新横浜駅構内ランチ徹底ガイド！改札内外の安い早いおすすめ店

新横浜駅での構内ランチをお探しの皆さん、お店選びで迷ってはいませんか。「新幹線の時間まであと40分しかない！」「改札を入ってしまったけど、中で美味しいご飯は食べられるの？」など、特に移動を控えている時は時間がなくて焦ってしまいますよね。

実は、新横浜駅は「改札の中」と「改札の外」で、飲食店の充実度が天と地ほど違います。ここを間違えると、コンビニのおにぎりで済ませることになりかねません。この記事では、改札内のリアルな様子や、ひとりでも入りやすいカウンター席のお店、安い価格で満足できるスポットなど、事前に知っておきたい情報を徹底的に解説します。

北口などの出口付近の情報も含め、ゆっくり食事ができる場所まで、私の実体験をもとにご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

• 改札内と改札外の飲食店の数や種類の違い
• 時間がない時でもサッと食べられる1階エリアの活用法
• ひとりでも気兼ねなく利用できるカウンター席や安いお店
• 時間に余裕がある時にゆっくり過ごせる高層階のレストラン

時間と場所で選ぶ新横浜駅構内ランチのコツ

新横浜駅でランチをする際、最も重要なのは「今、自分がどこにいるか（改札の中か外か）」と「持ち時間は何分あるか」の2点です。この判断を誤ると、新幹線に乗り遅れそうになったり、思ったような食事ができなかったりします。まずは、失敗しないための基本的な選び方についてお話ししますね。

実は少ない改札内ランチと駅弁の活用法

東海道新幹線改札内の「食事事情」

まず最初にお伝えしておきたいのが、新横浜駅の「改札内」には、本格的な調理を伴うレストランがほとんどないという事実です。「東京駅や品川駅のようなエキナカがあるだろう」と思って改札を通ってしまうと、予想外のランチ難民になってしまうかもしれません。新幹線の改札内は、基本的に「移動する人のための空間」として設計されています。

唯一のカフェと待合室の活用

そんな中で、唯一落ち着いて座れる場所としておすすめなのが、新幹線東口改札内の待合室にあるカフェ「caffe LAT.25°（カフェ・ラット・ニジュウゴド）」です。ここではサンドイッチなどの軽食とコーヒーが楽しめますが、ガッツリとした定食などを食べる場所ではありません。あくまで「出発前のメールチェックと軽食」くらいの使い方がベストです。

もし、もっと時間を潰したい場合や、電源のあるカフェを探している場合は、改札に入る前に探すのが正解です。詳しくは以下の記事でも解説しているので、時間調整が必要な方はチェックしてみてください。

新横浜駅で暇つぶし！目的別おすすめスポット12選

困った時の「デリカステーション」

もし改札内に入ってしまってから食事が必要になった場合は、無理にお店を探すよりも、「デリカステーション」などで駅弁を買うのが一番の近道です。ここではJR東海リテイリング・プラスが手掛ける豊富なラインナップが揃っており、「品川貝づくし」など他駅の名物弁当も購入可能です。

2025年の初夏には季節限定の彩り豊かなお弁当が登場するなど、駅弁のクオリティは年々上がっています。時間がない時は、車内でゆっくり食べる「移動中ランチ」に切り替えるのが、精神的にも一番楽な選択かなと思います。

（出典：JR東海リテイリング・プラス 公式サイト）

ひとりでも気兼ねなく入れるカウンター席

1階「ぐるめストリート」はおひとり様の聖地

出張や一人旅で新横浜駅を利用する場合、「4人掛けテーブルを1人で占領するのは申し訳ない」と感じること、ありますよね。そんなおひとり様ランチに最適なのが、駅ビル「キュービックプラザ新横浜」の1階にある「ぐるめストリート」です。

このエリアは、駅の高架下に位置しており、カウンター席を備えたお店が非常に充実しています。例えば、博多ラーメンの「一風堂」や、つけ麺の「舎鈴（しゃりん）」などは、もともと一人客を想定した店作りがされているので、女性一人でもスッと入りやすい雰囲気があります。

