横浜市ゴミ分別一覧表 最新ガイドと注意点
横浜に住んでいる皆さん、日々のゴミ分別、本当にお疲れさまです! 横浜市のゴミ分別って、他の地域と比べても結構ルールが細かくて、「あれ、この前捨てたアレ、何ゴミだったっけ?」って一瞬手が止まること、多くないですか?
特に2025年4月からプラスチックの分別ルールが全市で新しくなって、さらに複雑になった印象がありますよね。「分別が厳しい…」なんて声もチラホラ聞きますし、昔からのルールの「傘」や「乾電池」の捨て方、それに一番迷うのが「粗大ゴミ」になるかならないかのサイズ規定だったりします。
私も含め、多くの人が「横浜市 ゴミ分別 一覧表」と検索して、パッと見てわかる「答え」を探しているんじゃないかなと思います。プラスチックの新しい分け方(製品プラもOKになった件)や、50音順で探せる便利な検索システム「MIctionary(ミクショナリー)」の使い勝手も気になるところです。
この記事では、そんな横浜市の複雑なゴミ分別ルールについて、最新の一覧表情報をベースに、特に私たちが迷いやすいポイントを分かりやすく、詳しくまとめてみました。これさえ読めば、もう分別で迷う時間がグッと減るかもしれませんよ!
- 横浜市の7つの基本分別と最新のプラ新ルール
- 傘や布団など迷いやすい品目の分別方法
- 粗大ゴミのサイズ基準と申込みチャネル
- スプレー缶や乾電池の安全な捨て方
横浜市ゴミ分別一覧表の基本とプラ新ルール

横浜で現実逃避作成イメージ
まずは横浜市のゴミ分別の「基本のキ」から。そして、なんといっても一番のトピックは、2025年4月から全市でスタートした「プラスチック資源」の新しいルールですね。ここが一番大事なところなので、しっかりおさらいしておきましょう!
横浜市の7つの基本分別
横浜市では、ごみと資源物を大きく7つに分けて収集しています。これが全ての基本になります。
横浜市の基本分別 7区分
- 燃やすごみ(週2回) 生ごみ、汚れた紙、複合素材、50cm未満の木製品・布製品など。
- プラスチック資源(週1回 ※2025年4月から) 従来の容器包装プラ+50cm未満の製品プラ。
- 缶・びん・ペットボトル(週1回) 中をすすいで、つぶさずに出します。
- 小さな金属類(週1回) 30cm未満の金属製品、スプレー缶、乾電池など。
- 古紙・古布(週1回) 品目ごとにヒモで縛ります。古布は雨天時NG。
- 粗大ごみ(申込み制・有料) 金属30cm以上、その他50cm以上のもの。
- 市で収集できないもの 家電リサイクル品、パソコン、処理困難物など。
普段よく出すのは「燃やすごみ」と、新しい「プラスチック資源」かなと思います。収集日は地域によって違うので、集積場所にある青いステッカーや、区役所(総合庁舎)や資源循環局事務所で配布されているパンフレットで確認するのが確実ですね。
ごみ出しの共通ルールとして、収集日の朝8時までに決められた場所に出す必要があります。夜中に出すと動物に荒らされたり、放火のリスクもあるので、ルールは守りたいところです。
2025年からのプラスチック分別変更点

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これが今回の最重要変更点です! 横浜市では、プラスチックの焼却に伴う温室効果ガス(CO2)の削減と、資源循環の促進を目的として、分別ルールが大幅に拡大されました。(出典:横浜市「プラスチック資源の分別(リサイクル)~令和7年4月から全市で実施~」)
今までは「プラマーク」が付いている容器や包装(お菓子の袋、卵パックなど)だけが「プラスチック製容器包装」としてリサイクル対象でした。
それが2025年4月からは(一部の区では2024年10月から先行実施されていましたが)、これまで「燃やすごみ」として処分されていた一部のプラスチック製品も「プラスチック資源」として一緒にリサイクルされることになったんです。
これにより、私たちの家庭から出る「燃やすごみ」が減り、その分リサイクルが促進される、というわけですね。エコにはなりますが、覚えることが増えたのも事実…。しっかり確認していきましょう。
プラ資源になるもの・ならないもの
じゃあ、具体的に何が「プラスチック資源」になって、何がダメなんでしょうか?
