寒川神社犬連れ参拝の完全ガイド!カートの利用やランチ情報まで
神奈川県高座郡にある寒川神社は、すべての災厄を退ける八方除の守護神として有名ですよね。大切な家族である愛犬と一緒に参拝して、健康や安全を祈願したいと考えている飼い主さんも多いのではないでしょうか。しかし、いざ寒川神社犬連れで行こうと思っても、境内のルールやマナー、犬が歩ける場所があるのかなど、事前に確認しておきたいことがたくさんありますよね。
せっかく訪れたのに、現地で困ってしまうようなことは避けたいものです。駐車場の選び方や、参拝の合間に立ち寄れるランチスポット、さらには愛犬の預かりサービスに関する情報など、寒川神社犬連れ参拝をスムーズに楽しむためのポイントをまとめました。私自身も気になって調べてみたので、これからお出かけを計画している方の参考になれば嬉しいです。
- 寒川神社でのペット同伴参拝における具体的なルールとマナー
- ペットカートやスリングを活用した境内でのバリアフリー動線
- 愛犬と一緒に食事が楽しめる周辺のランチスポットと注意点
- 参拝後のリフレッシュに最適な周辺の公園やドッグラン情報
寒川神社犬連れ参拝で知っておきたいルールとマナー
相模國一之宮として、1600年以上の歴史を誇る寒川神社。ここは、あらゆる災いを取り払う「八方除(はっぽうよけ)」の守護神として知られ、全国から多くの参拝者が訪れる聖域です。最近はペットも家族の一員という考えが広まり、犬と一緒に参拝したいという声も増えていますね。でも、寒川神社は普通の公園やドッグカフェとは違い、神様が鎮座する極めて神聖な場所です。愛犬と気持ちよく参拝するためには、一般の参拝者以上に配慮すべきポイントがたくさんあります。ここでは、まず基本となるルールや心の準備について、かなり深掘りして解説していきますね。
八方除のご利益は愛犬との参拝でも授かれます
寒川神社の代名詞である「八方除」とは、地相、家相、方位、日柄などに起因するあらゆる禍事(まがごと)を取り除き、家内安全や身心守護をもたらすご利益のこと。実は、この強力なパワーは人間だけでなく、一緒に暮らす大切なパートナーである犬にも授かることができると言われているんですよ。私も調べてみて驚いたのですが、寒川神社ではペットの健康長寿や交通安全を願って訪れる方が非常に多いんです。
愛犬の健康と安全を願う参拝のカタチ
犬は自分で神様にお願いをすることはできませんが、飼い主さんが「この子が元気に長生きできますように」「事故に遭わずに過ごせますように」と真摯に祈ることで、その願いが神様に届くと考えられています。最近では愛犬が「厄年」に当たるタイミングで厄除けを考える飼い主さんも増えています。例えば、7歳前後の中高年期に入るタイミングは、人間と同じように体調の変化が気になる時期。そんな時に、八方除の力を借りて心機一転、健やかな日々を願うのはとても素敵なことだなと思います。
昇殿できなくても大丈夫な理由
寒川神社では、ペットを連れて御本殿の中(社殿内)へ入ることはできません。しかし、「中に入れないならご利益がないのでは?」と心配する必要はないんです。神社の境内全体が神聖な気が満ちた「神域」であり、その空気感に触れること自体に意味があります。お賽銭箱の前で、愛犬を抱っこしたりカートに乗せたりした状態で静かに手を合わせるだけでも、十分にご利益は授かれます。また、授与所(お守りを受ける場所)では、ペット用のお守りを扱っていることもあるので、参拝の記念に受けて帰るのもおすすめですよ。飼い主さんが受けた八方除の木札やお守りも、家に飾ることで家族全員、そして一緒に暮らすワンちゃんを守ってくれるはずです。
古くから日本では、動物は神様の使い(神使)として大切にされてきた歴史もあります。寒川神社の荘厳な雰囲気の中で、愛犬の命の尊さを改めて感じながらお祈りする時間は、飼い主さんにとっても深い癒やしのひとときになるはずです。神聖な空気に触れることそのものが、愛犬へのギフトになると考えると、一緒に訪れる意味がより深まりますよね。
