横浜観光 横浜情報文化センター 行って見る?
「知る・楽しむ・つながる」が一つに詰まった、横浜の文化拠点へようこそ!
横浜の観光といえば、みなとみらいの華やかな景色や、中華街での食べ歩きが定番ですよね。ですが、横浜の魅力はそれだけじゃないんです。少し目線を変えると、あなたの“知的好奇心”をグッと刺激するような、深い文化施設も多く存在します。
その中でも「横浜情報文化センター」は、横浜の歴史と現代の情報が交差する、まさに「知的観光」にぴったりの場所かなと思います。
場所は、みなとみらい線「日本大通り駅」から徒歩わずか1分。本当に駅の3番出口直結で、雨の日でも濡れずに行けるのが嬉しいポイントです。
ここは横浜の中でも特に、神奈川県庁(キングの塔)や横浜開港記念會館(ジャックの塔)など、歴史的な文化・行政・歴史が集中する「関内エリア」の中心地。アクセスが抜群に良いので、他の観光スケジュールにも非常に組み込みやすいのが大きな魅力ですね。
この記事では、横浜観光の中でも“知る”をテーマに、「横浜情報文化センター」に併設されている各施設の魅力や、建物そのものの楽しみ方まで、詳しく徹底解説していきたいなと思います。ちょっとアカデミックな横浜散策に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
● 記事のポイント4つ
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日本大通り駅から徒歩1分の文化拠点
みなとみらいエリアとの連携も抜群、アクセス快適 -
館内に多彩な文化・情報施設を併設
新聞ライブラリー・資料室・ホール・ギャラリーなど多機能 -
レトロ建築×最新情報=ユニークな観光体験
建築好きも情報好きも満足できるスポット -
周辺観光地との相性も◎
大さん橋、赤レンガ、象の鼻などとセットで観光できる
横浜観光 横浜情報文化センター 行って見る? 館内施設を徹底紹介
横浜情報文化センターは、実は一つの施設ではなく、複数の文化施設が集まった複合施設なんです。ここでは、主要な施設を一つずつご紹介しますね。
新聞ライブラリー:報道を通して世界を旅する
まずご紹介したいのが、同じ建物内にある「ニュースパーク(日本新聞博物館)」に付属する「新聞閲覧室(新聞ライブラリー)」です。ここは日本新聞協会が運営しており、その充実度がすごいんです。
現在発行されている全国紙や主要な地方紙はもちろん、普段なかなかお目にかかれない外国紙のバックナンバーまで、幅広く取り揃えられています。(出典:ニュースパーク(日本新聞博物館)「新聞閲覧室」)
パソコンを使った過去の記事検索も可能で、自分が気になっている話題や、生まれた日の新聞記事などを深堀りできるのが最大の魅力ですね。メディア研究をしている学生さんや、ジャーナリズムに関心のある観光客にとっては、まさに“情報の宝庫”と言える場所です。
観光地のにぎやかな雰囲気から少し離れて、静かで落ち着いた空間でじっくりと情報と向き合う。そんな贅沢な時間を過ごせるのが、このライブラリーの素敵なところかなと思います。自分の故郷の地方紙を読んで、懐かしい気持ちに浸る、なんて使い方もいいかもしれません。
📌新聞閲覧室(ライブラリー)の閲覧は無料。特別な手続きも不要で、誰でも気軽に利用できるのが嬉しいですね。(※博物館の展示エリアは別途入館料が必要です)
情報資料室:横浜のルーツを知る特別な空間
次に、8階にある「情報資料室」です。ここは、横浜という都市に関する歴史的・文化的な資料がぎゅっと集約された専門的な空間。一般的なガイドブックでは絶対に得られないような、「深い情報」が満載なんです。
例えば、古地図を眺めながら「昔の横浜はこんな形だったんだ」「この道は埋め立てられる前は海だったのか」と発見したり、統計資料から開港以降の都市形成の流れを読み解いたり。市民活動の貴重な記録など、専門性の高い蔵書も多く並んでいます。
「ちょっと観光ついでに寄ってみよう」くらいの気持ちで訪れたつもりが、気づけば1時間以上も没頭してしまう…。そんな不思議な魅力がある場所です。特に、歴史散策やまちなか歩きが好きな方には、散策前の予習として、あるいは散策後の「答え合わせ」として立ち寄るのも、すごくおすすめですね。
📌専門資料室のため閲覧が中心です。一部の貴重な資料は貸出不可ですが、コピーや写真撮影の申請(条件あり)も可能です。
情報文化ホール:文化イベントにふらっと立ち寄れる
3階にある「情報文化ホール」では、年間を通じてコンサート、講演会、映画上映、シンポジウムなど、本当に多彩なイベントが開催されています。
クラシックの演奏会から、横浜の都市デザインに関するトークイベント、NPO法人による活動報告会や、さまざまな国の文化交流を目的とした催しまで。観光中に思わぬ出会いや新しい学びがあるのが特徴かなと思います。
もし訪問のタイミングが合えば、当日ふらっと立ち寄って、興味深いイベントを体験できることもあります。「観光中に何か面白いことやってないかな?」と思った方は、訪問前に公式サイトで最新のイベント情報をチェックしてみるのがおすすめです。思わぬ掘り出し物のイベントに出会えるかもしれませんよ。
📌入場無料のイベントも多く開催されており、予約不要で参加できるケースもありますよ。
情報ギャラリー:市民とアートの距離が近い展示空間
