小田原食べ歩きマップ決定版!海鮮からスイーツまでモデルコースで攻略
小田原食べ歩きマップを片手に、新鮮な海鮮や伝統のかまぼこ、そして話題のスイーツまで楽しみたいと考えている方は多いはずです。実は、小田原市の観光客数は近年増加傾向にあり、令和5年には過去最高の約832万人を記録するなど、今まさに「熱い」スポットとして注目を集めています。(出典:小田原市『令和5年の入込観光客数と観光消費総額』)
駅直結のミナカ小田原をはじめとする人気スポットを巡る際、子連れでも安心なルートや雨の日でも楽しめる場所、さらにはお得な駐車場情報まで把握しておくと旅の満足度はぐっと上がります。今回は、私が実際に現地を歩いて感じたリアルな情報をもとに、小田原食べ歩きの決定版ガイドをお届けします。
- 3つのエリア別モデルコースで効率的に回れる
- 駅直結のミナカ小田原なら雨の日も安心
- 漁港エリアで高コスパな海鮮丼に出会える
- 駐車場やトイレなど実用的な情報も網羅
目的別で巡る小田原食べ歩きマップのモデルコース
小田原のグルメスポットは大きく分けて「駅周辺エリア」「かまぼこ通りエリア」「漁港エリア」の3つに集約されています。それぞれのエリアに明確な特徴があるので、目的や時間の都合に合わせて最適なルートを選ぶのが成功のポイントです。ここでは、私が実際にリサーチして作成した、それぞれのエリアの魅力とおすすめのモデルコースをご紹介します。
ミナカ小田原なら駅直結で便利
まず最初におすすめしたいのが、小田原駅直結という抜群の利便性を誇る「ミナカ小田原」を中心としたコースです。ここは、移動の負担を減らしたい方や、天候を気にせず楽しみたい方に最適ですね。
特に3階の「小田原新城下町・金次郎広場」には、食べ歩きにぴったりなグルメが凝縮されています。江戸情緒あふれる雰囲気の中、多くのお店が軒を連ねており、歩いているだけでもワクワクしてきます。
私が個人的に注目しているのが、創作煉處 籠淸の「小田原ロール」です。食パンですり身を巻いて揚げたもので、サクッとしたパンの食感と、プリッとしたすり身の相性が抜群なんです。チーズや明太マヨが入った熱々の状態を楽しめるので、小腹が空いた時の最初の一品として最高です。片手で手軽に食べられるのも、食べ歩きにおいては嬉しいポイントですよね。

横浜で現実逃避作成イメージ
また、しょっぱいものの後には甘いものが欲しくなりますよね。そんな時は「湘南カフェラボ」の湘南シュークリームがおすすめです。サクサクのクッキーシューの中に、柑橘果汁がアクセントになったカスタードクリームがたっぷりと詰まっています。濃厚なのに後味が爽やかで、いくらでも食べられそうな味わいです。
ここがポイント ミナカ小田原の最上階である14階には、誰でも無料で利用できる展望足湯庭園があります。箱根の山々や相模湾を一望できる絶景スポットです。食べ歩きの合間に、足湯に浸かりながら小田原の街並みを眺めて休憩する…そんな贅沢な時間の過ごし方もおすすめですよ。
かまぼこ通りで老舗の味を楽しむ

横浜で現実逃避作成イメージ
せっかく小田原に来たなら、その歴史や文化にも触れてみたい。そんな方には、駅から徒歩15分ほどの「かまぼこ通り」を散策するコースがぴったりです。かつて東海道の宿場町として栄えた名残を感じさせる、レトロで写真映えする街並みが広がっています。
このエリアの主役はもちろん「かまぼこ」です。通りには数多くの老舗本店が並んでいますが、中でも天明元年創業という老舗中の老舗、「鱗吉(うろこき)」は見逃せません。
ここでは「じねんじょ棒」という食べ歩き専用のテイクアウトメニューが大人気です。自然薯を練り込んだ生地はふわふわで、黒胡椒がピリッと効いた大人の味わいが楽しめます。店内には趣のある囲炉裏席もあるので、ちょっと腰を下ろして、炭火の香りと共に味わうのも風情がありますね。
大人の楽しみ方 かまぼこと言えば、やっぱりお酒が欲しくなりますよね。このエリアでは、鈴廣が手がける地ビール「箱根ビール」などを扱っているお店も多いです。散策の途中で冷えた地ビール片手に、揚げたて熱々のかまぼこを味わう。これは車を置いてきた大人だけが許される、最高の贅沢かなと思います。
小田原漁港で新鮮な海鮮を堪能
「小田原と言えばやっぱり海鮮!新鮮な魚をお腹いっぱい食べたい!」という方には、迷わず小田原漁港エリアを目指してほしいです。JR早川駅からは徒歩数分、小田原駅からもバスを使えば20分ほどで到着します。