最近では、お守りの他にも「ペットの無病息災」を願うための絵馬を奉納する方も増えています。言葉にできない愛犬の代わりに、飼い主さんが思いを綴る時間は、家族の絆を再確認させてくれますよ。

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境内は歩ける?カートや抱っこが必須の理由
愛犬との参拝で一番気をつけなければならないのが、境内での移動ルールです。結論から言うと、寒川神社の境内では「犬を地面に下ろして歩かせること」は一切禁止されています。これは、寒川神社が定める「神域の清浄を保つためのルール」であり、すべての愛犬家が守るべき鉄則です。たまに、リードを付けてお散歩気分で歩いている方を見かけることがありますが、それはマナー違反になってしまうので気をつけましょうね。
なぜ「歩行禁止」なのか?その深い理由
神社は、一歩鳥居をくぐればそこは俗世とは切り離された清らかな空間です。犬が地面を歩くことで、万が一の排泄(マーキングを含む)があった場合、神聖な土地を汚してしまうことになります。また、砂利道や石畳は神職の方々が毎日丁寧に整え、清めている場所。そこを動物の足で直接歩かせることは、信仰の対象としての場所を尊重するという観点からも避けるべき行為とされています。さらに、寒川神社は非常に参拝客が多く、犬が苦手な方や小さなお子様、高齢の方もたくさんいらっしゃいます。トラブルを未然に防ぎ、誰もが心地よく参拝できる環境を維持するために、このルールが徹底されているんですね。

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抱っこ・カート・バッグの使い分け
ルールとして許容されているのは、「地面に触れさせない状態」での移動です。具体的には以下の3パターンになります。
- 抱っこ:小型犬であれば可能ですが、参拝中ずっと抱っこしているのは意外と重労働です。特に夏場は、飼い主さんと犬の体温で熱中症のリスクも上がるので注意が必要です。
- ペットカート(バギー):最も推奨されるスタイルです。犬も安定して過ごせますし、荷物も置けます。寒川神社はカートでの参拝者に対して理解がある方ですが、マナーを守ることが前提です。
- キャリーバッグ・リュック:人混みが激しい時や、カートが入りにくい場所で機動力を発揮します。中が見えないタイプや、顔だけ出せるタイプなど、犬が落ち着けるものを選びましょう。
このように、公的な基準やマナーに照らし合わせても、神聖な場所での厳格なルール遵守は飼い主としての責任と言えますね。「犬連れでも気持ちよく受け入れてもらえる環境」を自分たちの手で守っていく意識が大切です。
どんなに大人しいワンちゃんでも、興奮して吠えてしまったり、周囲の人に飛びつきそうになったりする場合は、一旦境内から出て落ち着かせるようにしましょう。神域での静寂を保つことも、大切なマナーの一つです。
玉砂利対策に最適なペットカートやスリングの選び方
さて、実際に寒川神社の境内に入ると、まず直面するのが「玉砂利(たまざり)」です。三之鳥居をくぐり、神門へと続く参道には一面に深い砂利が敷き詰められています。この砂利、歩くと「ジャッ、ジャッ」と心地よい音がして風情があるのですが、ペットカートの車輪にとってはかなりの難所なんです。ここでは、砂利道に負けないための装備選びについて詳しくお話しします。
車輪のサイズと構造が運命を分ける
一般的なペットカートには、タイヤが小さくプラスチック製の「タウンユース向け」が多いですが、これを寒川神社で使うと、砂利に車輪が埋まってしまって前進するのが一苦労です。押す側も手が痺れるほど振動が伝わることも……。もしこれから準備するのであれば、「大型のエアタイヤ」を搭載したモデルが断然おすすめです。空気の入ったタイヤはクッション性が高く、砂利の上でもスイスイと進めます。また、三輪タイプは小回りがきくので、参拝者が多い境内でも進路変更がしやすく便利ですよ。