1階のエントランス近く、開放的な空間にある「情報ギャラリー」では、絵画・書道・写真・手芸など、地元横浜のアーティストや市民団体による展示が定期的に入れ替わります。
大規模な美術館とはまた違った、地域との強いつながりを感じられるアットホームな展示内容が多く、観光客にとっても新鮮です。プロの作品だけでなく、市民のリアルな創作活動に触れることで、横浜の「今」のカルチャーを知るきっかけにもなるかもしれません。
規模としてはコンパクトですが、展示のクオリティは高く、何よりこれらが入場無料で観覧できる点が大きな魅力ですね。関内エリアの散策のスタート地点として、あるいは待ち合わせの合間に少し覗いてみる、なんて使い方もできそうです。
📌展示スケジュールは公式サイトで事前にチェックしておくと「今何をやっているか」が分かって良いですね。
横浜観光 横浜情報文化センター 行って見る? 実はこんな楽しみ方も
このセンターの魅力は、中の施設だけではありません。建物自体や、その立地にも注目です。
建築ファン必見!昭和レトロ建築の風格
実は、横浜情報文化センターは、施設の中身だけでなく「建物そのもの」が大きな見どころなんです。この建物は、1930年代(昭和初期)に建てられた「旧横浜商工奨励館」の歴史ある外観や内装の一部を大切に保存・復元しつつ、現代の機能に合わせて改装(リノベーション)したものです。
重厚感のあるアール・デコ調の装飾が施された外観、どっしりとした石造りの柱、そして優雅な曲線を描く館内の階段まわりの鉄製手すりなど、当時の職人技が光る、歴史ある建築美が随所に見られます。
情報収集のためだけでなく、この建物そのものが観光の目的になるほどの強い存在感を放っています。レトロな雰囲気はフォトスポットとしても非常に人気があり、どこを切り取っても絵になるのがすごいところですね。横浜のレトロ建築巡りの一つとしても絶対に外せないスポットです。
📸 建物外観は、特に日本大通り側のイチョウ並木(秋は黄金色!)とのコントラストが美しく、インスタ映えにもぴったり!
カフェや周辺施設も充実!
センター内や隣接地にはカフェも併設されており、新聞を読んだり、展示を見たりした合間に、歴史ある建物の雰囲気を感じながらゆっくりと一息つける空間が用意されています。知的なインプットの後に、コーヒーを飲みながら考えを整理する時間もまた格別ですね。
そして何より、このセンターは周辺の観光地へのアクセスが抜群です。徒歩圏内には、山下公園、中華街、横浜開港資料館、横浜都市発展記念館、大さん橋、象の鼻パーク、赤レンガ倉庫など、横浜を代表する魅力的な観光地が目白押しです。
例えば、こんな「知的散策ルート」を楽しむ一日プランもおすすめです。
【横浜情報文化センター発!関内~みなとみらい散策モデルコース】
このように、センターを拠点にすることで、横浜観光の幅がぐっと広がりますね。
ガイドヘルパー視点で見ても利用しやすい!
これは私のガイドヘルパーとしての視点ですが、横浜情報文化センターは非常に利用しやすい施設だと感じます。館内はバリアフリー対応がしっかりと施されており、車いすや杖を利用されている方でも快適に移動できるよう、エレベーターや広めの通路、多目的トイレもきちんと完備されています。
ガイドヘルパーとして利用者を案内する際にも、まず「駅直結」で天候に左右されない点が大きいです。そして、利用者の知的好疲労を静かに刺激しつつ、疲れたらすぐに館内のベンチやカフェで休憩できる「静かな館内」は、理想的な立ち寄り先の一つとなりますね。
周辺の山下公園や赤レンガ倉庫なども含め、このエリアは比較的フラットで歩きやすいため、高齢の方や車椅子での横浜観光を計画する上でも、非常に優秀な拠点になるかなと思います。
✅ 障がい者用PASMO・Suicaを利用した電車移動との相性も、駅直結なので抜群です!
横浜観光 横浜情報文化センター 行って見る? 記事のまとめ
最後に、横浜情報文化センターの魅力をもう一度おさらいしますね。
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アクセス便利:日本大通り駅徒歩1分(駅直結)で行ける立地
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知的施設が充実:新聞ライブラリー・資料室・ホール・ギャラリーを備える
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美しい建築空間:旧横浜商工奨励館のレトロ建築を活用した建物自体が見どころ
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観光の幅が広がる:周辺観光スポット(中華街・山下公園など)とあわせて一日楽しめる
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ガイドヘルパー利用にも最適:バリアフリー・静寂・知的刺激が揃う場所
「横浜観光 横浜情報文化センター 行って見る?」と検索してこの記事にたどり着いたあなた。
もし次の横浜観光で、定番スポットの楽しさに加えて、“知”と“文化”のスパイスを求めるなら、ぜひこのセンターに足を運んでみてほしいなと思います。
横浜の歴史、世界の報道、美しい建築、そして地元のアート……そのすべてが、この場所に静かに詰まっていますよ。