新しいルールのポイントは、「一番長い辺が50cm未満」で、かつ「プラスチックだけでできているもの(単一素材)」が対象になったことです。
| 分別区分 | 対象となるもの(例) |
|---|---|
| プラスチック資源 (新しい対象:製品プラ) | ・歯ブラシ、(プラ製の)コップ、バケツ、ちりとり ・食品保存ラップ、ポリ袋、チャック付き保存袋 ・CDケース、(プラ製の)文房具、おもちゃ(電池・金属除く) |
| プラスチック資源 (従来の対象:容器包装プラ) | ・お菓子の袋、レジ袋、卵パック、チューブ類 ・カップ麺の容器、食品トレイ、ペットボトルのラベル・キャップ |
これらを全部まとめて一つの透明か半透明の袋に入れて、週1回の「プラスチック資源」の日に出します。
出し方の重要ルール
プラスチック資源を出す際は、リサイクルの品質を保つために以下のルールを守る必要があります。
- 汚れを落とす カップ麺の容器や食品トレイなど、汚れが付いているものは、必ず水ですすいだり、拭き取ったりして汚れを落としてから出します。汚れがどうしても落ちないものは「燃やすごみ」になります。
- 透明・半透明の袋で出す 中身が確認できるように、必ず透明または半透明の袋(45L以下)に入れてください。
- 二重袋は禁止 リサイクル工場の作業に支障が出るため、小さな袋に入れたものをさらに大きな袋に入れる「二重袋」は禁止されています。
注意!プラスチック資源にならないもの
以下のものは、見た目がプラスチック製でも「プラスチック資源」には出せません。これが一番の間違いやすいポイントです!
- 金属などを含むもの(複合素材) 例:金属フックが付いたハンガー、洗濯ばさみ(金属バネ付)、ゴム手袋 → これらは「燃やすごみ」です。 (理由:リサイクル設備で金属やゴムを分離できないため)
- 一番長い辺が50cm以上のもの 例:衣装ケース、大型プランター、(プラ製の)棚 → これらは「粗大ごみ」(有料)です。
- 厚みがあって硬いもの 例:まな板、(プラ製の)スーツケース → これは「燃やすごみ」です。 (理由:リサイクル工場の破砕機が壊れる恐れがあるため)
- 小型家電製品 例:充電池を使用したシェーバー、ゲーム機、リモコン → 小型家電回収ボックスに入れるか、「燃やすごみ」の日(別袋で出す)です。
- 広げると50cm以上のシート状のもの 例:ビニールひも、レジャーシート → これらは「燃やすごみ」です。 (理由:リサイクル工場の機械に絡まるため)
特に「ハンガー」は要注意ですね。クリーニング店でもらうようなプラスチック製のハンガーでも、フック部分が金属なら「燃やすごみ」。フックも全部プラスチックでできているもの(かつ50cm未満)なら「プラスチック資源」になる、と。これは本当に迷いやすいポイントだと思います。
古紙や古布の雨天時の注意点

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古紙(新聞、雑誌、段ボール)や古布(衣類、毛布)も大事な資源です。これらは週1回の収集ですね。
古紙は、新聞、雑誌、段ボール、紙パックなど、品目ごとにまとめてヒモで縛って出すのが基本です。雑がみ(お菓子の箱など)は紙袋に入れてヒモで縛ることもできます。
そして、横浜市ならでは(?)とも言える厳格なルールが「古布」にあります。
「古布」は、雨の日は出してはいけません!
これは、古布が水分を含むと、輸送中や保管中にカビや雑菌が繁殖し、リサイクル品質が著しく低下してしまうからだそうです。せっかく資源として出しても、濡れてしまっては再利用できず、結局「ごみ」になってしまうんですね。
資源を無駄にしないための行政による「品質管理」の一環なので、古布を出す日は天気予報をチェックする習慣をつけたいところです。
スプレー缶や乾電池の捨て方

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火災や爆発の原因になるものは、特に注意が必要です。これは安全に関わる最重要ルールの一つです。
スプレー缶、カセットボンベ、乾電池、蛍光灯、水銀式の体温計などは、「小さな金属類」の日に出します。
安全のための「別出し」の義務
「小さな金属類」の収集日は、多くの場合「燃やすごみ」と同じ曜日(週2回)に設定されていますが、絶対に「燃やすごみ」の袋に一緒に入れないでください。
スプレー缶や乾電池などは、必ず「燃やすごみ」とは別の透明または半透明の袋に入れて出す必要があります。これは、収集車や焼却処理施設内で、スプレー缶に残ったガスが引火したり、電池がショートして発火・爆発したりするのを防ぐための、本当に大事な安全対策です。
スプレー缶やカセットボンベは、必ず中身をしっかり使い切ってから(穴あけは不要です)、袋に入れてくださいね。
小さな金属類はいつ出す?