「スリング」や「キャリーリュック」の併用が最強
「うちはカートを持っていないし、買う予定もない」という方や、どうしても砂利道でスタックしてしまった時のために、予備の移動手段としてスリングやリュック型のキャリーを持っておくのが賢明です。特に神門から拝殿付近は人が密集しやすく、カートだと動きづらい場面もあります。そんな時、さっと抱っこに切り替えられるスリングがあれば安心です。特に、密着感のあるスリングはワンちゃんも安心しやすく、無駄吠え防止にもつながりますよ。カートを「母艦」とし、混雑エリアではスリングに切り替えるという使い分けが、ベテラン飼い主さんのテクニックです。
マナーパンツ(おむつ)の着用を強く推奨
移動手段だけでなく、装備として忘れてはならないのが「マナーパンツ」です。カートに乗せているから大丈夫、と思いがちですが、興奮してカート内で粗相をしてしまったり、抱っこした瞬間に……というハプニングは誰にでも起こり得ます。神聖な境内で汚してしまうと、飼い主さんも精神的にかなりダメージを受けますよね。着用させておけば、自分自身の心のゆとりにもつながります。寒川神社のような格式高い場所では、最高レベルのマナーを心がけておいて損はありません。
冬場の参拝は砂利や石畳からの冷え込みが厳しいです。カートの中には毛布を敷いたり、ワンちゃんに服を着せたりして、足元からの冷え対策も万全にしてあげてくださいね。

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第2駐車場がおすすめ!バリアフリーな参拝ルート
車で寒川神社を訪れる際、駐車場の選択がその後の参拝の快適さを左右すると言っても過言ではありません。寒川神社には第1から第4まで、そして参集殿などの駐車場がありますが、犬連れ、特にペットカートを利用する方に私が自信を持っておすすめするのは、間違いなく「第2駐車場」です。
第2駐車場が「神」ルートな理由
第1駐車場や参集殿前の駐車場も神社に近いのですが、実はそちら側から境内に入ろうとすると、緩やかな上り坂や微妙な段差が続くルートになります。元気な時なら気になりませんが、重いカートを押しながらだと、このちょっとした勾配が意外と負担になります。 一方で、第2駐車場は境内(特に三之鳥居から神門にかけて)へのアクセスが非常にフラット。余計なアップダウンを避けられるため、カートでの移動が驚くほどスムーズなんです。駐車場自体も広々としていて、カートを車から降ろして組み立てるスペースも十分に確保できますよ。

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駐車場の場所とアクセス時の注意点
第2駐車場は、神社の西側に位置しています。周辺道路は、特に大安の日や週末、お正月シーズンなどは非常に混雑します。早朝の清々しい空気の中で参拝するのは、犬にとっても暑すぎず、人も少なめでストレスが少ないのでおすすめです。また、寒川神社周辺の道は意外と細い箇所もあるので、ナビを過信しすぎず、看板をよく見て進んでくださいね。もし万が一、第2駐車場が満車だった場合は、無理に近くを探すよりも、少し離れた第3・第4駐車場を検討しましょう。ただし、そちらからだと歩く距離が長くなるので、カートがない場合はちょっと大変かもしれません。
以前、鎌倉・江の島の観光コースを調べた際も感じましたが、歴史のある場所は駐車場選び一つでその後の疲労度が全く変わってきます。効率よく、かつ愛犬に負担をかけないためのロジスティクスは、お出かけ成功の鍵ですね!
駐車場選びのまとめ:
- カート派なら「第2駐車場」一択!
