のラーメン屋さんの枠を超え、海鮮居酒屋(バル)の要素を取り入れた新しいスタイルのお店なんです。店名の通り「魚」に特化しており、豚骨や鶏白湯が主流の市場において、真鯛を中心とした鮮魚系スープで明確な差別化を図っています。

また、長年安定した人気を誇るのが、博多ラーメンの正統派「暖暮(だんぼ)」です。「九州ラーメン総選挙第1位」という実績を掲げているだけあって、その味は本物。クセのない純豚骨スープと極細麺の組み合わせは、老若男女問わず愛される味です。「失敗したくない」「今日は冒険せずにおいしいものが食べたい」という時には、ここを選べば間違いありません。提供スピードが非常に早いので、映画の上映時間が迫っている時にも重宝するお店です。

博多ラーメン「暖暮」の店舗外観。赤い提灯とのれんが掛かり、入店を待つ人々の行列ができている人気店の様子。

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各店舗のメニューと値段をチェック

気になるお値段やメニューですが、昨今の原材料費高騰や物価高の中でも、各店かなり工夫されている印象です。「1,000円の壁」と言われるラーメン価格ですが、ここではまだ良心的な価格設定が見受けられます。

例えば、先ほど紹介したFISHER’MENの看板メニュー「鯛塩らーめん」は850円です。黄金色に輝く真鯛の出汁スープがこの価格で味わえるのは、かなりコストパフォーマンスが高いと感じます。あっさりとしつつも奥深い旨味があり、女性客からの支持が厚いのも頷けます。

FISHER’MENの「味変」提案がすごい このお店では、サイドメニューの「鯛めし(320円)」を一緒に注文するのが通の頼み方です。麺を食べ終わった後のスープをご飯にかけて、お茶漬け風にして〆るのが最高においしいんです。

一方、暖暮などの豚骨ラーメン系も、替え玉で量を調整できるシステムなので、「安くお腹いっぱいになりたい」という学生さんや男性にとっても優しい価格設定になっています。ランチタイムにはお得なセットメニューを出しているお店もあるので、店頭の看板は要チェックです。

子連れランチでも入りやすい雰囲気

「ラーメン横丁」と聞くと、カウンター席しかなくて狭い、頑固親父がいて静かにしないといけない…といったイメージを持つ方もいるかもしれません。しかし、ビナウォークらーめん処はファミリー向けの商業施設内にあるため、その心配は無用です。

まず、通路幅が広く確保されているため、ベビーカーのままでも入店しやすい店舗が多いです。特に「麺家いろは」などは、明確に「ベビーカー可」を打ち出していました(閉店までですが)。また、多くのお店にテーブル席が用意されており、子供用の取り分け皿やフォークなどを快く出してくれるスタッフさんが多いのも特徴です。

なにより、このエリアの最大のメリットは、館内(すぐ近く)に綺麗で広々とした多目的トイレやおむつ交換台が完備されていることです。路面店のラーメン屋だとトイレが狭かったり和式だったりして苦労することがありますが、ここではそのストレスがありません。週末のお昼時には多くの家族連れで賑わっているので、子供が多少騒いでも「お互い様」の雰囲気があり、気兼ねなく食事を楽しめます。

つけ麺やこってり系も楽しめるのか

これまでは「清勝丸」が海老名エリアのつけ麺需要を一手に引き受けていましたが、2025年12月の閉店後はどうなるのか心配ですよね。あの極太麺と濃厚スープが恋しくなる方も多いでしょう。でも安心してください。FISHER’MENには「濃厚魚介つけ麺(1,050円)」というメニューが用意されており、これが清勝丸の穴を埋める新たな選択肢として注目されています。

もっとガッツリ!二郎系を求めるなら

もし、「もっと凶暴なニンニクや脂が欲しい!」「施設内のお上品なラーメンじゃ満足できない!」という場合は、ビナウォークの建物を出て少し歩くことになりますが、徒歩圏内(約4分)に二郎インスパイア系の超人気店「豚らーめん ミドリカワ」があります。ここは極太麺、山盛りの野菜、分厚いチャーシューが特徴で、連日行列ができています。

ミドリカワは「麺少なめ」でも通常のラーメン店の大盛り以上の量があります。初めて行く方は必ず「少なめ」か「半分」からチャレンジすることをおすすめします。残すと大変です(笑)。

このように、施設内はファミリーやライト層向け、外にはコアな層向けと、その日の気分やメンバーによって使い分けができるのも、海老名ラーメンエリアの懐の深さですね。

良い口コミや評判が多い店舗の特徴

私がリサーチしたり、実際に足を運んでみて感じる「評判のいい店」の共通点は、やはり「コンセプトが明確であること」です。

「家系ラーメンを食べるなら海老名家」「新鮮な魚介出汁ならFISHER’MEN」といった具合に、お店ごとの色がはっきりしているため、ユーザーが「今の気分」に合わせて選びやすく、その結果満足度が高くなっています。中途半端にいろいろなメニューを置いている店よりも、何かに特化している店の方が、Googleマップなどの口コミでも高評価を得ている傾向にあります。

また、映画館の下という立地上、提供スピードや接客のテキパキさを評価する声も多いです。映画の半券を見せるとトッピングが無料になったり、大盛りになったりする「シネマ半券サービス」を行っているお店もあるので、映画チケットを持っている方は入店時に「半券サービスありますか?」と確認してみると、ちょっといいことがあるかもしれません。

海老名ラーメン横丁で最高の一杯を

2025年は海老名ラーメン横丁(ビナウォークらーめん処)にとって、主要店舗の入れ替えという大きな変化の年になりそうです。長年親しまれた「ぐり虎」や「清勝丸」などがなくなるのは本当に寂しいですが、それは同時に、新しいコンセプトを持った名店との出会いのチャンスでもあります。

これからどのような新しいお店が入ってくるのかも楽しみですし、今あるお店の限定メニューを制覇するのも面白いですよね。商業施設の中にあるからこそ、天候や駐車場を気にせず、家族や友人と気軽に立ち寄れるのがこの場所の最大の魅力です。

ぜひこの記事を参考に、閉店してしまう名店の味を記憶に刻むもよし、新定番となりつつあるお店を開拓するもよし。今の海老名でしか味わえない最高の一杯を見つけてみてください。

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