提供スピード重視のお店選び

また、牛タンの「ねぎし」なども提供スピードが早く、一人でサッと栄養をつけて午後の仕事に向かいたい時にはぴったりです。周りも一人で食事をしているビジネスマンや旅行者が多いので、視線を気にすることなく自分のペースで食事ができますよ。「みんな急いでいる」という空気感が、逆に居心地よかったりします。

安い価格で済ませたい時の1000円以下の店

コスパ最強の「丸亀製麺」

駅直結の商業施設というと、「駅ビル価格」でランチが高くなってしまうイメージがありませんか？実は新横浜駅には、日常使いできる1,000円以下のリーズナブルなお店もしっかり揃っています。

その代表格が、やはり1階のぐるめストリートにある「丸亀製麺」です。ここは朝7:30頃から営業していますし、うどん一杯なら数百円、天ぷらをつけてもワンコイン程度でお腹いっぱいになれるので、学生さんや節約志向の方には強い味方です。自分でさっと取って食べるセルフスタイルは、時間調整もしやすいですね。

「日高屋」の安定感と喫煙事情

また、同じく1階にある中華食堂「日高屋」も外せません。ラーメンと半チャーハンのセットでもお財布に優しく、提供も早いので、「安く・早く・満腹に」というニーズを完璧に満たしてくれます。

ちなみに、この日高屋には店内に「喫煙ブース」が設置されていることがあります（※最新状況は要確認）。新幹線に乗る前の最後の一服を兼ねてランチをしたい愛煙家の方にとっては、非常に貴重なスポットと言えるでしょう。

北口出口から近い1階は時間がない時に便利

改札階からの最短ルート

新横浜駅の構造は少し立体的で、新幹線の改札や在来線の改札は「2階」にあります。そこからエスカレーターを1つ降りた「北口側の1階」こそが、時間がない時の最強エリアなんです。

先ほど紹介したラーメン店やファストフード店がこの1階に集中しています。改札階（2階）から直結しているので、移動時間は往復でも数分程度。注文してから提供されるまでのスピードを重視するお店が多いので、「出発まであと40分しかない！」というような切羽詰まった状況でも、温かい食事にありつける可能性が高いです。

ゆっくり過ごしたい時の個室や高層階の店

喧騒を離れる9階・10階エリア

逆に、「新幹線の時間まで1時間半以上ある」「親戚と待ち合わせて食事をする」といった場合には、迷わずエレベーターで9階・10階のレストラン街へ上がりましょう。ここは駅の喧騒から離れた別世界です。

10階にある「アマルフィイ ノベッロ」や「和食・酒 えん」などは、落ち着いた雰囲気で、窓からの眺望を楽しめる席もあります。ランチの単価は1,500円〜3,000円程度になりますが、その分、ゆったりとしたスペースと丁寧な接客が受けられます。

失敗できない会食での利用

特に、ビジネスの商談や、遠方から来たご両親との会食など、失敗できないシチュエーションでは、この高層階エリアのお店を予約しておくのが安心です。ただし、イベント開催時などはエレベーターが非常に混み合うので、その点だけは注意が必要です。

エリア別おすすめの新横浜駅構内ランチスポット

新横浜駅のランチスポットは、フロアごとに明確な特徴があります。ここからは、それぞれのエリアにどんなお店があり、どんなシーンに向いているのかを具体的に深掘りしていきます。

提供が早いラーメン店などが集まる1階ゾーン

「麺の街」新横浜の実力

先ほども少し触れましたが、1階の「ぐるめストリート」は、まさに新横浜駅の胃袋とも言える場所です。ここは回転率が命のエリアなので、どのお店も手際が良いのが特徴です。

新横浜といえばラーメン博物館が有名ですが、駅構内も負けていません。「一風堂」などの有名店が並び、博物館まで行く時間がない人でも、美味しいラーメンを楽しむことができます。