このエリアの核となるのが「漁港の駅 TOTOCO小田原」です。ここは単なるお土産屋さんではなく、まさに海鮮グルメのテーマパーク。1階の「とと丸食堂」やテイクアウト専門店など、水揚げされたばかりの鮮度抜群な魚介が所狭しと並んでいます。

横浜で現実逃避作成イメージ
私がリサーチしていて特に魅力的だと感じたのは、ここでしか味わえない「ライブ感」です。市場特有の活気ある掛け声や、目の前の海で獲れた魚がそのまま丼になるスピード感。その場の雰囲気ごと味わう体験は、街中のレストランでは味わえない漁港エリアならではの醍醐味ですね。
また、2階や3階のテラス席からは、キラキラと輝く相模湾をパノラマで楽しめます。潮風を感じながら食べる海鮮グルメは、美味しさが3割増しになる気がします。
人気スイーツは食べ歩きの醍醐味
食べ歩きの楽しみは、海鮮やかまぼこだけではありません。小田原には、伝統を守り続ける老舗和菓子店から、トレンドを取り入れた最新の映えスイーツまで、甘党を唸らせるお店がたくさんあります。
まず押さえておきたいのが、お城のような外観が特徴的な歴史ある銘菓「ういろう」です。薬の「ういろう」としてのイメージが強いですが、実は併設された喫茶室や店舗で販売されている和菓子も絶品なんです。上品な甘さの「お菓子のういろう」は、もちもちとした食感で、散策の疲れを優しく癒してくれます。
一方で、洋菓子派の方には駅近くの「LABORATORIO」をおすすめします。ここでは本格的なイタリアンジェラートが楽しめます。伊勢原産の新鮮なミルクや、濃厚なピスタチオなど、素材の味をダイレクトに感じられるフレーバーは、暑い季節はもちろん、冬でも食べたくなります。
おすすめスイーツ 先ほど紹介したミナカ小田原にある「湘南カフェラボ」のソフトクリームやシュークリームも、片手で食べ歩きしやすくて人気です。グループで訪れるなら、いろいろな種類を買って少しずつシェアしながら食べるのも楽しいですね。
箱根方面へ足を延ばすなら
ちなみに、小田原でスイーツを楽しんだ後、そのまま箱根方面へ向かう方も多いのではないでしょうか。箱根湯本駅周辺もまた、食べ歩き天国として有名です。もし箱根まで足を延ばす予定があるなら、以下の記事で紹介している箱根湯本の食べ歩きマップもぜひ参考にしてみてください。
ランチに最適なおすすめ海鮮丼
食べ歩きでお腹を満たすのも楽しいですが、やはり一食はしっかりとした食事も楽しみたいですよね。小田原でのランチ選びで絶対に外せないのが、やはり「海鮮丼」です。
コスパ重視の方にぜひおすすめしたいのが、先ほども紹介したTOTOCO小田原内にある「とと丸食堂」の「なめろう頂上丼」です。なんと1,000円を切る価格で、山盛りのなめろうが乗ったインパクト抜群の丼が楽しめます。さらに嬉しいのが、最後に出汁をかけて「出汁茶漬け」にできるサービスがあること。濃厚ななめろう丼から、サラサラと頂けるお茶漬けへの変化で、一度で二度美味しい満足度の高いランチになります。

横浜で現実逃避作成イメージ
また、天気の良い日なら、テイクアウトして海を見ながらピクニック気分で食べるのも最高です。同じくTOTOCO内の「おさしみ天国」で販売されている「あなたにおまかせ丼」が良いでしょう。自分の好きなネタを選べたり、サイズが選べたりするので、お腹の空き具合に合わせて調整できるのも便利です。
注意点 人気の海鮮丼店、特にTOTOCO小田原などは、ランチタイムのピーク(12時〜13時頃)になると長い行列ができることも珍しくありません。特に週末や休日は、開店直後の早めの時間帯を狙うか、少し時間をずらして14時頃に訪問することをおすすめします。
小田原食べ歩きマップ利用時に役立つ詳細情報
美味しいお店の情報だけでなく、移動手段や休憩場所といった「ロジスティクス」部分をしっかり押さえておくことが、ストレスフリーで快適な旅の鍵を握ります。ここでは、車でのアクセスや雨対策、子連れ情報など、知っておくと役立つ実用的な情報をまとめました。
車利用なら安い駐車場をチェック
車で小田原へアクセスする場合、一番悩ましいのが駐車場問題です。観光の中心地に近い場所は便利ですが、その分料金が高めに設定されていることが多いですよね。土日祝日は上限料金がない駐車場もあるため、注意が必要です。
もし「利便性」を最優先するなら、小田原城や駅周辺へ徒歩5〜8分でアクセスできる「きんたろう駐車場」などがおすすめです。ここは24時間最大料金も設定されている場合が多く、時間を気にせずゆっくりと観光を楽しめます。
