横浜で巡視船を見たい|迫力の海上保安庁船舶ウォッチング完全ガイド
“海の安全を守る主役”を間近で見よう!横浜ならではの巡視船スポット案内
横浜ベイエリアといえば、観光名所が集まる都市型ウォーターフロント。その一方で、普段はテレビやニュースでしか見かけない「巡視船」を、実際に目の前で見学できる街でもあります。
「横浜で巡視船を見たい」と思ったら、どこに行けばいいの?どんな楽しみ方がある?そんな疑問を持つ方のために、巡視船が見られるスポット、船の種類や観察のコツ、イベント情報、アクセス方法まで網羅してご紹介します。
● 記事のポイント4つ
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横浜で実際に巡視船を見学できるおすすめスポットを詳しく紹介
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巡視船の種類や見どころ、観察マナー・楽しみ方を解説
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一般公開や体験乗船などのイベント情報も網羅
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公共交通機関で巡る便利な観光モデルコース提案
横浜で巡視船を見たい|どこで見学できる?おすすめスポット
横浜海上防災基地(本牧埠頭D突堤)—国内最大級の巡視船に会える場所
横浜で巡視船といえば、まず外せないのが「横浜海上防災基地(本牧ふ頭D突堤)」です。
ここは海上保安庁第3管区海上保安本部の拠点であり、国内最大級の巡視船「しきしま」や「いず」「あきつしま」など、複数の大型船が常時停泊しています。
岸壁のフェンス越しに間近で巨大な巡視船を見ることができ、船体の全貌や艤装、巨大なヘリ甲板など、その圧倒的なスケール感は現地でしか味わえません。
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見学のポイント
・フェンス越しから全景が見渡せる
・大型巡視船の存在感と装備の迫力が伝わる
・運が良ければ出港や入港の様子も見られる
・休日やイベント時は見学者も多く、同好の士と出会えるチャンス -
アクセス
JR根岸線「桜木町」駅から横浜市営バス「本牧ふ頭行き」に乗車、「本牧ふ頭」バス停下車すぐ
※岸壁への立ち入りはできませんが、敷地外からの見学は自由です。
大さん橋国際客船ターミナル—客船と巡視船が並ぶ横浜らしい風景
国際色豊かな「大さん橋」は豪華客船だけでなく、巡視船の姿も見られる穴場スポット。
日によっては複数の巡視船が停泊し、客船と並ぶ姿もフォトジェニック。
ベイブリッジを背景にした巡視船の出港風景など、タイミングが合えば貴重なシーンに出会えます。
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アクセス
みなとみらい線「日本大通り」駅から徒歩7分
横浜市営地下鉄「関内」駅から徒歩15分 -
おすすめの楽しみ方
・朝や夕方の時間帯は特に雰囲気が良い
・ターミナル屋上デッキからの眺めは最高
・晴天時は船体が青空に映える
・カフェや休憩スペースも充実、ゆったり観察できる
山下公園〜新港ふ頭エリア—散歩しながら楽しむウォーターフロントの巡視船
横浜港沿いの散策コースとして有名な「山下公園」や「新港ふ頭」周辺は、普段から巡視船や作業船、観光船の往来が多く、ウォーターサイドの開放感を味わいながら巡視船ウォッチングができます。
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山下公園から「氷川丸」方面へ歩くと、時折巡視船が沖合を行き来する様子も
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新港ふ頭(MARINE & WALK YOKOHAMA付近)では、対岸に停泊中の巡視船も見られる
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夕焼け時には船体がオレンジ色に染まる幻想的なシーンも
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「シーバス」利用で港内を移動しながら様々な角度から巡視船を観察できる
海上保安資料館 横浜館—巡視船の「中身」や歴史を知るミュージアム
「海上保安資料館 横浜館」は、実際に退役した巡視船の装備や救命ボート、海上保安庁の歴史パネルなどが展示されたミュージアム。
巡視船そのものを見学できるわけではありませんが、巡視船の内部構造や仕事の内容を深く知ることができる貴重なスポットです。
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アクセス
みなとみらい線「馬車道」駅から徒歩6分
桜木町駅から徒歩12分 -
おすすめポイント
・展示室の解説がわかりやすい
・子どもから大人まで楽しめる
・入館無料
・近隣にカフェやレストランも多く、デートや家族連れにもおすすめ
横浜で巡視船を見たい|見どころ・楽しみ方・観察マナー
巡視船の種類と装備をチェック!観察がもっと楽しくなる豆知識
横浜港で見かける巡視船には、大型の「しきしま」型から中型・小型の多目的船、特殊任務船(消防、救助)など多様なタイプがあります。
特徴的な白と青の塗装、マストやアンテナ、ヘリコプター甲板、ウォータージェット推進装置など、それぞれ違った個性を観察できます。