洋食ランチや昼飲み需要にも対応

麺類以外で特におすすめなのが、洋食の老舗「つばめグリル」です。アルミホイルで包まれたハンブルグステーキは絶品で、駅ナカとは思えない本格的な味が楽しめます。少し贅沢な気分を味わいたいけれど、時間はあまりかけたくないという時に最適です。

また、お酒も楽しめる「ヱビスバー」や「銀だこ酒場」もあり、休日の昼下がりや、仕事終わりの帰宅前に「ちょっと一杯」やりながらランチをするという使い方もできます。騒がしさが気にならない方にとっては、最も使い勝手の良いゾーンだと言えます。

テイクアウトも豊富な2階と3階の最新エリア

「ぐるめの森」へのリニューアル

今、新横浜駅で最も変化が激しいのが、改札階と直結する2階・3階エリアです。以前は百貨店の売り場のような雰囲気でしたが、2024年にかけて「ぐるめの森」としてリニューアルが進み、イートインとテイクアウトを融合させた使いやすいゾーンに進化しています。

ここでは、「スターバックス コーヒー」が2階と3階の両方に展開しており、待ち合わせやパソコン作業の拠点として重宝します。特に2階の店舗は改札を見下ろせる位置にあるので、人の流れを見ながら時間調整ができます。

おしゃれなテイクアウト専門店

さらに、2024年の冬にはサンドイッチの「メルヘン」や、韓国海苔巻きの「カンナムキンパ」などがオープンしました。これらは「車内で食べるけれど、駅弁じゃなくて少しお洒落なものがいい」という時にぴったりです。パン好きの方には「神戸屋キッチン」のイートインもおすすめですよ。

お土産を買うついでにランチも調達したい、という方は、以下の記事でお土産売り場についても詳しくまとめているので、合わせてチェックしてみてください。

新横浜駅お土産売り場ガイド！早朝・改札内・限定品マップ

事前予約もできて接待に向く9階と10階

「バーティカル・サンクチュアリ」での食事

9階と10階は「バーティカル・サンクチュアリ（垂直の聖域）」とも呼べる、落ち着いたレストラン街です。ここでランチをする最大のメリットは、「予約ができる」という点です。

例えば、焼肉の「トラジ」（9階）は、無煙ロースター完備で匂いがつきにくく、個室感のある席もあるため、午後も仕事があるビジネスマンのパワーランチや密談に適しています。また、10階の「梅蘭」では、横浜中華街まで行かなくても名物の焼きそばが食べられるので、観光客の方にも喜ばれます。

混雑を避けて駅前周辺の穴場を利用する

イベント日の「構内」は危険地帯

横浜アリーナや日産スタジアムでイベントがある日は、これまで紹介した駅構内（キュービックプラザ）のお店はどこも大行列になります。「構内」にこだわりすぎると、ランチ難民になってしまうことも。

そんな時は、思い切って駅の外へ目を向けてみましょう。北口のペデストリアンデッキを渡ってすぐのビルには、うなぎの有名店「大黒屋」や、居酒屋ランチが楽しめるお店が点在しています。

ラーメン博物館という選択肢

また、時間に90分以上の余裕があるなら、駅から徒歩5分ほどの「新横浜ラーメン博物館」まで足を伸ばすのも一つの手です。入場料がかかるのと、人気店は並ぶので毎日のランチには向きませんが、全国の名店が集まるテーマパークでの食事は特別な体験になります。「観光も兼ねたランチ」として計画するのがベターです。

状況に合わせて最適な新横浜駅構内ランチを楽しもう

新横浜駅でのランチ選びは、まさに「時間との戦い」です。最後に、状況別のおすすめルートをまとめておきますね。

「新横浜駅 構内ランチ」と検索した皆さんが、ご自身のスケジュールにぴったりの美味しい食事に出会えることを願っています。くれぐれも、新幹線の乗り遅れにはご注意くださいね！