「小さな金属類」は、先ほどのスプレー缶や乾電池のほか、一番長い辺が30cm未満の金属製品が対象です。
例えば、鍋やフライパン、やかん、金属製のボウルなどがこれに該当します。カッターナイフや包丁なども「小さな金属類」です。
収集は週1回です。ただし、前述の通り、収集日が「燃やすごみ」と同じ曜日に設定されている地域もあり、その場合は週2回出すチャンスがあることになります(ただし、あくまで「燃やすごみ」とは「別袋」で!)。
カッターナイフなどを出す時の配慮
カッターの刃や包丁、割れた金属片など、鋭利なものを出す時は、そのまま袋に入れると袋が破れて飛び出したり、収集作業員の方がケガをしたりする危険があります。
これらを出す際は、刃先を厚紙やガムテープなどで安全に包んでから、「キケン」と書いて袋に入れる、といった配慮が必要です。こういう「思いやり」も、ゴミ分別のマナーとして大切ですね。
品目別 横浜市ゴミ分別一覧表と粗大ごみ
ここからは、特に迷いやすい品目と、「粗大ごみ」のルールに絞って詳しく見ていきましょう。特に粗大ごみのサイズ基準は、横浜市の分別の「最大の難関」であり、最も問い合わせが多いポイントかもしれません。
粗大ごみのサイズ基準は?

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横浜市では、粗大ごみになるサイズが「材質」によって明確に分かれています。これが本当にややこしくて、多くの人が混乱する原因になっています。
横浜市 粗大ごみサイズ境界線(最重要)
| 品目カテゴリー | 粗大ごみとなるサイズ基準 | 基準未満の分別区分 |
|---|---|---|
| 金属製品 (鍋、ハンガーラック、スチール棚など) | 一番長い辺が30cmを超えるもの | 小さな金属類 |
| 木製品・布製品・陶器 (木の棚、カーペット、傘、布団、植木鉢など) | 一番長い辺が50cmを超えるもの | 燃やすごみ |
| プラスチック製品(単一素材) (衣装ケース、バケツ、プランターなど) | 一番長い辺が50cmを超えるもの | プラスチック資源 ※ |
※プラスチック製品(50cm未満)は2025年4月から「プラスチック資源」に変更されました。
そうなんです。金属だけ「30cm」で、それ以外(木、布、プラなど)は「50cm」が基準なんですね。
この基準の違いは、収集時の安全性(特に金属の鋭利性)と、処理施設での処理効率を考えて設定されているそうです。
例えば、同じ「棚」でも、スチール製の金属ラックなら30cmを超えたら粗大ごみ(有料)ですが、木製の棚なら50cmまでは「燃やすごみ」(無料)として出せる(※自分で解体するなどした場合)ということです。この「30cm」と「50cm」のダブルスタンダードは、しっかり覚えておく必要があります。
粗大ごみの申込チャネル
粗大ごみは、集積場所に出しておけば持っていってくれるわけではなく、事前の申込みと、手数料(シール購入または電子決済)が必ず必要です。
申込み方法は色々ありますが、横浜市はデジタルチャネル(ネット、チャット、LINE)の利用を強く推奨しています。
電話申込みは混雑しがち
粗大ごみ受付センターへの電話(045-664-2525)は、月曜の午前中や連休明けは非常につながりにくいことが多いです。
私自身も経験がありますが、本当に繋がりません…。24時間いつでも受付可能なインターネットやLINEでの申込みが、待ち時間もなく、断然スムーズでオススメですよ。有人チャットも、電話オペレーターと同じように相談しながら申し込めるので便利です。
決済方法の注意点
手数料の支払い方法は、従来の「収集シール」の購入(コンビニ、郵便局など)に加え、デジタルチャネルからの申込みに限り「電子決済(キャッシュレス)」が選べます。
ただし、電子決済を利用した場合、領収書の発行は行われません。経費処理などで領収書が必要な場合は、必ず「収集シール」を購入する方法を選択してくださいね。
また、自分で処理施設(ストックヤード)に持ち込む「自己搬入」という方法もありますが、この場合も申込みは必要です。(栄ストックヤードのみキャッシュレス決済対応)
傘や布団の分別ルール
粗大ごみのサイズ基準に関連して、よく質問がある品目の分別例もチェックしておきましょう。
布団・カーペット
これらは「布製品」なので、50cmが基準です。自分で切断したり、小さく折りたたんだりして、一番長い辺が50cm未満になれば「燃やすごみ」として出せます。50cmを超えるものは「粗大ごみ」です。
