横浜観光で歩きたくない ベイサイドブルーで巡る

ベイサイドブルー 歩きたくない

横浜観光で歩きたくない方必見|ベイサイドブルーで巡る快適モデルコース【バリアフリー・ファミリー・シニアにもおすすめ】

「横浜の美しい港の景色は楽しみたいけれど、長い距離を歩くのは少し大変」「高齢の家族やベカラー連れの小さな子どもと一緒でも、安心して観光できる方法はないかしら」「旅行中は荷物が多くなりがちで、移動が億劫になってしまう」——。あるいは、「夏の暑さや冬の寒さ、急な雨などを気にせず、快適にスポット間を移動したい」——。そんな横浜観光にまつわる様々なお悩みを抱えるすべての方に、自信を持っておすすめするのが、横浜のウォーターフロントを優雅に駆け抜ける連節バス「BAYSIDE BLUE(ベイサイドブルー)」を活用した、新しい横浜観光のスタイルです。

この記事では、歩くことに不安がある方、体力に自信がない方、そして何よりも快適性とバリアフリーを重視したい方のために、横浜の魅力を凝縮した“歩かない”観光ルートを徹底的に解説します。ベイサイドブルーに乗れば、主要な観光スポットのすぐそばまで、まるでクルージングのように車窓からの景色を楽しみながら移動できます。徒歩での移動を極限まで減らしながら、横浜ならではの海と空、そして洗練された街の景色を車窓からパノラマで満喫できるのです。観光初心者の方はもちろん、横浜の魅力を再発見したい地元の方にも役立つ、究極の快適モデルコースをぜひご活用ください。

記事のポイント|ベイサイドブルーで歩かずに楽しむ横浜観光

  • 横浜駅前から山下ふ頭まで、人気観光地(みなとみらい、赤レンガ倉庫、山下公園)をバスに乗るだけで巡れます。面倒な移動時間そのものが、横浜港の景色を眺める特別な観光体験の一部に変わります。
  • 各バス停から主要な目的地までは、ほぼ徒歩5分以内に限定しています。歩行距離を最小限に抑えた、体に優しいルート設計で、体力に不安がある方でも安心です。
  • 低床ノンステップの車両、広い通路が特徴です。高齢者、ベビーカー利用者、車椅子の方も安心の完全バリアフリーな観光プランをご提案します。
  • 行きも帰りも同じルートを往復するだけのシンプルな動線です。そのため、道に迷う心配は一切なし。観光初心者から地元民まで、どなたにもおすすめできる分かりやすさが魅力です。

歩きたくない方のための横浜観光|ベイサイドブルー活用術

ベイサイドブルーとは?魅力と使い方

「ベイサイドブルー」は、横浜駅東口から、みなとみらい地区の主要施設を経由し、山下ふ頭までを結ぶ、近未来的でスタイリッシュな青い車体が特徴の連節バスです。その全長は約18メートルにも及び、2両編成の車体がスムーズに曲がる様子は、まるで街の主役のように堂々と走り、乗る前から旅の期待感を高めてくれます。一度に多くの乗客を運べるため、混雑時でも比較的ゆったりと乗車できることが多いのも利点です。

最大の特徴は、観光客と市民の快適な移動を徹底的に追求したその設計にあります。乗り口と歩道の段差がほぼゼロになる低床のノンステップ構造で、乗り降りは非常にスムーズです。広々とした通路と専用スペースにより、車椅子やベビーカーも折りたたむことなくそのまま乗車可能です。さらに、大きな窓から景色を楽しめる快適なシート、冷暖房完備はもちろんのこと、次の停留所や周辺の観光情報を案内する丁寧な放送など、移動時間を快適に過ごすための工夫が満載。まさに“走るラウンジ”とも呼べる存在なのです。

ベイサイドブルー基本情報

ベイサイドブルーは横浜市交通局によって運行されています。より詳しい運行情報や最新の時刻表は、横浜市交通局の公式サイトでご確認いただけます。

主要ルート 横浜駅前(東口)~ みなとみらい ~ 赤レンガ倉庫前 ~ 山下公園前 ~ 山下ふ頭
運賃 大人 220円 / 小児 110円(Suica、PASMOなどの各種交通系ICカード利用可)
一日乗車券 ベイサイドブルーを含む市営バス・地下鉄が乗り放題になる「みなとぶらりチケット」(大人500円)などの利用も非常におすすめです。
運行間隔 日中は概ね15分~30分間隔で運行。待ち時間が比較的少なく、観光計画を立てやすいのも魅力です。
特徴 全長約18mの連節バス。一部の座席にはUSBポートも設置されており、移動中にスマートフォンの充電も可能です。