- フラットな道で境内まで直行できる
- 組み立てスペースも確保しやすい
- 満車を避けるため午前中早めの到着が理想
拝殿のスロープを活用したスムーズな移動方法
さて、いよいよ参拝のクライマックス、拝殿(はいでん)前でのご挨拶です。神門をくぐると、目の前には立派な拝殿が現れますが、ここで「あ、階段がある……」と立ち止まってしまう飼い主さんが多いんです。確かに拝殿の正面には数段の石段があり、カートを抱えて登るのは一苦労。でも、安心してください。寒川神社にはしっかりとしたバリアフリーの動線が確保されています。
知る人ぞ知る「左側のスロープ」
拝殿に向かって左側をよく見てください。そこには、車椅子の方やベビーカーの方でも通れるように設計された、緩やかなスロープが設置されています。ここを使えば、カートに乗せたまま、あるいはスリングで抱っこしたまま、お賽銭箱がある拝殿のすぐ前まで段差なしで移動することができるんです。これを知っているだけで、参拝のハードルがぐっと下がりますよね。スロープ自体も幅が広く、しっかりとした造りなので、大型のペットカートでも安心して通行できます。

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お参りの際のマナーとコツ
スロープを登りきると、お賽銭箱の横あたりに出ることができます。ここで一つ気をつけてほしいのが、拝殿前は常に多くの参拝者が手を合わせているという点です。カートをど真ん中に停めてしまうと通行の邪魔になってしまうので、少し端に寄せてお参りをするようにしましょう。 ワンちゃんには、神様へのご挨拶が終わるまで静かに待っていてもらいます。もし、お賽銭を入れる音や周囲の柏手の音(パンパンという音)に驚いてしまうようなら、優しく声をかけたり、体を撫でて安心させてあげてくださいね。お参りの際は、自分たちの願い事だけでなく、「愛犬を連れてこられたことへの感謝」を伝えると、より清々しい気持ちになれるかもしれません。
写真撮影のポイント
拝殿前は絶好のフォトスポットでもあります。スロープ付近や拝殿から少し離れた場所なら、カートに乗った状態の愛犬と拝殿をバックに素敵な写真が撮れますよ。ただし、あくまで「参拝」が目的の場所。長時間場所を占領したり、派手なポーズを要求したりするのは控えましょう。サッと撮って、次の方に場所を譲る。そんなスマートな飼い主さんでありたいですね。「神様にお会いした証」としての写真は、一生の宝物になります。
スロープを利用する際は、車椅子の方や足の不自由な方が優先です。もし後ろから来られたら、速やかに道を譲るようにしましょう。譲り合いの精神こそ、神様が喜んでくださる徳(とく)の積み方ですよ。
祈祷中は預かりサービスETABONの利用が便利
寒川神社を訪れる最大の目的が「御祈祷(お祓い)」という方も多いでしょう。八方除の本格的なお祓いは、社殿の中に昇って、神職の方に祝詞を奏上してもらうという形式で行われます。ここで最大の問題が、「ペットは社殿(中)には絶対に入れない」という点です。一人で来た場合はもちろん、家族全員で受けたい場合、誰が犬を見ているか……と悩んでしまいますよね。そんな時に活用したいのが、神社からすぐの場所にある便利な施設です。
「ETABON(エタボン)」とはどんな施設?
寒川神社の参道からほど近い場所にある「ETABON」は、ホテルやカフェバーを併設した多目的施設です。こちらでは、参拝客向けに「一時預かりサービス」を提供してくれています。これが本当に助かるんです!冷暖房完備の室内で安全に預かってもらえるので、飼い主さんは安心して御祈祷に集中することができます。 御祈祷の待ち時間は、混雑具合にもよりますが受付から終了まで1時間〜1時間半ほどかかることが一般的です。その間、車の中に残すのは、特に夏場などは熱中症の危険があり絶対NG。ETABONのような信頼できる預かり先があるのは、犬連れ参拝者にとって救世主と言えるでしょう。
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預かりサービス利用の流れと注意点
利用を検討されている方は、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 事前予約が確実:特に週末や祝日は混み合う可能性があるため、あらかじめ電話等で予約をしておくとスムーズです。
- 必要な持ち物:ワクチンの証明書が必要になる場合があります。また、お気に入りのタオルなどがあれば、ワンちゃんもリラックスして待てるはずです。
- 料金体系の確認:体重によって料金が変わりますので、事前に自分の子の体重を把握しておきましょう。
| 体重区分 | 1時間料金 | 特記事項 |
|---|---|---|
| 5kg未満 | 1,000円 | 小型犬(チワワ、トイプードルなど) |
| 20kg未満 | 1,000円 | 中型犬(柴犬、フレンチブルドッグなど) |
| 40kg未満 | 1,200円 | 大型犬(レトリバーなど) |
| 40kg以上 | 1,400円 | 超大型犬も対応可能 |
御祈祷の受付時間は通常8:00〜17:00頃ですが、神社の行事等によって変更になる場合があります。また、ETABONの営業時間も事前にチェックしておきましょう。余裕を持ったスケジュールを組むのが、犬連れドライブの鉄則です!