傘
これも意外と迷う品目ですが、傘も「木製品・布製品」の仲間(複合素材ですが)として扱われ、50cmが基準です。したがって、一番長い辺が50cm未満の折りたたみ傘などは「燃やすごみ」、50cm以上の一般的な長い傘は「粗大ごみ」になります。傘が粗大ごみになるのは、ちょっと意外かもしれませんね。
陶器(食器など)
食器などの陶器も「陶器」分類で50cm基準です。50cm未満なら「燃やすごみ」。割れたものは、収集作業員の方がケガをしないよう、厚紙などで安全に包んで「キケン」と表示して出します。50cmを超える大きなカメや植木鉢などは「粗大ごみ」です。
分別に迷ったらMIctionaryアプリ

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「結局、このゴミは何に出せばいいの!?」 「このハンガーは金属?プラ?燃やすごみ?」
そんな風に分別で迷った時に、最強の味方になってくれるのが、横浜市公式のごみ分別検索システム「MIctionary(ミクショナリー)」です。
これは本当に便利で、品目名(例:「ハンガー」「まな板」)を入力するだけで、AIがチャット形式で「それは〇〇ごみです」と即座に回答してくれます。
スマートフォン向けの分別アプリ(現在のところAndroid版のみ)も提供されていますが、Webサイト版が非常に優秀なので、iPhoneユーザーの私もスマホのホーム画面にブックマークして使っています。50音順の一覧表を探すよりも、圧倒的に早くて確実ですよ。
もちろん、資源循環局のコールセンター(045-664-2525)に電話して聞くこともできますが、MIctionaryやチャットが混雑もなくオススメです。
市で収集できないゴミの処分法
最後に、横浜市では「ごみ」として収集してくれないものについてです。これらは法律で処分方法が決まっていたり、市の施設で安全に処理できなかったりするものです。
市で収集できないものの代表例
- 家電リサイクル法対象品 エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機 → 法律に基づき、購入したお店や指定の引取場所に依頼します。
- パソコン デスクトップ、ノートPC、ディスプレイ → メーカーまたは専門の回収業者((一社)パソコン3R推進協会など)に依頼します。
- 処理困難物 タイヤ、バッテリー、プロパンガスボンベ、塗料、薬品、耐火金庫など → 専門の処理業者や販売店に相談が必要です。
- 事業活動に伴って出たごみ 産業廃棄物や事業系一般廃棄物 → 事業者が自らの責任で適正に処理する必要があります。
これらを粗大ごみとして申し込んだり、集積場所に出したりしないよう、くれぐれもご注意ください。処分方法がわからない場合は、まずは販売店か、横浜市(コールセンターやMIctionary)に確認するのが一番ですね。
横浜市ゴミ分別一覧表の重要点まとめ
最後に、横浜市の複雑なゴミ分別で、私たちが特に覚えておきたい重要点を、もう一度おさらいします。ここだけ押さえておけば、大きな間違いは防げるはずです!
横浜市ゴミ分別 3つの最重要ルール
- プラスチック資源(50cm未満) 2025年4月からルールが拡大。「製品プラ」も対象に。ただし、金属などが付いた「複合素材」は従来通り「燃やすごみ」。
- 粗大ごみのサイズ基準 「金属は30cm、それ以外は50cm」が境界線。このダブルスタンダードを覚えること。(例:金属ラックは30cm超、木の棚は50cm超で粗大ごみ)
- 危険物の「別出し」義務 スプレー缶、カセットボンベ、乾電池は、火災防止のため絶対に「燃やすごみ」とは別の袋で出すこと。
横浜市のゴミ分別ルールは、私たちの安全確保と、大切な資源のリサイクル品質を維持するために、細かく決められています。最初は「厳しいな」「複雑だな」と感じるかもしれませんが、一度覚えてしまえば、それが当たり前になっていくはず…!
この記事で紹介した「横浜市ゴミ分別一覧表」の情報が、あなたの日々のゴミ出しの「?」を「!」に変える、そんな助けになれば幸いです。
最終確認は公式サイトで!
この記事は2025年11月時点の情報を基に作成していますが、ごみの分別ルールや手数料は将来変更される可能性もあります。
分別に迷った時や、大切な情報を確認する際は、必ず横浜市の公式サイトや、ごみ分別検索システム「MIctionary(ミクショナリー)」で最新の情報を確認するようお願いします!