一方で、とにかく「安さ」を重視するなら、少し中心部からは離れますが「板橋730-28駐車場」などが候補に入ります。こちらはメインエリアまで歩くと距離がありますが、その分料金は格安です。健脚な方や、街並みを見ながら散歩を楽しめる方には良い選択肢でしょう。
| 駐車場名 | 目安料金(24時間) | 中心部への距離 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| きんたろう駐車場 | 840円〜 | 徒歩5〜8分 | 観光に便利な好立地 |
| 板橋730-28駐車場 | 400円〜 | 徒歩15分以上 | 距離はあるが格安 |
※料金や条件は時期や曜日によって変動する可能性があるため、現地の看板などで必ず最新情報をご確認ください。
雨の日でも安心な屋内スポット
旅行当日に雨が降ってしまうとがっかりしてしまいますが、小田原には雨でも十分に楽しめる全天候型のスポットがあります。その筆頭が、やはり冒頭でも紹介した「ミナカ小田原」です。
駅直結の連絡通路を使えば、傘をささずに濡れずに移動できます。施設内には飲食店やお土産屋さんが充実しており、江戸情緒ある内装も相まって、建物の中にいるだけで観光気分を味わえます。また、「漁港の駅 TOTOCO小田原」も屋内型の施設なので、雨風を気にせず海鮮グルメやお買い物を楽しむことができます。天候が怪しい日は、これらの屋内施設をメインに据えたプランに変更するのが賢い選択かなと思います。
子連れ旅行に役立つ休憩情報
小さなお子様連れの旅行では、トイレや休憩場所の確保が死活問題ですよね。その点でも、近年の小田原は再開発が進み、比較的安心して過ごせるエリアだと感じます。
特に新しい施設であるミナカ小田原は、きれいな多目的トイレや授乳室、広めの休憩スペースが整っており、赤ちゃん連れでも利用しやすい環境です。また、駅周辺の飲食店の中には、ベビーカーでの入店に配慮してくれるお店もあります。「入船 小田原駅前店」や「小田原さかなセンター」などは、通路が比較的広く、子連れでも利用しやすい雰囲気があるので、食事場所に迷ったら候補に入れてみてください。
バリアフリー情報 「銀座ライオン小田原トザンイースト店」など、駅ビル内の店舗では車椅子優先の個室トイレを備えている場合も多いです。事前に商業施設のフロアマップをチェックしておくと、いざという時に慌てずに済み安心ですね。
お土産にも最適な小田原の名産品
旅の最後には、やっぱりお土産も買って帰りたいですよね。自分用にも、誰かへのプレゼントにも喜ばれる名産品が小田原にはたくさんあります。
定番はやはり「かまぼこ」です。鈴廣かまぼこの里などでは、職人技が光る高級品から、キャラクターとコラボした可愛らしい練り製品まで多種多様に販売されています。地ビールの「箱根ビール」とセットにしてプレゼントにするのも、粋でお洒落です。
スイーツ系なら、湘南カフェラボの「湘南プリン」や、老舗「ういろう」の和菓子も外せません。個人的には、現地で食べて美味しかったものをテイクアウトして、帰宅してから旅の写真を見返しながら、もう一度旅の余韻に浸りながら食べるのが好きですね。
今すぐ使える小田原食べ歩きマップまとめ
ここまで、小田原の食べ歩きに役立つ情報をエリア別、目的別にご紹介してきました。小田原食べ歩きマップを作成するイメージで情報を整理すると、以下の3つの拠点を軸に計画を立てるのが成功の秘訣です。
- 駅直結で雨でも安心な「ミナカ小田原」
- 歴史と情緒を感じる「かまぼこ通り」
- 海鮮三昧で市場の活気を楽しむ「漁港エリア」
それぞれのエリアに、食べ歩きにぴったりのグルメやスイーツ、そして高コスパなランチスポットが点在しています。小田原は箱根への通過点として見られがちですが、ここを目的地にする価値は十分にあると思います。ぜひこの記事を参考に、あなただけの「小田原食べ歩きマップ」を頭の中に描いて、美味しい小田原の旅を楽しんできてくださいね。
小田原から箱根へ向かう方へ
もし小田原観光の後に箱根へ向かう計画があるなら、交通手段をお得にする方法もチェックしておきましょう。以下の記事では、箱根フリーパスが本当にお得なのかを徹底検証しています。
箱根フリーパスは本当にお得?料金改定後の元が取れるラインを徹底検証
※記事内の価格や営業時間等の情報は執筆時点のものです。訪問の際は公式サイト等で最新情報をご確認ください。
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