寒川神社犬連れで楽しむランチと周辺のお出かけ情報
参拝が終わったら、次は美味しいランチや愛犬の運動の時間を確保したいですよね。神社のすぐ近くでは制限も多いですが、少し足を伸ばせば魅力的なスポットがたくさんあります。ここからは、地元の方にも人気の湘南エリアを含めた周辺ガイドをお届けします。
屋台のグルメや名物の八福餅を屋外ベンチで堪能
寒川神社の参拝を終えた後、お腹が空いてくる頃合いですよね。しかし、残念ながら神社周辺の徒歩圏内には、ワンちゃんと一緒にゆったりと入店できるレストランはほとんど見当たりません。参集殿の中にあるレストランなども、基本的に建物内はペット同伴不可となっているため、室内でのランチは一度諦める必要があります。でも、がっかりしないでくださいね!寒川神社ならではの、犬連れだからこそ楽しめる「外ごはん」の魅力があるんです。
名物「八福餅」は外せない参拝のお供
寒川神社を訪れたなら、絶対に食べておきたいのが名物の「八福餅」です。伊勢の赤福にも似た、こしあんでお餅を包んだ上品な和菓子で、八方除にちなんだ縁起物として親しまれています。境内の売店で購入できるのですが、この売店の周辺や中門前の広場にはいくつかのベンチが設置されています。ここならカートに乗せたままのワンちゃんと一緒に、座ってゆっくりとお餅を味わうことができますよ。お茶を飲みながら、清々しい神社の空気の中で甘いものをいただく。これこそ、犬連れ参拝の醍醐味と言えるでしょう。ただし、あんこはワンちゃんには厳禁ですので、欲しがっても「これは人間用だよ」としっかり言い聞かせてあげてくださいね。
屋台(露店)での食べ歩きランチのススメ
週末や行事がある時期には、参道にたこ焼き、焼きそば、フランクフルトといった定番の屋台が軒を連ねることがあります。これらはすべて屋外で購入・完結するため、犬をカートに乗せたまま気兼ねなくランチを済ませることができます。お店の方も犬連れに慣れていることが多く、ちょっとした会話が弾むことも。神社の荘厳な雰囲気と、屋台の活気ある雰囲気の両方を感じられるのは、寒川神社ならではの体験ですね。食べ終わった後のゴミは、必ず指定のゴミ箱へ捨てるか持ち帰るようにして、神域の美しさを損なわないよう配慮しましょう。
屋外ベンチは数に限りがあるため、混雑時は譲り合って利用しましょう。また、地面に食べこぼしをしてしまうと、後から来るワンちゃんが口にしてしまう可能性があるため、シートを敷くなどの工夫をするとよりスマートですよ。
茅ヶ崎や平塚エリアの犬同伴可能な人気ランチ3選
「せっかくのお出かけだし、最後は美味しい料理を座ってゆっくり楽しみたい!」というグルメな飼い主さんは、車で15分〜20分ほど移動することをおすすめします。寒川町内を出て隣接する茅ヶ崎市や平塚市へ向かえば、ペットフレンドリーな素晴らしいお店が一気に増えるんです。特に湘南エリアは、犬を連れて外食することが文化として根付いているため、クオリティの高いランチスポットが目白押しです。
1. MOKICHI TRATTORIA(モキチ トラットリア)
茅ヶ崎市香川にある、明治時代の酒蔵を改装したイタリアンレストランです。ここはとにかく雰囲気が抜群!緑に囲まれた広い敷地内にあり、テラス席であればペット同伴で食事が楽しめます。人気店なので週末は混み合いますが、開放感のある空間でいただく焼きたてパンやパスタは格別です。寒川神社の歴史ある雰囲気ともマッチするので、参拝後の余韻に浸るには最高の場所ですよ。ランチの帰りに、友人へのお土産を探しているなら、茅ヶ崎でおすすめのお土産ランキングを参考に、地元ならではの品をチェックしてみるのも楽しいかもしれません。
2. Cafe Nature(カフェナチュール)