「歩かずに巡る」おすすめ観光ルート【行き:横浜駅→山下ふ頭】

ここからは、歩く距離を最小限に抑えつつ、横浜の王道スポットを満喫できる具体的なモデルコース(行き)をご紹介します。

1. 横浜駅東口「そごう前」からベイサイドブルーに乗車
快適な横浜観光は、JR横浜駅東口、そごう横浜店1階の正面入口を出た先にあるバスターミナル、A4乗り場からスタートします。「ベイサイドブルー」専用の青い案内表示が分かりやすく、日中は案内スタッフがいることもあるので、初めての方でも迷う心配はありません。
バスに乗り込むと、まずはみなとみらいの高層ビル群が車窓に広がります。日産グローバル本社ギャラリーや近代的なビル群を横目に、バスは渋滞の少ない専用レーンをスムーズに進みます。次第に視界が開け、横浜ランドマークタワーやクイーンズスクエアといった象徴的な建物を過ぎると、あっという間に開放的なウォーターフロントへ。途中下車せずにただ乗っているだけで、横浜の名所をダイジェストで巡るミニツアーのように楽しめるのも、このバスの大きな魅力です。
所要時間:約25〜30分(横浜駅前から山下ふ頭まで)

2. 山下ふ頭で下車、横浜マリンタワーへ直行
終点の「山下ふ頭」でバスを降りれば、2022年にリニューアルオープンした横浜のシンボル、横浜マリンタワーが目の前にそびえ立っています。バス停からエントランスまでは、信号を渡ってすぐの徒歩1分。エレベーターで一気に展望フロアへ上がれば、歩行距離は最小限です。
地上約100メートルから360度見渡す景色はまさに絶景。眼下に広がる横浜港のパノラマはもちろん、ベイブリッジ、赤レンガ倉庫、みなとみらいのビル群、そして天候に恵まれれば遠く房総半島や霊峰富士まで望むことができます。昼間の青い空と海も格別ですが、夕暮れ時や夜景もロマンチックです。室内施設なので、天候や季節、気温に左右されずに楽しめるのも嬉しいポイントです。
滞在目安:30〜40分 (公式サイト:横浜マリンタワー

3. 山下公園でリラックス|ベンチ&木陰で海風を満喫
マリンタワーの足元に広がるのが、港町横浜の象徴、山下公園です。バス停やマリンタワーからは信号を渡るだけ。歩きたくない方も安心してアクセスできます。
園内は海沿いに広々としていますが、無理に歩き回る必要はありません。このコースの目的は「歩かない」こと。海沿いに数多く設置されたベンチに腰掛ければ、潮風を感じながら行き交う大型客船や観光船、カモメを眺める、贅沢な時間を過ごせます。近くのカフェでドリンクをテイクアウトして、のんびりするのも良いでしょう。園路はフラットで広く舗装されており、ベビーカーや車椅子での移動も非常にスムーズです。停泊する日本郵船氷川丸の雄大な姿や、季節の花々が美しい花壇、「赤い靴はいてた女の子像」などをベンチから眺めるだけでも、心癒されるひとときとなるでしょう。
滞在目安:30分〜1時間

4. ランチはホテルニューグランドで特別なひととき
少し特別なランチタイムを過ごしたいなら、山下公園に面して建つ、横浜を代表するクラシックホテル「ホテルニューグランド」へ。本館1階のコーヒーハウス「ザ・カフェ」は、開業当時の面影を残す歴史的建造物の中にありながら、段差のないバリアフリー構造でどなたでも気軽に利用できます(本館正面入口にスロープ有り)。
ここは、スパゲッティナポリタンやシーフードドリア、プリン・ア・ラ・モード発祥の地としても知られる場所です。伝統の洋食を、格調高い空間で味わうのは格別な体験です。冷房(または暖房)の効いた静かで落ち着いた空間は、観光途中の休憩場所として最適。歩き疲れることなく、優雅なランチタイムを過ごせます。
滞在目安:60〜90分 (公式サイト:ホテルニューグランド