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巡視船「しきしま」:国内最大、ヘリ搭載・装備も最先端
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「いず」型・「あきつしま」型:新鋭の多機能巡視船
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小型艇:海難救助や沿岸警備で活躍
各船の名前は船体に大きく表示されているので、双眼鏡や望遠カメラがあればさらに楽しい!
巡視船が活躍するシーンを想像しよう
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日々のパトロールや救助訓練、海難救助の出動など、巡視船はさまざまなミッションを担っています。
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港湾警備や密輸取締り、環境保全活動など社会を支える舞台裏を想像しながら観察すると、見方がより深まります。
観察マナーと注意点—安全第一&地域と調和
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フェンスや立入禁止エリアには絶対に入らない
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巡視船の出入りは安全確保のため遠巻きに見学する
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迷惑駐車・路上駐車はNG
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写真撮影はOKだが、施設の指示や注意事項を順守
巡視船見学は「マナーを守ってみんなで楽しむ」が鉄則です!
イベント情報:一般公開や体験乗船のチャンスも
海上保安庁は、「海の日」や「みなと祭」などのイベント時に巡視船の一般公開・体験乗船を開催しています(事前申込制が多い)。
普段は立ち入れない船内を案内してもらえる、貴重な体験ができます。
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開催情報は第3管区海上保安本部や横浜市観光情報サイトで告知されることが多い
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イベント参加には抽選や事前申込が必要な場合あり
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公式サイトやSNS、横浜市のイベントカレンダーもチェック!
【第3管区海上保安本部公式サイト】https://www.kaiho.mlit.go.jp/03kanku/
横浜で巡視船を見たい|アクセスとモデルコース
公共交通を活用した“巡視船見学モデルコース”
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JR桜木町駅orみなとみらい線「馬車道駅」から横浜海上防災基地(本牧ふ頭D突堤)へバス移動
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本牧ふ頭で大型巡視船を見学(迫力満点の写真撮影もぜひ)
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バスで大さん橋エリアへ戻り、散策・写真撮影
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山下公園〜新港ふ頭のベイサイドをウォーキング
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シーバスで港内遊覧もおすすめ。いろんな角度から巡視船を眺められます。
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海上保安資料館 横浜館を見学して締めくくり
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途中、周辺カフェやベーカリー、横浜中華街に寄り道するのもおすすめです!
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横浜観光パスや一日乗車券を活用すると交通費もお得です!
横浜で巡視船を見たい:まとめ
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横浜は巡視船が間近で見られる日本有数の港町
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本牧ふ頭・大さん橋・山下公園・新港ふ頭がおすすめスポット
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海上保安庁のイベント時は一般公開や体験乗船も可能
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アクセス便利な公共交通で、ベイエリア観光とセットで楽しもう
巡視船ウォッチングは、いつもの横浜観光に“ワクワク”をプラスしてくれる大人も子どもも楽しめる体験です。
ぜひカメラや双眼鏡を持って、リアルな海のヒーローたちに会いに行ってみてください!