平塚市にある、愛犬家にとっての聖地とも言えるカフェです。最大の魅力は、なんといっても「店内もペット同伴OK」という点!雨の日や猛暑日、逆に寒い冬の日でも、エアコンの効いた快適な室内で一緒に過ごせるのは本当にありがたいですよね。大型犬も歓迎してくれる懐の深さがあり、手作りのランチメニューやスイーツも絶品です。周囲もワンちゃん連ればかりなので、気兼ねなくリラックスして過ごせますよ。
3. 柳島キッチン
茅ヶ崎の海岸近くに位置する、健康志向のメニューが人気のレストランです。テラス席がワンちゃんOKとなっており、海からの心地よい風を感じながら食事ができます。地元産の野菜をふんだんに使ったメニューが多く、参拝で歩いて疲れた体に優しい栄養が染み渡ります。こちらも大型犬OKで、ワンちゃん用のお水サービスがあるなど、細やかな配慮が嬉しいポイントです。
| 店名 | エリア | 同伴条件 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| MOKICHI TRATTORIA | 茅ヶ崎市香川 | テラス席OK | 圧倒的な雰囲気と絶品パン |
| Cafe Nature | 平塚市 | 店内OK | 天候に左右されない安心感 |
| 柳島キッチン | 茅ヶ崎市柳島 | テラス席OK | 湘南の風を感じる健康ランチ |
さむかわ中央公園など周辺施設のペット規制に注意
神社ではずっとカートや抱っこで、一度も地面を歩けなかった愛犬。飼い主さんとしては「最後に思い切りお散歩させてあげたい!」と思いますよね。神社のすぐ隣には広大な「さむかわ中央公園」があり、パッと見ると最高の散歩コースに思えます。しかし、ここには落とし穴があるんです。実は寒川町内の主要な公園や公共施設では、ペットに対する規制が意外と厳しく設定されています。
さむかわ中央公園の「芝生内立ち入り禁止」
さむかわ中央公園には、とても綺麗に整備された広い芝生広場があります。ワンちゃんを走らせるのに最適に見えますが、残念ながら「芝生内へのペットの立ち入り」は全面的に禁止されています。これは、衛生面の管理や、他のお子様連れの利用者への配慮といった理由によるものです。アスファルトで舗装された外周の通路をお散歩することは可能ですが、緑の上を歩かせてあげたい飼い主さんにとっては、少し物足りなく感じるかもしれません。看板にも大きく注意書きがあるので、ルールを守って利用しましょうね。
水道記念館などはペット入園不可
神社のすぐ近くにある「神奈川県水道記念館」も、美しい庭園がありますが、こちらはペットを連れての入園自体が禁止されています。このように、寒川神社のすぐ近くだけで「自由な散歩場所」を探すのは、実はかなり難しいのが現実です。 (出典:寒川町公式サイト『公園を利用する際のマナーについて』) このように、自治体が定める公式なルールを遵守することは、私たち愛犬家が将来的に利用できる場所を維持するためにも、非常に重要な責任となります。
公園のルールを無視した利用は、周囲の方とのトラブルだけでなく、最悪の場合「ペット同伴全面禁止」に繋がる恐れもあります。排泄物の処理などは完璧に行いましょう。

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散歩なら車で15分の県立茅ヶ崎里山公園が最適
「さむかわ中央公園がダメなら、どこへ行けばいいの?」という疑問にお答えします。せっかく車で来ているのなら、少しだけ移動して「県立茅ヶ崎里山公園」へ向かいましょう!ここは、寒川神社から車で15分ほどの距離にありながら、驚くほど広大で自然豊かな公園です。そして何より、ワンちゃん連れに対してとても寛容なのが嬉しいポイント。神社で我慢していた愛犬の「歩きたい欲求」を爆発させてあげるには、これ以上ないスポットなんです。