バリアフリー・家族連れも安心のポイント

今回ご紹介したルートは、快適性と安全性を最優先に考え抜かれています。単に移動が楽なだけではありません。

究極のユニバーサルデザインルート

  • ベイサイドブルー:前述の通り、低床ノンステップ、車椅子・ベビーカー用スペースを完備。乗降時の不安がありません。
  • 横浜マリンタワー:入口から展望フロアまでエレベーターで直結。館内には広々とした多目的トイレも完備されています。
  • 山下公園:園内の主要な通路は平坦で広く舗装されており、車輪もスムーズに通れます。つまずく心配も少なく、ベンチも多数設置されています。
  • ホテルニューグランド:本館入口にスロープが設置されており、「ザ・カフェ」まで段差なくアクセス可能です。車椅子対応のトイレももちろん完備しています。

このように、主要な立ち寄り先のほぼすべてがバリアフリーに高いレベルで対応しています。そのため、どなたでも安心して横浜観光を満喫できます。シンプルな往復ルートなので、道に迷う心配もありません。

現実逃避BSB挿画


帰りも安心!ベイサイドブルーでらくらく横浜駅へ【帰路:山下ふ頭→横浜駅】

帰り道も迷わず快適|山下ふ頭からそのまま乗車

山下公園エリアでの観光を心ゆくまで楽しんだら、帰路につきます。しかし、ここでも一切の不安はありません。なぜなら、降りた場所とほぼ同じ「山下ふ頭」バスターミナルから、再びベイサイドブルーに乗車するだけだからです。複雑な乗り換えや、帰りのルートをスマートフォンで調べる必要は一切ありません。

広々とした快適な車内で座席に身を委ねれば、横浜駅まで一直線です。遊び疲れた体を休めながら、移りゆく午後の景色、あるいは夕暮れ時にみなとみらいのビル群が点灯し始める幻想的な風景を眺めるのもまた一興です。運行本数も安定しているため、時刻表を気にしすぎることなく、15〜30分間隔で来るバスに気軽に乗車できるのも、ストレスフリーなポイントです。

横浜駅到着後も快適!ショッピング・カフェ・休憩も充実

ベイサイドブルーの終点は、出発時と同じ横浜駅東口「そごう前」です。
バスを降りれば、駅直結の「そごう横浜店」や、その先の「横浜ベイクォーター」といった大型商業施設がすぐ目の前。屋外に出る必要がないため、雨の日や暑い日・寒い日でも天候を気にすることなく、最後のお土産探しやショッピングを楽しめます。これらの施設内は当然バリアフリー設計が行き届いており、荷物が多くても、観光で少し疲れていても安心です。そごう地下の食品売場で横浜銘菓を探したり、ベイクォーターの海が見えるカフェで一息ついたり。洗練されたカフェやレストラン、休憩スペースも豊富なので、帰りの電車の時間まで、ゆったりと旅の最後のひとときを過ごすのに最適です。


横浜観光で歩きたくない方へのおすすめ観光術まとめ

このモデルコースの魅力と、ベイサイドブルーを活用するメリットを改めてまとめます。

  • 連節バス「ベイサイドブルー」なら、観光スポット間の面倒な移動が、横浜港の景色をゆったり楽しむ快適な時間へと変わります。
  • すべてのバス停から目的地までが徒歩5分圏内という、徹底した「歩かない」設計です。体力に自信がない方、足腰に不安がある方でも全く問題ありません。
  • 横浜のシンボル(マリンタワー)、海沿いの癒しの空間(山下公園)、そして伝統の味(ホテルニューグランド)をバランス良く満喫できる、満足度の高い贅沢なコースです。
  • 行きも帰りも同じバス・同じルートなので、道に迷う心配は皆無。ご家族での旅行やシニア世代のグループにも、心からおすすめできます。

「歩くのは苦手だけど、横浜の魅力はしっかりと味わいたい」「家族みんなが安心して楽しめる旅行にしたい」。そんなあなたの願いを、ベイサイドブルーを活用したこのモデルコースがすべて叶えます。移動そのものを観光の一部として楽しみながら、最高に心地よい、上質な時間を横浜で過ごしてみませんか。バリアフリーを必要とする方、小さなお子様連れのファミリー、そしてゆったりと旅をしたいシニア世代の方に、ぜひ一度体験していただきたい、新しい横浜観光のプランです。