里山の原風景の中をのんびりウォーキング
この公園の特徴は、かつての湘南の原風景である「里山」をそのまま活かした造りにあります。緩やかな丘や谷戸(やと)と呼ばれる地形があり、お散歩コースには適度なアップダウンがあります。これがワンちゃんにとっては良い運動になりますし、飼い主さんにとっても最高のリフレッシュになりますよ。森の中を通るトレイルのような道や、広い多目的広場の周辺など、バリエーションに富んだ景色が楽しめます。季節によっては、美しい花々や紅葉をバックに、愛犬のベストショットを狙うこともできますね。
飼い主さんに知っておいてほしい「里山ルール」
里山公園を楽しく利用するためには、いくつかの最低限のマナーがあります。
- リードは必ず短く持つ:広い場所ですが、ノーリードは厳禁。他のお散歩中のワンちゃんや、小さなお子様と接触しないよう注意しましょう。
- 排泄物は必ず持ち帰る:これは基本中の基本ですね。公園内にはゴミ箱はありませんので、マナー袋をしっかり準備しておきましょう。
- 貴重な動植物を保護する:里山の生態系を守るためのエリアもあるので、立ち入り禁止区域には入らないようにしましょう。
ここなら、神社での「カート移動」の疲れも吹き飛ぶくらい、愛犬も生き生きとした表情を見せてくれるはずです。駐車場も完備されているので、安心して移動できますよ。
里山公園は非常に広いため、全部を回ろうとすると数時間はかかります。参拝後の体力に合わせて、無理のないコース設定を楽しんでくださいね。
寒川神社犬連れ参拝を成功させるモデルコースまとめ
ここまで、寒川神社の参拝ルールからランチ、お散歩スポットまで詳しく見てきましたが、最後にこれらをギュッと凝縮した、失敗しないための「理想の1日モデルコース」をまとめてみました。寒川神社犬連れでの参拝は、事前の段取りがすべてと言っても過言ではありません。ぜひこのプランを参考に、素敵なお出かけを計画してみてくださいね。

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【決定版】寒川神社犬連れ日帰り満喫プラン
| 時間 | 内容 | ポイント |
|---|---|---|
| 09:30 | 寒川神社「第2駐車場」到着 | 混雑を避け、平坦なルートで境内へ。 |
| 10:00 | 境内参拝(左側スロープ活用) | 愛犬の健康と安全を祈願。 |
| 11:00 | 八福餅休憩&お守り授与 | 屋外ベンチで一休み。 |
| 12:00 | 茅ヶ崎・平塚エリアへ移動 | ランチ場所へ車で15〜20分。 |
| 12:30 | 愛犬と楽しむ湘南ランチ | カフェでゆったり食事。 |
| 14:30 | 茅ヶ崎里山公園で散歩 | 自然の中でしっかり運動。 |
寒川神社は犬連れに対して決して門戸が狭いわけではありませんが、ルールを知っているのと知らないのとでは、当日の楽しさが大きく変わってきます。神社の神聖な雰囲気を守りつつ、愛犬との素敵な思い出を作ってくださいね。最終的な判断や最新のルールについては、必ず公式サイトや現地の案内に従って行動することをおすすめします。この記事が、あなたと大切なパートナーであるワンちゃんにとって、素晴らしい1日のお手伝いになれば幸いです。それでは、気をつけて行ってらっしゃい!

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参拝成功の4つの鍵:
- 境内は絶対に地面に下ろさない(カート推奨)
- 駐車場は「第2駐車場」を選ぶ
- 拝殿は「左側のスロープ」を通る
- 散歩は「里山公園」まで移動する